さて、31番初回のレッスン前日となりました。

午前中は4週間ぶりのドラムレッスン、午後は遠藤真理さんと松本和将さんのコンサート。

その前後でダラダラ雑用をやっていたところ、結局ピアノを弾くタイミングを逃してしまい、

テンポや弾き方の確認のために、これまで避けていた動画(音源)鑑賞。

9人ばかり聴いてみましたが、演奏時間も16分台から23分くらいまであるし、弾き方やテンポの変化もほんとにそれぞれ……ええっ、こんなに違うもんですか?

 

翌日、台風接近の雨の中レッスンに伺いました。

3月からはコンペ曲を見ていただいていたので(レッスンは基本月1回)、

他の曲は半年ぶりということですねえ。

曲そのものというよりは、身体の使い方とかペダルとかタッチとか、基本的なことをやっている時間がほとんどなので、あまり1曲を長々とやっていたという気がしない……

 

前々日、自分で動画を撮って、「なんで音の輪郭がイマイチはっきりしないだ?」とか「ペダルが薄汚いなあ」「シャープな休符の呼吸が合わない」等々と感じていたのですが、やっぱりそうでした(笑)。

あ、見ていただいたのは、第3楽章です。

8月25日過ぎスタートで、いちおう1楽章から順番に読みましたが、長いフーガがあって暗譜が大変なのと、同音連打の弾き方もよく分からなかったので、3楽章からみていただくことにしました。(ベートーヴェンは暗譜してから先が果てしない💦)

ちなみに、今月22日から始まる先生(松本和将氏)の秋のコンサートツアーも、ベートーヴェンで、29〜32番なんですよ。私はもう何年も前から、2026年以降は後期3曲ということは決まってましたから、決して便乗ではありません。便乗しても何もメリットはないし(笑)。

 

だいぶ弾いていくのが楽しみになってきました。

 

 

 

 

 

 

もともと私は「あれが弾きたい、これが弾きたい」というタイプではなく、

一時期指の調子が悪かったこともあって(病名がつくような類のものではないですが)、「どうやったら指が思うように動くようになるか」「どうやったら楽に弾けるようになるか」ということで頭がいっぱい。2008年くらいからずっと師事してる先生(松本和将氏)とはそういう意味でも相性が良く、とくに切羽詰まった課題(本番の近い曲)がない場合は、レッスン時間いっぱい「ああでもない、こうでもない」と身体の使い方を一緒に考えていただくこともあります。

ほかには、オンラインヨガの先生に個人的に相談したり、講座をやっていただいたり、

ドラムや仕舞(お能)から、体幹や四肢の動きを学ぶことも少なからずあります。

 

それはともかく……31番です。

やるとは決めましたけど、さてどうしましょうかね。

動画音源の類は山のように出てくる。これがまず、私の弾くレア曲(コンペ曲)と大違い。

基本的に、「過去に巨匠をはじめとする素敵な音源のあるものは、聴く側にまわりたい」タイプなので(別にレアコンペ曲に素敵な音源がないというわけでないです💦)、なるべく音源は聴きたくない。素敵な音源を聴いてしまうと戦意(?)喪失するし、どうせ弾くなら誰にも似たくない。→ただの趣味のアマチュアのくせにかなりわがまま(笑)。

といって知らない曲ではないし、師匠の演奏はもう何回も何回も聴いてる。とりあえず楽譜眺めるしかないですね。

……というわけで、ピアノは基礎練だけやって、31番は弾かずに楽譜を眺めること数日。

これがですね、読み始めると、先に読み進めるのがもったいない感覚に襲われまして、「実際音に出して弾かなくてもいいから、楽譜を読む時間が嬉しい」と思うようになりました。(続く)

 

 

毎年のことなのですが、何ヶ月かコンペ曲に集中していた後のこの時期の切り替えが難しい。

……といっても、2008年からは11月(または12月)の「ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会」に出ているので、べートーヴェンを弾くに決まっており、たいがいは2曲暗譜で弾いてきたのですが(今は暗譜マストの会なので)、今年から3年間は後期3曲なので1年に1曲。

