藍建て DAY3 | 加寿利屋“日誌”

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こだわり抜いた趣味の呉服

藍建て : DAY3


朝一番の表面。


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徐々に赤紫色に変化し、薄い膜が張ったような感じ。

同時に、匂いも変化している。

ツンと鼻につく、発酵の独特な香り。

昔と変わらない匂いが漂っています。


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攪拌は23時間おきに。

夜の攪拌は、今は一回のみ。


今日は攪拌のみで様子をみます。

夕方、さらに表面に変化がありました。


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私の修行時代は、夜中に石灰を入れたり、お酒を入れたりして攪拌をする、という作業をしていましたが、今は探究され、その作業がなくても、安定するようになったようです。


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石灰(石)はアルカリを上げる役目です。

藍建て中は、元石、中石、止石と3入れる。

タイミング、量は決まっていません。

常に状態をみて決めます。


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最高の藍建てであるかはまだ定かではないです。色が上がらない(出ない)とか、普通にあります、、


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通常は止石を入れて、状態がよければ翌日には染められますが、その後、1週間むやむや状態や、最後まで安定して続く藍など、全て最初の藍建てで決まります!



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そこが灰汁発酵建てのおもしろさなのです!

残りの数日でどの様に変化を遂げるか、楽しみです!