10月6日(土)「松本和将氏によるドイツ2大B講座」がありました。

3部に分かれてまして、
第1部:ブラームス 6つの小品 Op .118
第2部:ベートーヴェン ソナタ第17番「テンペスト」
第3部:ベートーヴェン ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
それぞれ50分の予定で、でも実際はそれぞれが延びまして、11時開始で昼休憩はさみ、15時過ぎに終了いたしました。
「メモでも書き込める簡単な資料でも用意しようか」と思いつき、ブラームスは3枚、ベートーヴェンは4枚、年譜中心のものを作ってみましたが、
その作業中、ハイリゲンシュタットの遺書って「1802年10月6日」に書かれたことを知りました。
なんと、ちょうど210年前(驚)。・・・・偶然とはいえ、なにか因縁めいたものを感じますねえ。
さて、松本氏はお風邪を召されたようでしたが、熱い演奏&解説に聴講生のみなさんも釘づけでした。
第1部17名、第2部28名、第3部27名で、もともと広い空間ではないので、とくに2部3部については窮屈な思いをされたかもしれません。通しで聴かれたかたも多かったので、すわっているだけでも大変でいらしたかも。
講座なので、もちろん解説にウエイトがあったわけですが、(当然ながら)音のほうがはるかに雄弁。
「愛」「光」「喜び」等の単語の登場回数が多いように思いましたが、音はもっともっと濃やかなニュアンスを表現していて、
「『愛』という字でも、『いとし(愛し)』と『かなし(愛し)』とあるよなあ。厳密な意味の違いはわからないけど、別の言葉なのだから、使い途はもともと違っていたのかも・・・。同じ『愛』でも、松本氏の音には広がり・深さ・繊細さのこまかい違いがあるのだけど、これは言葉で表現するのはなかなかに難しい・・・・・」と、
聴きながらぼんやり考えておりました。
講座は15時すぎに終わり、いったん私うちに帰り、10分だけ練習し(汗)、チェロの発表会の伴奏へ。

18時半開始で、17時からリハーサルをやってました。プログラムは(毎年そうですけど)、有名コンチェルトとソナタばかり。
出演者は学生さんから、プロでばりばり演奏活動をされている方までいらっしゃいますけど、
ピアニストはぱっとみただけでも、ソロや伴奏で活動されている、お名前をよく拝見する方がたばかり(汗)。
毎年「・・・・こ、このなかに混ざって弾くのか~」と思いますけど、今年はさらにひどいというかすごい。
さすがにビビりましたよ~。ここのところの練習不足も併せて、どっと緊張が。
私自身(ピアノパート)はうまくいったとは言えないデキでしたが、主役は気分よく弾けたようなので、とりあえずいいです(笑)。
あと、エルガーのコンチェルト、サン=サーンスのコンチェルト、フランクのソナタの譜めくりを頼まれました。ひとりで数人分伴奏される方もおられますので、譜めくりくらいは喜んでやらせていただきます。
・・・・ちょっと疑問なんですが・・・
リハのときも本番のときも、私だけ譜面台が遠いのは(つまり譜面台をピアノの奥方向に押す)というのは、
これは老眼のせいですか?
たしかに今日の全出演者のなかで私は最高齢者でしたけど・・・・・(汗)。
