霧深い霧降高原を下り、日光市内の世界遺産地区に戻ってきました。こちらは霧もなく薄曇りの天気でした。コロナ禍で観光客はまばらでした。10ヶ月ほど前に平成の大修理がほぼ終わった世界遺産・日光山輪王寺三仏堂を訪問した時の記事をアップしていましたが、内部の見学はしていませんでした。今回、完全に大修理(2007年4月1日から2020年3月31日までの13年間)が終わった三仏堂の内部を見学してきました。以前、大修理中にすっぽり外部を覆われた三仏堂の工事現場の高所回廊から屋根の張替えの様子を見学したことがあり、貴重な体験をしています。今回は完成した内部に入り、金色の三仏「薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来」をしっかりと拝んできました。
昨年訪問時の記事
新緑の世界遺産日光 その2 平成の大修理が終わった輪王寺三仏堂 (2019.5.12)
https://ameblo.jp/kassy1946/entry-12554231741.html
完全に平成の大修理が終わった
世界遺産・国重文の日光山輪王寺三仏堂
東日本で最も大きな木造の建物で、平安時代の創建。
全国でも数少ない天台密教形式のお堂。
現在の建物は、正保2(1645)年、徳川三代将軍家光公による再建 。
間口33m、奥行き21m、高さ25mの大きさ
世界遺産・日光山輪王寺三仏堂
世界遺産・日光山輪王寺三仏堂の
東照三社権現本地仏の「薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来」
内部は撮影禁止なので説明板の写真をズームアップしたものです。
そばで見ると見上げるような高さで圧倒されます。(2019.5.12撮影)
三仏堂の入母屋屋根の飾り(西側)
(参考) 8年前の修理中の三仏堂の屋根
2012年(平成24年)6月11日撮影
この時は修理中の様子を高所回廊から見学ができました。
三仏堂隣の輪王寺護摩堂
輪王寺護摩堂境内の相輪塔(国・重要文化財)
創建1643年(寛永20年)、高さ13.3m(礎石からの全長17.5m)、青銅製
隣の世界遺産・日光東照宮も人出はまばらでした。
世界遺産・日光東照宮参道脇の流水
東照宮の背後の男体山からの伏流水が集まって参道の両脇を流れ落ちていきます。
水に勢いがあります。石垣には苔がむし、シダやユキノシタが自生しています。
世界遺産・日光東照宮参道脇の流水
輪王寺三仏堂脇を流れ最終的には神橋の付近の大谷川に流れ込みます。
この付近の標高は東京スカイツリーの高さと同じ634mあります。
水際のユキノシタ
水際のシダ
撮影:2020年7月7日
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