夕方くらいに(日付変わったので昨日になります)、真空パックされた白玉ぜんざいを食べたら、

白玉を食べたとき、舌にぴりぴりっ、てきました。これって、炭酸入りか?と思ってもう少し食べたら(そんなわけない・・・)やっぱりぴりぴりして、やっとのことで、「これはおかしいのでは?」と気がつきました。

これは小袋が3つ入りでしたので、ほかのを見てみたら、そのうちひとつはパンパンに膨れ上がっていて、よーく見たらば、白玉にカビが生えてました。

これはですね、賞味期限切れのものではないんですよ。期限は、余裕で来年の4月です。

賞味期限切れのものを食べるときはそれなりに用心しますけど(・・その前に食べるなよ・・・)、さすがにノーマークでしたね。

もともと冷凍食品だったものを冷蔵庫に移して、たぶん1週間以上にはなるので解凍に問題があったのかもしれませんけど、ぴっちりパッキングされててカビというのはどうなん?・・・ってとこです。

幸いにして、今現在どうもありませんけど・・・・。

日本の各地で食中毒出てるみたいなので、みなさんもお気をつけて。

 

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さて、珍しく読書です。

娘に買ってやった芥川の短編集。・・・さすがにこれは現代語訳ではなくて、原文です。

自分所有の文庫本は、活字は小さいし、紙は煮しめたような色になってるしで、到底読む気がおこりません。子供用は何がいいって活字がデカい。・・・最近、本を読む気になれなかったのは、小さい字に抵抗があったせいだったのか・・・・orz

で、何を読んだかというと、「地獄変」です。別にお盆だから、というわけはなく、たまたま収録されていたもんで。

たしか元ネタは「今昔物語」「宇治拾遺物語」の両方に出ている、<絵仏師良秀の話>で、そちらはそちらで読んだことあるんですが、

その話に比べると、芥川の「地獄変」はすさまじく大変なことになっていて、身の毛もよだちますけど、これの登場人物それぞれ、みんな頭おかしくないか・・・と突っ込みたくもなります。

この作品は、芥川の「芸術至上主義」をよく表現しているものといわれてますし、私も子供のころ読んだ印象が強烈すぎて、「芸術家」のイメージはこの良秀に支配されていることを今さらながら感じたわけです。

 今回読んで、とくに「ええ~っ」と思ったのは、人々に慕われている一方で、信じられないような非道を思いつく堀川の大殿。為政者のタイプのひとつと言えばそうかもしれませんけど、

「オカシイ」点においては、人には嫌われ、変人の極みを尽くしている良秀の上をいくかも。

そして、その「社会性・人間性ゼロ」みたいな良秀に仕える弟子たち。「地獄変」という絵の細部にリアリティを持たせるために、モデルとして「いったいなんのプレイですか??」みたいことをさせられ、半死半生の目に遭う。

良秀の娘については、キャラクターがいまいちナゾ。・・・・・もう一回読んでみなければ。

さらに、古典文学ではおなじみ「横川の僧都」まで登場してるんですね。

でもなんといっても、この作品に書き込まれた芥川の執念みたいなものが、一番おそろしい。おそろしすぎる・・・・

 

芥川龍之介:1892年生まれ、1927年死去。享年35歳(満年齢)。「地獄変」が書かれたのは1918年(満年齢で26歳?)