やっと、友人が作ってくれたDVDを見ました。
11月のサークルのサロンコンサートと、12月の某発表会と、10月の連弾のもの(これは音のみ)の個人、つまり私とその共演者のみの映像です。

だいたい自分の映像や音源を視聴していい気持ちのする人は少ないと思いますが(ま、なかにはいるかもしれませんけど)、とくに初回はかなりイヤなもんです。
・・・スタッフやったり子どものことを気にしたりで、気分が急いているなあ・・とか、
・・・無駄なアクションが多いなあ・・とか、まずは音楽以外のことが気になります。
音楽については、
・・・間が足りない・・とか、
・・・トータルでのテンポ感がもひとつだ・・・とか、
だいたい文句たタラタラです。もちろん、「うまく弾けてる」と思う箇所もあるにはありますが。
唯一文句がなかったのは、ハリーポッターの連弾でしょうか?
あれは短期間にしては上手くいったと思います。クラシックでないということはもちろんあるのですけど、呼吸が合ってます。かじやんのおかげが大きいですけど。

意外に2回目3回目になると、そこまで文句は出なかったりもするのですけど、演奏というが基本一回のものであることを考えると、初回の感想はかなり当たっていると思いますし、真摯に受け止めなければならないと思っています。
たぶん自分ではビデオも撮らないと思うし、録音もほとんどしないので、いつもこうして記録を残してくれる友人には大変感謝しております。


昼には、シフのスーパーレッスンをテレビで見ました。
ベートーベンの協奏曲第5番「皇帝」でソロは小菅優さんでした。
小菅さんがインタビューで、
「演奏会で弾くときはもちろん自信を持って弾かなければならないのですけど、こういうレッスンを受けると、そんなこともわかってなかったのか・・と崖から突き落とされるような気がします。でもそこから這い上がってさらに高いところへ登っていかなければいけないと思っています」とおっしゃってましたけど、果たして結構レッスンはきつい。

・・・この曲のタイトルはベートーベンがつけたわけではありませんが、ぴったりだと思います。最初のところ「皇帝」らしく。皇帝は急がない。慌てない・・・・

・・・この曲の初演はチェルニーだったのですけど、(スケールを)チェルニーみたいに弾かないでください。もっと音楽的に・・・

・・・そこは、なんだか下げ弓しか使ってないバイオリン奏者みたいです。上げ弓は大事です。ちゃんと感じて弾きましょう・・・

・・・そこ、きれいじゃないです。・・・

・・・今のはなんですか?リズムをそんなにつけないで・・・

・・・そこはレジェーロではありません。(なおして弾くと)今のはただ音が強くなっただけです・・・・


う~ん、崖から突き落とされる気分、想像できます。
小菅さんだからより厳しい、「皇帝」だからより難しい、ということはあると思いますけど、忙しいスケジュールをぬって受けられたはずのこのレッスン、おそらくほかのレッスン生にくらべれば練習時間は相当少ないはず。
でもそんなこと言ってられない厳しいプロの世界を垣間見た気がしました。

いっそう高いところに登られるのを楽しみにしております。