今回で4回目となりました信州工房ツアーです。
何とか天気も良く、山々は新緑と高い山にはまだ雪化粧、いつ来ても景色だけで心が癒されます。
気温は15、6度と少々肌寒い感じでしたが、とても気候がよかったです。
信州の紬は、「伊那紬」「松本紬」「飯田紬」「上田紬」など県内各地で発達した紬を合わせて「信州紬」と呼ばれています。
伊那紬の大きな特徴は糸。経糸には生糸、山繭糸、玉糸、真綿の手紡ぎ糸など、緯糸には玉糸か真綿の手紡ぎ糸を使います。
こちらの工房では、図案、糸つくり、糸染めと織りの一貫作業をすべて自社で行います。
そうすることで、糸の組み合わせと撚りのかけ方などを工夫し、求める風合いの糸を自在に作りだすことが出来ます。
染材には地元伊那谷から手に入る植物しか使いません。
リンゴ、いちい、唐松、山桜、白樺などの木の皮、やしゃぶし、団栗、クルミなどの木の実、15種類ほどの植物が使われます。
常に新しいモノを生み出し、素敵なモノ作りをされていらっしゃいました。







