宝ヶ池 東山散策 | 一乗寺ラーメンとか紀行

一乗寺ラーメンとか紀行

京都市左京区、一乗寺・高野在住の筆者が、ラーメン激戦区のこの地のラーメンを紹介したり、その他のお店や風景をまったりと紹介していきます。

 宝ヶ池の東側の山には、山の中に散策路が整備されていて、案内板なども充実しているのですが、その案内板には書かれていない道が、「京都ランニングマップ」という本に紹介されていましたので行ってみました。

 宝ヶ池公園の入り口付近、地下鉄からも叡電側からも近い「いこいの森」というゾーンかありますが、その「いこいの森」の左手の道を入っていきます。「電柱の所から左手に登る」と本には書いてありますが、電柱はたくさんある・・・・。でも明らかに山に登っていくはっきりとした道があるので、そこから登ります。しばらく登ると、より広いしっかりとした道に出会います。なんと電柱が立ち、電線が通っています。右に折れ南を向き、電線に沿って登っていきます。それほど急な登りではありません。

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 左手に木々の間から比叡山や宝ヶ池の有料駐車場が見えます。春になったら見えなくなるかもしれません。うしろを振り返ると、北向きの眺望もあります。
 しばらく登ると前方に電波の中継塔が見えてきます。電線はここに電気を送っているのでしょう。もう「東山」の山頂です。

 NHKの地デジの中継局だそうです。このあたりが山頂なのですが、木々におおわれ、展望はよくありません。明確な「山頂」も見あたりません。少し開けた場所に出ます。木々の間から南側の京都市街がのぞかれます。南側はすぐそこから急斜面になっていて、「妙法」の「法」の字の書かれた山肌になります。

 ここから西(右)に向かえば宝ヶ池に向かう道ですが、左にもはっきりとした道が続いています。どこかに降りれるのかな?行ってみます。ゆっくり降りながら北に向きを変えつつ進みます。いきなりこんな看板が・・・。

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 ガケで降りられない、という警告です。道は続いているのであきらめきれず、もう少し進んでみましたが、やはり行き止まりになりそうなので断念しました。あまり展望もよくないのに、なぜこんなはっきりとした道がついているのでしょう。

 さきほどの山頂付近にもどり、そのまま宝ヶ池方面に向かいます。車の通れそうなりっぱな林道です。たぶん中継塔まで宝ヶ池から保守管理用の車が入ってこられるのではないかと思います。左手に「法」の字の真上に出られる場所があるのですが、見つけにくいです。案内は何もありません。それらしい場所を見つけたら行ってみるしかありません。正しい場所で、ほんの10mも進めば「法」の字の頂点に出て、京都市内全景が見渡せる絶景の地に着きます。そのまま法の字を降りれば、松ヶ崎の住宅地まですぐです。

 林道をのんびり進みます。道は広くて歩きやすいし、登りももうないので、快適です。ほどなく宝ヶ池山間園路の案内板の所に出ます。ここからは4つの進路が選べますが、一番早く池に降りられる道(管理車両の通れる道)を選ぶと、すぐに宝ヶ池の「野鳥の森」まで降りられます。この日は少し寒かったけど、気持ちのいいハイキングコースでした。「京都ランニングマップ」ではこの道を走る道として紹介していましたが、それはちょっときついかも・・・。

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 もっと暖かくなったら、いろいろ散策したいものです。これだけ緑の近い恵まれた環境に住んでいるので、歩かないともったいない、と思います。
 そういえば、やっと沈丁花を見つけました。例年なら、もう散りかける時期なのに・・・。

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