3月12日(土)

午前中は学校で、今年度最後の常任委員会。

PTA会長さんが、終り近くになってやっとこられて、「朝、新幹線で帰ってきました。昨夜は品川のホテルのロビー泊で」とおっしゃっていたのが、

ニュースの映像とリアルにつながって印象的でした。任期(3年)最後だそうです。

 

午後は、チョン・ミョンフン指揮のチェコフィルのコンサート。ソリストは浜コンで優勝のチョ・ソンジンでした。

前半はチャイコフスキーのコンチェルト、後半は新世界。

チャイコンは、・・・思っていたのと音色が違いましたねえ。曲にもよるのだろうけど、タッチもリズムも鋭角な感じで、

17歳の若者らしいといえばそうなんですけど、浜コンでの印象とはちょっと違いました。

アンコールのドゥムカのほうが、「おっ」と思わず聴き入る音があったように思います。

「新世界」は堪能いたしました。オケの音も自然界のいろいろを感じさせる豊かな響きだったと思うし、チョン・ミョンフンの指揮にもしびれました。

何年か前、私はチョン・ミョンフンが好きで好きで、繰り返し映像を見たりしていたのですが、

初めて生で見て、どんなところに自分が魅かれていたのか確認した気がしました。とくに2楽章は万感の思いで聴きました。

アンコールはドヴォルザークの第7番より第3楽章。

母子3人で聴きにいった海外アーティストのコンサートは、考えてみればこれが初めてだったかもしれません。

 

夕方は、音大でのセミナー聴講。

ジャック・ルヴィエ氏のレッスンは初めて聴講したのですが、これまで自分がなんとなく感じていたことを、

ズバッと言葉にされていて、「お~~、やはりそうであったか!」と思えただけでも、行ったかいがありました。

通訳の先生はよく存じ上げているピアニストでしたが、凛とされていて、非常によいタイミングで簡潔な言葉を選ばれており(フランス語そのものについては私はまったくわからないのですけど)、すばらしかったです。

そしてなんと、ルヴィエ先生の愛弟子にして、Jコンクールで優勝のMちゃんが入ってこられて、私の隣にすわられて・・・(驚)

直接お話できたのは8月のリサイタル以来でした~。

 

帰ってテレビを見ると、茫然とするしかない映像が流れ、次々と更新されるニュースにも胸がつぶれる思いですが、

こんなときでも、音楽家の方々の存在はなくてはならない・・・・・

タイミングというものはあるかもしれないけれど、こんなときだからこそ、音楽家の方々はいい音楽・いい音を追求して、

私たち聴衆に届けてほしい・・・

と切に願った午後でした。