古代アンデス文明展、終盤が見えてきました。今回は14世紀末にシカンを征服しペルー北部海岸の有力勢力になったチムー王国の展示物です。その後、チムー王国は1470年頃にクスコの小勢力だったインカに征服されることになります。チムー王国の現存する最大の遺跡はチャン・チャンです。プレ・インカ最大の王国で精巧複雑な金工でも知られていました。

 

 

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チムー王国の歴史的位置づけ

紀元後1100年頃~1470年頃

1470年頃にクスコの小勢力だったインカがチムーを破り、

アンデスの最後の帝国となったが、63年後の1533年に

スペイン人に征服された。

 

 最後の帝国:チムー王国とインカ帝国

 

チムー文化の展示-1

木製柱状人物像。

チャン・チャン遺跡の王宮複合建造物入口付近の

壁に埋め込まれていた木像

 

チムー文化の展示-2

人間をかたどった祭祀用の盃(容器)

木彫りの人物像には貝殻と鉱物の象嵌の装飾が施されています。

 

チムー文化の展示-3

木製のミニチュア建築物模型

囲いの外壁には魚や動物が彫られており、囲いの中には人物像が見えます。

囲い

 

チムー文化の展示-4

木製の葬送行列のミニチュア模型

12体の像がすべて異なる服装なのは役割・地位が違うようです。

卵形のものは死者を美しい織物でくるんだ「葬送包み」

 

チムー文化の展示-5

儀礼用ガラガラ付き銀合金製品

振ると音がし、祭祀で使われたと思われる道具。

猿と思われる動物が透かし彫りで彫られています。

 

チムー文化の展示-6

淡水エビをかたどった金銀製鐙型注口容器

板金技術で作った淡水エビ

 

 次回へ続きます。

 

撮影:2018年1月31日

 

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