昨日はチェンバロ、一昨日はピアノのレッスンでした。

今回どちらも似たようなレベルの出来で、そうですね・・「まあこの調子で進めていきましょうか」というアタリだったように思います。
ピアノでやってるのがバッハで、ペダルを使っていないということもあるんですが、チェンバロ(クープラン&ラモー)で注意されることとほぼ似てます。
というよりは、どの先生からみても「ここ直そうよ」という点があるということです。

ひとことで言ってしまうと、「指だけで弾けるようにして、ヘンに動くな」ということですね・・・ええ、実も蓋もありません(爆)。
ピアノっていう楽器は簡単に音が出てしまうので(特にペダルを踏むと)、ついうっかりしてしまうのですけど、実は「よく響く音」のストライクゾーンはかなり限定されています。これはたとえばコンクール等を会場の後方で長時間じっと聴いているとよくわかることですが、「爆音なんだけどねえ・・・音は前のほうで落ちてる」ということがあるわけです。なんといえばいいですか、打ち上げ花火が垂直に上がったけど直後真下に落ちちゃったみたいな・・。しかも打ち上げるための「ドカン」という音だけがうるさくて、肝心の花火は見えなかった・・みたいな。
それは意外と本人にはわからないことなんです。弾くほうは必死ですけど(そりゃ高く打ち上げるわけですから)、打ち上げるタマ打ち上げるタマ、次々ドボンで、かなり力の浪費ではあります。
こういうムダみたいなものが、聴いている側からするとちょっとイタいわけです。

まさか先生がたは「・・ちょっとイタいですねえ・・」とはおっしゃいませんけど、ま、「イタくて残念」ということは自分自身が自覚しています。
チェンバロは(指を)「のばす、手前に掻く、深く落とす、べったりつける」などなどの動作を組み合わせないと、音が平坦になってしまうのですが(それらが出来たとしてもかなり平坦に聴こえますが)、ピアノもそれくらいの、いやもっとたくさんのコントロールが必要なわけです。しかもどれも「ストライクゾーン」でやらないと響かない。

昨日のチェンバロでは、今までよりはまあマシというか「ちょっとらしくなってきましたね」と言われました。キーボードでイメージトレーニングに励んだおかげかな・・と思ったりもしましたけど、私としてはひとつかなり気になることがありました(先生はおっしゃらなかったですけど)。
それは、左の小指の音が、ちょっと遅れて鳴るということ。
どうも(中の)弦を爪でひっかける一瞬に遅れてしまうようです。小指が手の形のまま斜めに鍵盤を押していて、少し手前に「掻く動作」がコントロールできてないじゃないかと思うわけです。
ピアノだと左小指って低い音を打鍵することが多いので、「ボーン」とわりに大きな音で簡単に鳴ってしまい気づきにくいですけど、聴く人が聴けば「バス鳴ってませんよ」ということになります。・・・・実際言われることがあります。一番よく言われるのはチェロのM先生からで、やっぱり低弦に耳の開かれた方は特に「・・うーん、残念」ということになるのでしょう。


・・・というわけで、やっぱりレッスンはありがたい・・ということでございます。