ちょっと時間が経ってしまいましたが…
「死命〜刑事のタイムリミット〜」ご覧になってくださった皆様ありがとうございました。
余命宣告された刑事と指名手配犯。
2人の異なる立場から映し出された死命。
白と黒。全く違う色を感じられたのではないかなと思います。
私は、今回初めてご一緒させて頂いた吉田鋼太郎さんの背中が凄く印象に残っています。
撮影中、父を知りたくて近ず離れずな距離にずっと居ました。
父ちゃんが座っている場所を見つけたらトコトコ椅子を抱え隣に置き座る。
父ちゃんがお茶を飲みに行ったらまたトコトコ私もお茶を飲みに行く。
父ちゃんと同じ太陽浴びたらどうなのかなって思い傘を置いて隣で深呼吸してみたり。
隣にいる時の空気や後ろを歩いた時に見えた背中から知ることが多かったです。
撮影が終わった今でも父ちゃんと呼ばせて頂き、物語の続きを見ることができています。
背中は、生きてきた歴史が刻まれる場所。
どんな事も刻まれてしまう場所。
かっこいい背中を見続けて知った場所でした。
そして、素敵なスタッフさんと出会えました。
ドラマが完成した後に開かれた会で沢山のお話を聞き物作りに対しての想いを感じました。
曲1つ。尺1つ。
私達が関わることが少ない場所で積み重ねる時間があるから物語が届けられる。
全てに関わることが出来ないから聞くことしか出来ないけれど知ることに意味があるからもっともっと沢山の人の話を聞いてちゃんと胸にしまっていこうと思いました。
もっともっと。嫉妬とは違う。欲深い人間へ。
来月は、映画が2作品公開されます。
6月14日 『耳を腐らせるほどの愛』公開
コメディです。イマドキギャルです。
6月28日『今日も嫌がらせ弁当』公開。
ホームドラマです。八丈島に住むしっかり者の高校生です。
どちらも違った自分を残せたと思うので是非ご覧ください。
そして、明日は『耳を腐らせるほどの愛』完成披露上映会に登壇します。
詳しくは→こちら
きっと笑いの絶えない時間になると思うので足を運んで頂けたら嬉しいです。
それでは
かすみ