B→C(B to Cというコンサートシリーズありますよね。バッハからコンテンポラリーへ)ならぬ、C→B(コンテンポラリーからベートーヴェンへ)がどうも毎年うまくいかない感があります。

 

昨年は本選優秀賞でコンペが終了したので、お盆前からはベートーヴェンに取りかかれたのですが、あまり好きでないソナタ(何番とは言いませんが…ちなみに今まではランダムに弾いてきています)だったこともあり、やっつけ譜読みでレッスンに持ち込み、「そんなベートーヴェン聴きたくない」と言われました(自分も聴きたくない💦)。

自分でも聴きたくないから録音も録画もせずに持ち込んでるわけで、「それでは鏡も見ずに人に会いに行くようなものだろう」と思いまして、最近はレッスンの前には必ず動画を撮って自分でツッコミ入れてからいくようにしています。すぐ直せるところは直すのですが、たいがいは自分で突っ込んだところを指摘されます。

 

29番ハンマークラヴィーアは、2017年から2018年にかけて弾きました。2016年から準備して2017年の夏のコンペで第1楽章だけ弾き、2017年のベートーヴェンの会で楽譜見て(セルフめくり)全楽章弾きました。そして2018年5月のリサイタルもどきで暗譜で弾きました。足掛け1年半はゆうにかかったわけで、珍しいことにこのブログにレッスン記録も残してます。

ハンマークラヴィーアを弾くこと自体がとんでもなさ過ぎて、「まあ全曲弾こうと思ったらとりあえず弾いてみないとね」とか、「アマチュアなのにようやるよね」という反応がある意味ありがたく、蛮勇と若さ(といっても52-53歳でございます💦)でやっちまった感あり。

それに比べると、30-32番は「音は並ぶし表面的には弾けるだろうけど、手を出してはいけない曲」的なバリアがあり、実際私自身もそう思っていましたし、世間のピアノ弾きの思いも似たようなものではないかと思います。

なので、ほんとに嫌だったんですよ。残り3曲になるのが💦

「32曲全部弾く」と決めたものの、弾かない選択もないわけではない。嫌々弾く曲を他人に聴かせるのはこれまた失礼の上塗りだし、学生ではないのだから「勉強のために」という動機もない。

8月16日にコンペが終わってからもぐるぐる考え続けて(幸い?他のイベントが目白押しで、実は取り掛かれるような状況にはありませんでした)、とうとう8月25日も過ぎてしまいました。もうタイムリミット。

「29曲弾いて、最後3曲残す方が失礼千万」と割り切り、譜読みを始めました(続く)。

 

 

音楽イベント続きのこの夏、最後のものが終了しました。

「松本和将のレクチャー&ミニコンサート」@ スタジオパパゲーノ(東京:中井)

広島と違って、イベントベテランの友人はいないし,懇親会は自前だし、お天気は気になるし……でドキドキでした。

 

懇親会のお菓子はスタッフの1人に調達してもらいましたが、飲み物は友人に教えてもらったところに配達を依頼。なんせここ4階まで階段しかない💦

 

前半は広島と同じく、ベートーヴェン29-32番のレクチャー。広島より前振りちょっと少なめ。

後半はミニコンサート。これがなんと広島と1曲もかぶらず。

 

ブラームス:117-2

ショパン:バラード4番

ラフマニノフ:鐘

ベートーヴェン:24番テレーゼ1楽章

ショパン:ノクターン18番

ブラームス:118-2

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

 

バラード4番の後の拍手が鳴り止まず、

これで終わりにする?と思いました(笑)。

 

 

その後1時間、懇親会。

ジュース、お茶、コーヒー紅茶、赤白ワイン。

立食形式だったこともあり、あちこちで話が盛り上がり、初対面同士で新たな企画の相談もあったようです。

 

