棟方志功記念館の内部に入り展示品を鑑賞しました。内部は「多くの作品を並べるよりも30作品程度の作品をじっくり鑑賞できるような広さがよい」という棟方志功の強い意向でそれほど広くはありません。今回は「手に負う者達々の柵」と「花矢の柵」(大型板壁画)の2点の紹介です。「花矢の柵」はド迫力の作品です。
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館内の棟方志功像
1979年(昭和54年) 高田博厚作(志功が鎌倉に住んでいたころの友人)
鎌倉山のアトリエ「雑草山房」とこの記念館のために2体制作
棟方志功記念館の展示室風景-1
棟方志功記念館の展示室風景-2
左側に展示されているのが「花矢の柵」(大型板壁画)です。
棟方志功作 「手に負う者達々の柵」
1959年にイタリア旅行した際、ウフィツィ美術館のボティチェリの
<ヴィーナスの誕生>に感動し制作したもの。第8回現代日本美術展に出品
貝の上で踊っている女性がいます。
「手に負う者達々の柵」の左下の自筆のサインとタイトル
棟方志功作 「花矢の柵」(大型板壁画)
やや右側から
板画 1961年(昭和36年)、76x58cmの板を36枚使用
花矢を空の四方に向かって射るというアイヌの祭りをテーマに、矢を構え、
鼓や笛を奏でる4人の人物と4頭の馬、そして太陽を表す八咫烏、
月を表すウサギを描いています。
棟方志功作 「花矢の柵」(大型板壁画)
やや左側から。
青森県立美術館蔵のものは裏彩色が施されているようです。
「花矢の柵」部分
馬に乗り弓矢を射ようとしている女性(上)と兎(下)が彫られています。
「花矢の柵」部分
馬に乗り矢を射ようとする女性たちと兎(左下)
「花矢の柵」部分
馬に乗り矢を射ようとする女性たち
「花矢の柵」部分
八咫烏(上)、馬の上で鼓を打つ女性(上)が彫られています。
棟方志功のゆかりの地(展示物より)
お墓が三内霊園にあるようです。
撮影:2023年5月21日
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