生地 | 加寿利屋“日誌”

加寿利屋“日誌”

こだわり抜いた趣味の呉服

「生地は絶対に妥協してはならない」祖父の遺言でもあり、現在の二代目(父)にも常に言われる言葉である。

今でも生地へのこだわりは受け継がれています。






染めや柄がいくら良くても、生地が悪ければ良い物にはならない。

着物は着る物。常に着心地の良い物が当然である。


良い生地であれば、前回の話にあった、洗い、仕立て替え、染め替え等を繰り返して行っても、生地がやせることはなかなかない。

着れば着るほど身体になじみ、とても着心地のいい物に自然となっていく。




基本的に着物には、袷の物と単衣の物があり、袷の着物には胴裏、八掛というものが裏に付きます。

その胴裏、八掛にも、裏だからと妥協してしまうと、裾さばきが悪かったり、何となく馴染まなかったりしてしまう。

裏地も表と同様にとても重要である。

胴裏、八掛ひとつでも数種類あり、着物に合った物で仕立てを行っています。



お持ちの着物で、生地への疑問や不満な点がございましたら、是非一度ご相談ください。


関東・東海・関西エリアでしたら、定期的に訪問しておりますので、出張は可能です。お気軽にお問い合わせください。




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