平成が幕を閉じ令和が華々しく顔を出した。



平成8年12月26日。
クリスマスの次の日という街中が幸せに満ちたピークの瞬間を跨いで生まれた私は、元号が変わるということにあまりピンときていないのが正直な気持ち。




22年間、平成の数が一つ一つ増える日々を当たり前に感じていた証拠だ。



令和という時代にもまだ見ぬ新しい出会いは沢山あるだろうが、平成という時代で出会った人達が私にとって人生の基盤になるのだろう。


求め続け拒む事は損な仕事柄だから識別した上で選択することを諦めないで。


それでも形には無い心がいつでも帰れる場所が誰にだって一つくらい必要だって平成に教えてもらった気がする。



どんな些細な事全てが今と未来に繋がる。



未来を見据えてるつもりでも過去を振り返りたまに涙し笑えることも含めて幸せなのだろう。


時代が変われど、自分の想いは変わらずに。



完成を目指しつつも、完璧には背を向けて。



新しい時代で吹く風が平成で戦った人達の背中を押すものであったらいい。



戦は終われど人の中に存在する野心が消える事は無いと信じているから。



その風を眺め、その風に触れ、その風に追い風を。




令和。




初めまして。




私は、あなたと仲良くなりたいです。







それでは




かすみ