この夏のビックイベントで、半年前から計画していたのが、カムループスへ小旅行へ行く事でした。
カムループスはケロウナから200キロほど離れたところにある町で、バンクーバーからバンフやジャスパーへ行く時は、丁度お昼休憩辺りに立ち寄る比較的大きな町です。
と言っても、間に何ーにもないので立ち寄るのがここしかないのですが・・・



今日は、そのカムループスの町にある、Wild life parkのご紹介です。

この「Wild life park」は、BC州に生息する動物の動物園です。

インターネットでのリサーチでは「かなりしょぼい 」との事でしたが、私はとても気になっていて、大ちゃんが予定に入れてくれました。

結果、「とーっても良かったですっ!!

考え方によりますね、キリンやパンダ、ライオンなんていうファンシーな動物はいないのですが、身近に見たり、ニュースで見たりする動物達が保護されている動物園なので、とても親近感が湧きました。
また、見た事がなかった動物も沢山見れて、私は大満足でした

この動物園の良さは、地元で傷ついて自然界に復帰できない動物達をこの園で引き取り、「アンバサダー」として彼らの特性を人間が勉強する為に利用している所です。

カナダの田舎に来てすごく感じるのが、我々人間は、動物達が住んでいる環境を壊して、その上で暮らしているんだという事です。
ですので、少しでも彼らの生息に興味を持ち、理解を深める事は大切だと感じます。


さて、この動物園で出会ったのは
おなじみの
「エルク」

鹿よりももっと大きいです。
この子達はロッキーでメスもオスも両方、良く見かけます。
ケロウナでも少し山に入れば普通にいるそうです。
お肉が美味しいので、鹿と同様に狩猟の対象になる動物です。



私の大好きな 
「マウンテン・ゴート」

・・・でもお食事中だったので、あの岩の絶壁に立っているカッコイイ姿はお目にかかれませんでした。 

もう、ひったすらご飯食べてて、長い間見ていましたが、顔すら拝むことが出来ませんでした。

 



「ビックホーン・シープ」


ロッキーに行くとあちこちで結構見られ、エサを請いに来るので、私の中では意外と人懐っこい動物です。
この動物園でも人馴れしている感は健在でした。

 
 
アンモナイトみたいな角が凄いですね。
このオスはまだそんなに成人していないようで、巻きが甘いです。

 




「バイソン」

お肉が美味しいので、アメリカで大量に狩猟され、一時期は絶滅の危機に陥ったバイソン。
今でも特別なお店に行けば、バイソンのお肉は頂けますが、とても高いです。
私は食べたことがありませんが、とても美味しいそうです。

 
 毛が生えたワイルドな牛?っていう感じですが、尖った背中が特徴的ですね。




「ムース」へらじか
ムースは熊と同様にカナダの動物の代名詞とも言え、お土産のマスコットなどによく使用されます。
オスは平ペったく、巨大な角を持っていて、中々お目にかかることが出来ません。
 
何と言いましょうか・・・ 馬より長い足を持ち、牛より大きな体や顔を持ち、それらがくっ付いているような体系です。

 オスのムース

 
  (オスはいなかったので、グーグルより拝借)

 
ここにいたのはメスですが、それでも大きくてビックリします。
飼育員のおじさんが葉っぱの付いた木を持ってくると、一目散に寄って来て、食べていました。 
ちょっと変わった顔してますよね。ムーミンっぽい。

 


ロッキーの方では普通に見られる動物をご紹介しました。
この子達以外にも鹿とかアライグマとか、BC州の何処でも見られる動物達もいましたが、これ以外にも、見たことが無い動物も沢山見ましたので、明日から続けてご紹介しますね。