Road to Oneness ~かすマラ美容部~

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世界NO.1テニスプレーヤー ノバク・ジョコビッチ選手があるインタビューで
「僕は、自分がどこまで行けるかを見たいんだ。それは、テニスだけではなく、人生にも言えること。
心身ともに『もう一段上のレベルにいけないか?』 『もっと多くの情報を得られないか?』と、僕は学びに対してハングリーなんだ。」と答えていました。

皆さんはマラソンを通して何を見ていますか?
マラソンを始めた理由は何ですか?
マラソンシーズンの終盤、集大成としてかすみがうらマラソン大会へのぞむ方もいらっしゃるでしょう。
          
今回のコラムでは、江戸川の河川敷近くランナーも訪れる松戸市のサロンほぐし座代表の植草厚さんに心と身体のケアについてアドバイスをいただきながら、かすみがうらマラソン大会で目標を達成するための6つのコツをご紹介します。



心と身体を結ぶサロン ほぐし座 
はじめまして、こんにちは、松戸市古ヶ崎の流山街道沿いで心と身体を結ぶサロンほぐし座を経営しております代表の植草厚といいます。2016年2月11日に妻である植草一恵と共に夫婦で開業致しました。
夫婦ともに病院、クリニックでそれぞれリハビリと看護業務で10年以上勤務経験があり、その経験を活かして、本来皆様が持っている自然治癒力を活性して明日への元気を取り戻すお手伝いをしたいと思っております。
心も身体もほぐせるほぐし座に遊びに来てくださいね!
■ほぐし座HP   hogushiza.net


ほぐし座





 目標を達成するために必要なものは


マラソンはスタートがゴール
スタートをきった瞬間がゴールなんです。だからこそ、レース前が大事になってきます。
今回のかすみがうらマラソンへ向けて、自分はどのようなモチベーションでのぞむのか?
前もって整理しておくと良いです。走っている最中は精神状態も普段とは違い、冷静な判断ができない時もあるでしょう。

ほぐし座ではいつも皆さんに「バランスの大切さ」をお伝えしています。
心と身体のバランスをもって大会へのぞんでほしいと思っています。
マラソンでいう心と身体のバランスの真の意味とは、肉体的には辛いが心は楽しいことを表します。
マラソンそのものが自分との出会いであり自分との対話。レースの途中で起きる腹痛や足のけいれんも、自分の心と身体に聞いて判断してください。そのためにも事前のメンタルトレーニング、モチベーションの整理が重要なのです。
 

goal



「色んなエネルギーをもらって走ってほしいと思います。」
  女子マラソン五輪メダリスト有森裕子さんインタビュー
「物事って何でも動かなきゃ始まらない!「Let's move!」ですよね!」
  パラリンピック金メダリスト・高橋勇市選手インタビュー
「毎年、何か目標がないといけないし、気持ちが入っていかないといけない。」
  駒澤大学陸上競技部・大八木弘明監督インタビュー



 勝利へのスイッチ


皆さんは覚えているでしょうか?
2000年シドニーオリンピックでサングラスを投げ捨てラストスパートをかけた高橋尚子選手の姿を。
見事金メダルを獲得し、「楽しい42.195キロでした」と言う名言も残しました。
皆さんも、あらかじめ「自分はここでスイッチを入れるんだ」というきっかけ、サインをつくっておくと良いでしょう。

いつもと違う動作をしたときが、スイッチを入れた瞬間だよと身体に覚えさせておくのです。
皆さんの勝利のスイッチは何ですか? 

VICTORY



高橋尚子選手は、スパートのシグナルを自ら出す。「こうした方がイキイキしていい」。 
サングラスを外すと、沿道で応援する父良明さん・兄哲朗さんに向かって投げ捨てた。

                              

 小さなリセットが限界を超える


マラソン


本当にダメなときはやめた方がいい。これが最後のレースでないのであれば辞める決断は前向きであり、次へ繋がる決断です。根性論で押し通すことも大事ですが、身体がサインをだしていることは見逃さないでください。

42.195キロの中で、とりあえず5キロ進もう、あ、出来た!次は7キロ走ろう!など
あきらめそうになったら目標を小刻みにすることが大事です。小さなリセット、小さな目標の積み重ねがゴールへの近道でありケガの予防にもつながります。
マラソンは肉体と精神の繋がりですから、小さい目標の中で自分を管理していきましょう。



「生きるということはマラソンと同じ」
メキシコ五輪銀メダリスト、ボストンマラソン優勝など、マラソン王国ニッポンを牽引してきた功労者であり、毎年かすみがうらマラソンでも伴走として参加して頂いている君原健二さん。
練習やレースの際、苦しいときには「まず次の電柱まで走ろう」と念じながら走った。
「少しでも速く」というマラソン人生を振り返って、「目標をもって努力すること、勝つための勉強…、競技者としていろんなことに取り組んだことは、よりよい人生を生きる体験学習の場であった。そんな気がします。」