雨も降らず、イベンターとしては、多いに助かりました。

パパゲーノさんの今日までのフォロー、お手伝いをお願いしたおふたり、

そしてなんといっても、分かりやすい解説と、リクエスト形式のミニコンサートで盛り上げてくださった松本先生、

満席のお客様、ありがとうございました。

 

 

 

 

「ピアノ・弦・歌にニ胡まで!総勢30組が作り上げる初めてのフェスティバル」ということで、私も木下牧子作曲連弾曲集「やわらかな雨」より〈やわらかな雨〉〈西風のゆくえ〉で参加させていただきました。

 

第一部 日本音楽の黎明と近代の潮流

第二部 伝統の継承と響きの変革

第三部 美しき日本の抒情

第四部 創作の舞台裏〜音が生まれるところ〜

第五部 現代が紡ぐ新風と、未来への協奏

 

上記のような素晴らしいタイトルのついた五部構成の大コンサート。

12時半開演で終演が20時半過ぎという長丁場でしたが、意外と長く感じませんでした。

初めての曲だらけでありながら,飽きることなく、退屈することなく8時間聴けたのは,巧みなインタビューがあったり、ほどよく休憩があったからだと思います。

 

以前ワンハンド(左手あるいは右手のみのピアノ曲)のコンサートで、演奏者と作曲家が一堂に会し、演奏者もプロアマ問わずという経験をしたことがあります。終了後作曲家さんたちとの交流もあり、「両手の曲でもこんな会があればいいのに…」と思っていたのですが、それがまさに叶った夢のような企画でした。

このような大規模な会をほぼ3人で企画、滞りなく運営されたこと、驚愕と感謝の念でいっぱいです。

 

打ち上げも、作曲家さんたち数人と貴重な話ができて、大変有意義な一日でした。

末永くこの会が続くことを祈っております。

 

 

〈トップバッターで、滝廉太郎作曲「憾み」を演奏される、杉浦菜々子先生〉

9月2日は、午後連弾最終練習をしたあと、ムジカーザへ。

夏のコンペを共に乗り切った、白取さんのコンサートに伺いました。

『色彩』とタイトルにあるように、歌詞中にもハーモニーにも色彩が散りばめられており、昨年も伺わせていただいた、中嶋俊晴✖️白取晃司デュオを堪能。

M.ラヴェルの作詞作曲による『3つのシャンソン』という曲が、3曲それぞれ変化があり、ピアノもとても美しくて、もう一度聴きたいと思いました。

 

昨年も感じたのですが、「伴奏」ではなく、実に「デュオ」で、

子音なり母音なりで生じた空気の波(震え)を、そのまま掬い上げるようにピアノが受け止めたり、あるいは対峙したり…。お2人の繊細な耳と技術はため息ものでした。

 

声を使う方々には当然のことなのかもしれませんが、私もお謡を始めてから、

例えば「く」なら「く」でも、く〜と息と共に吐き出すようなもの、くっと破裂させるようなもの、くuと飲み込みようなもの、腹圧かけてkうとなるもの、その他何種類もの発音や発声があってそれを自覚しつつ声を出すことに、この歳になって驚いています。そして実はピアノの一音一音も同様であることをあらためて認識。

 

今日もそういったことをぼんやり考えながら、ムジカーザの心地よい響きを楽しみました。

 

 

30日(日)グランミューズサロンで打ち上げまでやった翌31日は、

北とぴあつつじホールでの、松本和将門下発表会。

「私、初めてなんです!よろしくお願いします」と何人かの人に言われましたが、

18年だか19年だか師事している私ですら、門下の発表会なぞは初めてでございます。

 

