昨晩、ある演奏会に行ってまいりました。

申し分なくすばらしいコンサートで、心身がときほぐされ、また勇気と元気をいただきました。

気持ちよく聴けたことのひとつは、ステージマナー。

ピアニストよりかなり年長の共演者が、年若いピアニストを非常に大切にし、またひとりの音楽家として敬意を払っておられ、

出入りもピアニストを先にされたり、

挨拶も、左右に並んで(よくあるピアニストが一歩さがってみたいなことではなく)、終りの挨拶の際は手をつないだりもして、

これは「デュオの演奏会である」ということが、こちらにもひしひしと伝わってまいりました。

プログラムもこれはちょっと珍しいことかな・・・・と思うのですが、

スタッフ名が「企画・制作」「舞台照明」「音響」「調律」「ステージマネージャー」にいたるまで明記されており、

アマチュアならともかく、かなり公共性の高い団体がかかわっている催しとしては、こういうプログラムは初めてかも・・・と思いました。

 

これまでいろいろなコンサートに足を運んでまいりまして、

なかには伴奏ピアニストは(悪い意味で)「空気のような存在」のようなケースにも遭遇しましたが、

人間がふたり以上になると、それは演奏である以前に人間関係であるわけなので、

そういうものが、どうかするとそういうもののほうが、客席にはひしひしと伝わるのだということを、

今回プラスのケースであらためて感じました。

 

・・・・・そういう意味で昨晩の演奏会は真にプロフェッショナルであった、さすがだった、と思います。