電車の車内やホームへの忘れ物が多いそうです
JR西日本によると、2016年度の忘れ物取り扱い件数は120万件もあったそうです。
忘れ物の中でも一番多いのが傘だと言われます。
たしかに、とくに梅雨時には傘の忘れ物が目立ちますね。
忘れ物の傘は拾得された駅で1~2日くらい保管されたあと遺失物集約駅に送られ、そこで通常1週間程度保管されます。
その間に落とし主から何も問い合わせがなければ、傘は指定の警察署に提出されます。
持ち主が警察で遺失物を受け取る場合には、駅で発行してもらった証明書を持参し手続きしなければなりません。
しかし実際は、傘を引き取りに警察にまで出向いていく人はあまりいないようで、約6か月後に傘はまた鉄道会社に戻ってきて、持ち主が現れない鉄道駅・車内での忘れ物は鉄道会社の所有物となります。
引き取り手のない傘は買い取り業者に一括して引き取ってもらったり、チャリティーバザーに出したりすることもあるそうです
買い取り業者は、傘をリサイクルショップなどの業者にさらに卸します。
高級傘などの忘れ物もあり、中古でも売れるといいます。
レストランなどに客に無料で配るための傘が置いてある場合がありますが、このようなルートで安く仕入れる店もあるようです