なんと7月になってしまいました。今年の後半に突入です。
昨年にくらべると、社会的にも個人的にも、前半比較的平穏に推移してきた感じはありますけど、さて夏以降はいかに。
さて、今、娘は「こわい話」に目がなく、週1回の造形教室にも、「こわい話」交換に行ってるのではないかというくらい。
交換というからには、ほかにもハマっている子がいるということであり、お互いネタ仕入れに余念がありません。

写真の本は、あすなろ書房から刊行されている「中学生までに読んでおきたい日本文学(全10巻)」です。
1冊1800円(+税)なので、安いものではないですけれども、メジャーなものマイナーなものとりあわせて、非常に質の高い短編が収録されておりますので、投資価値ありと見て、少しずつ買いためております。
「中学生までに」とありますけど、これは子供のためではなく、自分のための買い物です。
「こわい話」ですが、<萩原朔太郎、夏目漱石、内田百、江戸川乱歩、半村良、坂口安吾、中島敦、岡本綺堂、菊池寛、志賀直哉、夢野久作、星新一、島尾敏雄、山川方夫、太宰治>が目次に並んでます。
山川方夫あたりが入っているというのも、なかなかマニアックでいい感じです。
この本を手にとった娘、最初の作品でいきなりの「?」マーク・・・・
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蛙の死
萩原朔太郎
蛙が殺された、
子供がまるくなつて手をあげた、
みんないつしよに、
かはゆらしい、
血だらけの手をあげた、
月が出た、
丘の上に人が立つてゐる。
帽子の下に顔がある。
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「これって、どういうこと???」
・・・・・・どういうこともなにも(笑)。
ひさびさにたまらないです、朔太郎(いちおう卒論・・・汗)。
絵的にも、字面的にも、その他いろいろ、すごすぎます。
「さまよえるオランダ人」伝説をそらんじているような変な娘でも、
さすがにこれはピンとこなかったか、というかこなくてほっとしました(笑)。
