今日は勤め人のように、お外におりました(汗)。
10:30~12:30 某スタジオでインヴェンションの講座
13:00~13:30 楽器店レッスン室を借りてレッスン
14:00~15:00 同じくレッスン室で私が受けるレッスン
15:30~17:00 アステールプラザ下見など
というわけで、なかなか充実の一日。
インヴェンションの講座は作曲家の方によるものだったので、
アナリーゼはもちろんですけど、作曲家の立場からのお話(作り手としてはこうやりたいものだ、とか、こういう部分がすごい、とか)が多く、ふだんあまり伺う機会のないような内容。
私としては、大歓迎というか、弾き方の講座よりはるかにそそられるものでした。
「全15曲でひとつの曲とも考えられ、第1曲目が大原則を示し、第2曲目でもうひとつの原則を示している」というような、マクロな見方は大好きかもしれません。
きっと自分で書いてみるといいんですよね、2声の対位法の曲を。
14時から私が受けたレッスンというのは、これまたピアノの先生の指導ではなくて、チェロの先生(マーティン先生)によるものでした。
私が編曲したのが、チェロ曲であるフォーレの「エレジー」なので、一度聴いていただこうとお願いしました。
チェロを持ってきてくださっていて、チェロパートを弾いてくださったり、オブリガードをしてくださったりしたのですが、
演奏に関しては、
<ソロなので、前奏部分はもっとシンプルでいいと思う。あまりに劇的にやると、「誰かもうひとりいるのかな?(チェロパートの人がどこかにいるのか?)」と思って探してしまう(原文ママ・・笑)。ただ和音のバランスは重要。メロディーの最初の音が前奏の和音にも含まれているけど、それはかなり抑えたほうが、メロディーがすっと入れる>
<チェロだと移弦やポジション移動があってけっこうしんどくて(原文ママ)、ピアノのようにさっさと行くことの出来ない箇所があるのだけど、その感じをピアノで弾くにはどうしたらいいか>
<ピアノでも、緊張感が落ちない(原文ママ)ことで、長いフレーズ感を出せると思う>(←まさに私の弱点)
<別の弦に移った時に音色が変化する(させる)ことがあるので、それも出してほしい>
<同じメロディーが何回が出てくるとき、レガートで弾くときと、弓を返して弾くときがあるので、それを表現する>
いや、ほんとにそうですよね~、ピアノでそれをやりたいですっ! でもでもそれって超高度です~~(涙)、でもでも勉強になりますっ・・・なアドバイスをいただきました。
アレンジについては、
<重心を下にもってくる部分(バス強調)と、上にもってくる部分(左をオクターブ上げるなど)を作るともう少しすっきりするかも>
<チェロ的に書かれている部分で、ピアノで弾くとちょっとボリューム不足になるところがあるので、例えば3連符を4連に増やすとかで対応するのはどうか>
<アレンジすることで、ソロ曲になった場合、演奏する側も「チェロがいなくてさびしい」(原文ママ)とか思わないほうがいい(笑)。(お客さんはそんなことは思わないとは思うのだけど)もしかすると「なんか物足りない」と思わせてしまうかも。ソロ(にアレンジしたら)相手に合わせる必要がないので、自由に弾けるのだし。ひとりでやれるのは楽しいこと>
<アレンジはずっといじりたくなってしまうので、ある程度で手を打たないと直前まで決まらない。本番で弾きながらもお客さんの反応とかで音変えたくなるので、要注意>(←いやいやそんな余裕はとてもとてもございませんです・・・汗)
先生ご自身はアレンジをしょっちゅうされておられるのですけど、「ショスタコーヴィッチのチェロソナタを、オケ伴奏バ―ジョンに書き換えたら、(ショスタコの)5番のシンフォニーが現れてね。ピアノのときは気が付かなかったんだけど、・・・おもしろいね」とおっしゃてました。
でも、「チェロ曲をピアノバージョンにアレンジしたから聴いてください」なんてレッスンは、先生も初めてでいらしたのでは(笑)。「こういうの楽しいね~」とおっしゃってました。
私もこういうの初めてですが、・・・・・・・まずい、クセになりそう(汗)。