28プログラム➕先生の演奏でした。

ピアノソロばかり(1組連弾ありました)だから、裏は1人でいいだろう(一人親方ならぬ一人裏方やね……と悪友に言われた🤣)と思ってたんですが、

何人かは譜面台の使用があったり、ベンチ椅子の出入りもあったりで、多少は肉体労働もさせていただきました。

当初は裏方だけの予定で、演奏はしないつもりだったのですが、

ピティナの全国に残っちゃったので、その後まあ2週間くらいは覚えてるかも…と演奏もやることはやりました。からの「これで第二部を終了いたします」のセルフ影アナ(笑)。

 

ピアノを余生の共とするようなおじさんおばさんもいれば、

特級セミファイナリストや東京音コン入賞者などなど、ピカピカの若手もいたんですけど、

打ち上げに至ってはもう無礼講というか(爆)、親子ほど年の離れた若手とおじさんおばさんが意気投合しておりました。

私もこれまでいろんな方々と弾いたり飲んだりしてますけど、

こんな光景は初めて見ました(笑)。

 

皆さんお疲れ様でございました。

 

2024年秋から主催させていただいているピティナグランミューズサロン、今回で7回目です。

今回は昨年多くのご参加をいただいた、代々木公園のパシュタート。

ピアノはシュタイングレーバーです。

ひさびさに弾いてみましたら、こんなに深々とした良い音であったか…と感動しました。

 

おかげさまでリピーターさんが増えまして、17プログラム中、初参加の方が3名。

福岡や福島からもおいでいただき、和やかな午後のひとときでした。

ピアニストでも指導者でもない私のサロンに集ってくださって、ありがたい限りです。

 

 

恒例のお土産(ごほうび?)、今回はサブレミッシェルの紙箱入りのクッキーと、サイレントキャンディ。

サイレントキャンディは、コンサートや観劇の際に、そっと喉を潤せる水飴状のすぐれものです。広島のギタリストさんが開発されたのですが、今は歌舞伎座の地下などでも販売されています。

 

 

 

松本和将リサイタル昼の部@タカギクラヴィア に伺いました。

 

個人的に弱音での表現が印象に残りました。

バラード1番、スケルツォ2番、ノクターン13番、ちょっと抑えた箇所の表情が新鮮。

昨年のシューベルトとも繋がるような、一人語りのようでいながら聴き手の耳を引き込む表現。スケツォ2番の長調のところのハーモニーは、ガラスの水差しに差し込んだ陽の光が揺れてるようでした。

ハ短調ノクターンの冒頭は人それぞれに違いますが、今日のは「私にはその発想はなかった!」という演奏、語りというか歩みというか…..。

3番ソナタは3楽章が今日は短く感じました。たいがい「4楽章、早よこい」とか思ってしまうんですが(笑)、いやあ今日はあっという間。

あとどの曲も右手のスケールやレジェロの箇所が、実に美しかった!

 

夜の部はまた違うんでしょうねえ。

  松本和将レクチャー会(ミニコンサート付)

      9月12日(土)13:30〜15:30

  スタジオパパゲーノ(新宿区中井2-1-28大本ビル4階)

  ※エレベーターがございませんので、ご注意ください

 

 

8月23日(日)カワイ広島で先行開催し、満席大好評いただきましたリサイタル事前レクチャー会。前半はクラシックやベートーヴェンにあまり馴染みのない方にも分かりやすい解説、後半は皆様からのリクエストで素敵なコンサートが構成されました。

懇親会では配信でお馴染み松本和将さんと、実際に交流していただくことができます。

 

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       「人生の午後を、ベートーヴェンと共に」

〜46歳からの孤独と希望。松本和将氏に聞く後期ピアノ・ソナタの魅力〜

 

前半は、アマチュア目線のインタビューにより楽曲(ピアノソナタ29〜32番)を紐解いていきます。(聞き手:浅田陽子)

後半は、リクエスト曲(リクエスト曲一覧から会場のみなさまにお選びいただきます)中心のミニコンサートです。

終了後は、会場内での交流会も予定されております。

 

会費:  2000円

 

お申し込みはGoogleフォームより   

https://forms.gle/WVKViE9p5pTdntoWA