加賀市の九谷焼販売店でのベテラン販売員による九谷焼についての説明の続きです。人間国宝二人を含む4人の作家の作風などについての説明がありました。四代目までの徳田八十吉(三代目が人間国宝)、吉田美統氏(人間国宝)の匠の技法の作品はどれも素晴らしく圧倒されました。
説明会の後、店内の九谷焼の商品が陳列されている部屋に案内されました。それについては次回、紹介します。
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加賀市九谷焼販売店の
ベテラン販売員のスライドによる説明
4人の九谷焼作家の紹介
三代 徳田八十吉氏(人間国宝)
石川県出身、2009年8月死去
従来の九谷焼のように、絵柄ではなく入りの配色のみで作品を仕上げています。
色は約70色を使い分け、色の濃淡のみで作品を仕上げる技法(彩釉)を
生み出しています
三代 徳田八十吉氏(人間国宝)の作品例
初代 徳田八十吉氏
石川県出身、1956年2月死去
日本画を志し絵画を学び、その後、唐画を学び輸出物の絵付けを手伝う。
次第に古九谷吉田屋の青手に惹かれ、独立して九谷五彩を研究。多くの釉薬を開発。
二代目、三代目を育成
四代 徳田八十吉氏
人間国宝の父・三代 徳田八十吉の指導のもと輝彩技術を学び、
絵付けの手技・手法を受け継いでいます。石川県出身
四代 徳田八十吉氏の作品例
青と白を基調とした着物の柄を陶器に再現しています
人間国宝 吉田美統氏
石川県小松市出身
金箔の薄箔・厚箔を使い遠近感を出す手法が特徴。釉裏金彩という技術
<参考資料>
金箔の抜き仕事-1
打ち延ばされた金箔を、広物帳と呼ぶ三椏紙で作られた冊子に移し替える作業
静電気が発生しないよう竹箸を使っています
金箔の抜き仕事-2
金箔を平にしています
金箔の抜き仕事-3
金箔を四角にカットする作業
金箔の抜き仕事-4
金箔を四角にカット後、広物帳と呼ぶ三椏紙で作られた冊子に移し替えます
2024年2月5日撮影
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