 ストレッチで好タイムを狙う


ケガ予防にストレッチ・クールダウンを必ずしましょう。
特にタイムを上げたい方は、いつも以上にストレッチに時間を割くなど普段やっていないことをしっかり取り入れて大会へのぞんでください。
いつもと同じではなく、アプローチを変えてみることを一度体験してみると、自身の身体をより深く理解できるでしょう。好タイムを狙う方はしっかりストレッチしましょう。




 心と身体のためのコンディショニング栄養素      


パフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など、ランニングパフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えるためには、食生活のコンディショニングは、欠かせません。
今までしていないことを無理に行ったり、急な変化は、負担につながることもありますので、大会前のコンディショニングに向けて、特に、効果的な栄養素をご紹介したいと思います。

まず、マラソンランナーのエネルギー源として重要なのは、糖質です。
大会三日前くらいから、脂質を控えめにし、炭水化物をしっかりとることが、重要です。
炭水化物は、胃腸で、ブドウ糖に変換され、肝臓や筋肉に蓄えられます。マラソン当日に向けて、肝臓や筋肉にグリコーゲンを蓄えることが、完走に向けてエネルギーが持続する秘訣なのです。

マラソン大会でよく見かけるバナナは、大会当日以上に、コンディショニング期間におすすめの食材のひとつです。なんと言っても手軽。また、バナナには、多様な糖質が多く含まれています。吸収の早い、「ブドウ糖」「果糖」  吸収の遅い、「でんぷん」
吸収の早い糖質から、遅い糖質に切り替わっていくので、スタミナ持続には、抜群の食材と言えます。

また、モチベーションや心の安定に欠かせない、栄養素に、トリプトファンがあります。
これは、睡眠に関わるメラトニンの材料になりますから、大会前の睡眠の質を高めることにも一役かってくれます。
さらに、バナナに含まれる心を前向きにしてくれるチロシンは、快楽ホルモンの素になります。

ここでは、消化吸収のことも考慮し、大会前に、簡単にはじめられるスムージーのレシピをご紹介したいと思います。食べたものが、あなた自身を作ります。
未来の身体はもちろん、心の状態も、今日からの毎日、何を選んで食べるかで、違ってくるかもしれません。
大会前のコンディショニング期間、これまでの食生活を振り返り、今からできる自分にあった栄養補給で、最高のスタートを迎えましょう!




New Beginning for run スタートに向けたメンタルの安定にオススメ
バナナのトリプトファンやビタミンB6セロリのアピインなど、心の安定にオススメの栄養素をたっぷり含んだレシピです。

<350cc程度> バナナ1本 ・ パイン1/8 ・ セロリ茎1本分 ・水100cc 
       






達 成 明日への疲労を残さないために リコピンやクエン酸など、脂肪燃焼効果、疲労回復 などに効果的な栄養素が多く含まれるレシピです。
フルーツやミニトマトは、冷凍でもおいしいです。

<300cc程度> オレンジ1個 ・ ミニトマト10個 ・ 水50cc 
       




 レース後のケア


クールダウンは大事です。
針金の端を持って真ん中を曲げていると熱をもつのが分かりますか? 
ずっと曲げ続けているといずれは2つに切れてしまいます。
人間の身体にも同じ現象が起きているのです。同じ動作で走り続けているので関節にストレスがかかり炎症を起こしています。だからアイシングは必須。プロ野球選手も同じで、終わった後、クールダウン・ストレッチ・流し・アイシングをしていますよね。

ケアを入念に行ってください。お風呂で体を温めて疲労を取った後は、冷水でアキレス腱やひざの関節などを冷やしましょう。保冷材でも代用できます。酸素カプセルも疲労がとれるのでお薦めです。


酸素カプセル



陸上男子100m、200mの世界記録保持者であり世界大会で通算6つの金メダル獲得。世界陸上競技選手権大会において史上最多となる通算11回の優勝記録を持つスプリンターと言えば、ウサイン・ボルト選手。 究極の身体をつくりあげるのに必要な要素は何か?と問われ、正しい休憩の取り方であると答えています。『一番大事なことは、常にケガをしないようにすることです。私は小さな問題にも注意を払うようにしています。例えば、膝や腱に違和感があれば、すぐにコーチのもとに行って、対応策を考えるようにという具合に。』



以前整形外科医も薦める!セルフケアでもご紹介しました メタックスクリーム・ローション
走った後のクールダウン、お家での入浴後にもお使いいただけると、次の日の疲労の残り具合は違ってきます。

また当日のファイテンブースでは「ファイテンソラーチ」を設置します。
レース後の足の疲れを楽にする機材になりますので、そちらを体感していただくこともオススメです。(当日会場では1回200円)大会までの準備もさることながら、レース後のケアもお忘れなく。
 

市民ランナーの登竜門とも言われているかすみがうらマラソンでは、これまで多くの名選手が記録を刻み世界へ羽ばたいています。一方、都市型マラソンとは違う雰囲気や景色、エイドのおもてなしを味わいたいと参加されるランナーも多いことも特徴です。
今回のコラムでは「目標を達成する」をテーマとしていますが、マラソンへの関わり方は千差万別であり記録を達成することに限りません。

マラソンは人生の縮図と表現されますが、かすみがうらマラソンが皆さんのマラソン(人生)に“笑顔”と“幸”をもたらす大会であることを願っています。