今日、こんな記事を読んで、昔の事を思い出しました。
私がまだ中学生ぐらいの頃、テレビでこんな事実を知りました。
日本では、トイレのマークは、
女性用は赤い色でスカートのマーク
男性用は青い色でスカートをはいていないマーク
ですよね。
でも海外(北米)では、女性も男性も色は同じで、マークは日本と同じだと知りました。
そして、そのテレビでは、ちょっとした実験をしたのです。
それは、マークと色を逆にして、外国人にトイレに行かせたら、どちらに入るか?という実験でした。
スカートをはいた形に青いマークと、履いてない形に赤いマーク。
100%北米人は色ではなく、形で識別してトイレに入ったという結果でした。
これに、普段からほぼ色だけで判断している私たち日本人はとても驚きました。
ですが、海外に住んでしまえばそんなことも忘れてしまうぐらい、当たり前になっていて、私も今では形だけで識別しているので、この実験をされたら、迷わず青い方に入ります。
カナダのトイレの形はどれだけに留まらず、ユニセックストイレというものまで出来ています。
サインはこんな感じで、男女の絵が入っています。
このトイレ、普通にガソリンスタンドなどで見れば、
「あぁ、男女兼用なのね」
って思うぐらいですが、「性が定まらない人用」という意味で、もう1年ぐらい前になりますが、ノースバンクーバーの学校に、ユニセックスのトイレを設置したニュースを読みました。
新しいことを始めるときは常に、良い事と悪い事が背中合わせなわけで、良い事は、
「性が明確でない子供に対しての尊重」
という意味なのですが、悪い事として
「このトイレを使った子供が、からかいの対象になるのではないか?」
という事が懸念されました。
また、
「性欲旺盛な十代の子供たちが、セックスをする場所に利用するのではないか?」
という点も挙げられました。
私は昭和の人間ですし、学生時代はとても性的に未熟でしたので、そんなことは考えも及びませんでしたが、北米のティーン、はたまた最近のティーンはそんな感じなのですね。
私の元同僚(男性)も、15歳の娘の為に、コンドームを買いに行くと言っていて、ものすごくビックリした事があります。
えっ?15歳なのに?
親が未成年のセックスを許しているのか?という意味もありますが、父親が娘に対してそういう対応をするという事にもビックリしました。
「だって、こんな年で妊娠されたら困るだろ?」
って言ってました。
もうこれ、カナダの政策そのものだと思いましたね。
あの、ドラッグをやる人に安心して注射を打てる場所や、新品で清潔な注射針を提供するところとか。
理由は、注射針の使いまわしで起こる感染病を防ぐためです。
カナダには、こういうたぐいの政策がものすごく多いです。
目の前の問題にだけ蓋をしようとして、全体図が見れない感じ。
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