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Road to Oneness ~かすマラ美容部~

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ロングランの後に痛みや不安が和らいで、時間の感覚がなくなり、幸福感を感じることはありませんか?
脳内麻薬などと呼ばれ、痛みを和らげ多幸感をもたらすモルヒネ様作用があるエンドルフィンが体内で分泌されることで、辛い状況であっても気分が高揚し、満たされた幸せな感覚に包まれる「ランナーズ・ハイ」という状態です。最近の研究では、この状態は大麻(カナビス)の多幸感成分と同じ働きをする脳内物質・内因性カンナビノイドに寄って引き起こされている可能性が大きい、ということが言われています。


画像出典:http://cannachronicle.com




多くの人がこの幸せな感覚を求めて走る一方で、走れない時には気分が落ち込んでしまうことがよくあるようです。そのため、ランニングから得られる精神的安定を求めて、ランニング中に少しくらいの痛みがあってもいつも通りに走り続けてしまい、その結果慢性的な故障に陥ってしまうことが少なくありません。



忍びよる慢性的な痛み


走っている時に足をひねるなどして生じる一時的なケガと異なり、慢性的な故障は徐々に進行し、しかも回復には相当な時間がかかります。最初は大した症状ではないので、なかなか治らないしつこい痛みが気にはなるものの、大抵のランナーは走りたい衝動を抑えられず、この初期症状を見過ごしがちです。

「せっかくこれまで頑張って練習してきたのだから」「この大会は絶対に完走したい」そんな気持ちで、アイシングをしたり、抗炎症剤を服用したり、サポーターやテーピングをしたりしながら走り続けます。いま必要なのは、実は休息の時間だとしても。

遂には以前のコラム赤信号になる前に手をうとう!!で紹介したような慢性的な故障が発症して、完全に走れなくなってしまうことさえあります。



痛みに悩まされた時の対処法


タイムを維持したいから。ランニングが習慣化しているから。筋力を落としたくないから。体重が増えるのがいやだから。様々な理由で少しの間も休むことができない人は、休んだことで生じるマイナスな自分の身体の変化より、痛みをこらえて走り続けることで、もっと深刻な状況が待ち受けているかもしれないことを心に留めておきましょう。

走り続けた結果、万が一痛みが激しくなってしまった人は、自分の習慣を見つめ直す機会と捉えて、いままで走ることに使っていた時間を他のことに費やしてみるのも良い手です。



≪ケガを治す≫
自己判断をせずに、まずは専門的な理学療法士の診断を仰ぎましょう。特にランニング以外のトレーニング(ダイナミックストレッチや筋トレなど)を面倒くさがりおざなりに済ます傾向がある人は、治療を途中で止めないことが大切です。患部の腫れが引くまでしっかりアイシングしたり、必要であれば抗炎症剤の使用も有効です。同じことを繰り返さないためにも、時には休息が必要だということを受け入れることを学びましょう。

≪代替療法でメンテナンス≫
カイロプラクティック、鍼灸、深層筋マッサージ、フォームローラーを使った筋膜リリースなどの代替療法も故障の回復を早める手助けとなることがあります。

≪異なるトレーニング法を試す≫
故障の回復を妨げない程度にクロストレーニングを取り入れましょう。スポーツジムでエアロバイクやクロストレーナーなどの有酸素運動マシーンを利用したり、プールの中で走ってみたり、痛みがある膝や足首など関節部への負担をできるだけ少なくするローインパクト運動で、トレーニングを継続することができます。自己流ランナー必見 トレーナーが教える!3つのメンテナンスでも走る以外のトレーニング方法をご紹介しています。かすマラ大学ゼミで練習したヨガ*も、ポーズによっては患部への負担をかけずに全身を動かすことができるので、トレーニング方法のひとつとしておすすめです。

 * ヨガとRUNの関係はこちらで。

≪故障から学ぶ≫
走る以外のエクササイズもできないほどの故障をしてしまった時は、回復した後にまた同じ過ちを繰り返さないために、自分のことについて学びましょう。間違ったフォーム、日頃の姿勢、生活習慣。トレーニング方法や強度。現実を受け入れない考え方。なぜ故障が起きてしまったのかをきちんと振り返り、また走れるようになった時には、情報や周りの人、過去の自分の習慣に惑わされずに、いまの自分を大切にして、自分に適したトレーニング方法を取り入れ、自分のペースで走り続けることができるようにしましょう。常に自分自身と対話をして、現状を冷静に判断する力を蓄えていくことが大切です。

≪栄養にもトレーニングと同じくらい注視する≫
本来ならトレーニングと同じくらい食べるものにも気を付けるべきなのに、意外と好きなものだけを食べているランナーが多いようです。摂取した栄養が故障の回復のスピードに関わることを覚えておきましょう。白砂糖や白小麦粉などが入った精製食品を控え、できるだけ新鮮な野菜や果物を積極的に摂りましょう。特に抗炎症や治癒作用がある濃い緑色の葉野菜、ベリー系の果実、良質のタン パク質と必須脂肪をたっぷり含む魚介類や豆類やナッツなど、天然の食材をしっかり食べることが大切です。毎日毎回は難しいでしょうから、パートタイム・ヴィーガンのすすめでお話ししたように、1日のうち1回だけでも、自分のからだのことを考えた食事をしてみましょう。



ランナーズ・ハイ(high)が ランナーズ・ロー(low)”にならないために

   
一番大切なのは、痛みが治まるまでは走ることを控えること。走ることが大好きなみなさんにとって考えられないことかもしれませんが、故障して長期間走ることを止めなければならないことを思えば、少しの間休むことは決して難しいことではないでしょう。

そして自分自身を誇りに思いましょう。いままで自分がどれほど頑張ってきたか。様々な障害、アップダウンを乗り越え、ランニング前よりもいまの方が身体的のみならず精神的にも強くなっているはずです。沢山の応援の声を聞きながら両手を上げてゴールラインを踏みしめ、ランナーズハイを感じている時の最高の笑顔を思い出してみてください。自然と顔が緩んで笑顔になりませんか?


画像出典:http://www.workoutgearlab.net




かすみがうらマラソン大会まで、あと23日。ケガや故障なくゴールラインを切ることができるよう、常に自分と対話をし“自分だけのラン”を大切にしてくださいね。

大会前最後となる「かすマラ大学ゼミ」は、自分のペース感覚を磨くことを練習する大会直前スペシャルです。自分のいまの身体の状態を確認しながら、自分だけのペース目標を決めていきましょう。

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ゴールでみなさんの飛び切りの笑顔を見られることを楽しみにしています!

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