いよいよその日がやってまいりました。
「ベートーヴェンを弾く会 第1回~ピアノソナタ全楽章にトライ~」
スケジュール帳を振り返ってみましたら、H先生ならびに楽器店のスタッフと打ち合わせをしたのは4月9日。ちょうど5ヶ月前ということになります。
エントリーのメンバーはH先生門下と私が声をかけた方々、それとチラシをみてこられた方(これは2~3名です)という内訳でしたが、なにぶん初めての試みなので、楽器店がバックについていて心強いとはいえ、どういう感じになるのかドキドキでした。
私は10時半に会場入りしました。すでにスタッフとH先生はこられてましたが、先生「テレビで五十肩の体操してて・・」となにやらお話になっておられて、「もしや肩不調ですか?」とお声をかけると、その後はもう、「病院には行ってないわよ。痛くて眠れないわよね」などなど、意気投合(?・・笑)。
ピアノ周りのライトが私にはかなりまぶしかったので「これまぶしいよぉ。目に入ると手を見たとき影がちらつくかも」とスタッフのMちゃんに言うと、Mちゃんはそこまでまぶしくないみたいでしたが、先生は「あれ、これサングラスしたいわねえ。まぶしいわよ」とおっしゃるので、「先生、やっぱり年齢もあるんでしょうか?」というと「そうよ、きっと。年取ると太陽まぶしいもの」と。
「少し暗いくらいが雰囲気でていいかも。手元なんか見えなくても私たちはねえ」と私におっしゃいましたが、「私たちは」とまとめられて光栄というべきか、なんというべきか(逃)。
司会のプロ、Mちゃんの発声で開会となりました。
<第一部>のプログラムは以下です。
11:00開始
1.第8番 ハ短調「悲愴」 ・・・・もうすぐ70歳とおっしゃるピアノの先生
2.第18番 変ホ長調・・・・・・・明日音大入試の高校生
3.第27番 ホ短調・・・・・・・・楽器店Mちゃん
4.第15番 ニ長調・・・・・・・・H先生
12:20終了
演奏の前にそれぞれから寄せられた短いコメントを読み上げて。比較的ゆったりとしたペースで進みました。そのせいか全楽章を次々と弾くわりには、聴くほうは詰め込まれた感じはせずいいかも、と思いました。Mちゃんの譜めくりをしましたが、手に汗握ることもなく(笑)、ちゃんと弾いててめでたしでした。
第一部では客席は10~12埋まってました。
<第二部>
12:45開始
5.第10番 ト長調・・・・・・・来年保育科受験予定の高校生
6.第13番 変ホ長調・・・・・・音大研究科生
7.第14番 「月光」・・・・・・音大生
8.第19番・・・・・・・・・・・サークルのMやん
9.第20番・・・・・・・・・・・サークルのKやん
13:50終了
第13番を弾いた人は顔見知りだったので、譜めくりをかって出たのですが、スケッチブックに貼ってあったせいかめくりにくくて、一度は二枚めくってしまいました。ごめんなさい(汗)。
MやんKやん、それぞれ満足のいく演奏だったのではないでしょうか?
自分ではどう思ってるかわかりませんけど、なんとなく「場馴れ」してきた感じがしました。お客さんのほうを演奏が向いている、とでもいいましょうか。やはり経験ですね。
第二部のお客様は20~25名でした。
<第三部>
14:35開始
10.第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」・・・・社会人一年目の男性
11.第22番 ヘ長調・・・・・・・・・・・・・・主婦。この夏19年ぶりに人前で演奏されたそう
12.第23番 ヘ短調「熱情」・・・・・・・・・・私
13.第24番 嬰ヘ長調・・・・・・・・・・・・・北九州の音楽教室の先生
14.第25番 ト長調・・・・・・・・・・・・・・私の友人Sさん
15.第31番 変イ長調・・・・・・・・・・・・・H先生
16.第32番 ハ短調・・・・・・・・・・・・・・音大卒後数年のブランクを経てまたピアノを再開されたピアニスト&先生&お母さん
16:35終了
最終的にお客様は20名程度
(40部用意したプログラムが最後は足りなくなったので、延べ人数は40数名というところでしょうか?)
ワルトシュタインのNくんは、泣く子も黙る某大ピアノサークル出身(私が東京にいた時分も、ピアノサークルとしてはオタク度ナンバーワンで有名でした)で、終了後の座談会でも相当なマニアックネタを飛ばしておりました。ある意味若さがうらやましい。指回るし。それでも高校・大学時代は指回りが悪く、ワルトシュタインも倍くらいの遅さで弾いてたというのだから、なにがきっかけでこれだけの速弾きになったのか知りたいところではあります。
私の前に弾いた方は、ほんとにきちんと丁寧に弾かれていて、さすが毎週H先生のところに通われているだけのことはあるなあ・・と感心していたのですが、人前で弾かれるのが心底苦手だそうで、座談会では「今日はパニックでした」と言っておられましたが、「う~んどこが?」って感じで、自己評価が低すぎるのが惜しいです。先生もなんとか人前に出そうとプッシュしておられるご様子でした。
友人Sさんも、暗譜で完奏。練習会の時とくらべると目をみはる変わりようで、本人いわく「先生のレッスンがなかったらめちゃくちゃでした」と。たった1回のレッスンであそこまで・・すばらしいです。
最後に32番を弾かれた方の演奏は、私以前聴いたことがあるのです。ラフマニノフの2番ソナタでした。大きく華やかな演奏をされるかたなのですが、今回はほんとに苦しまれたらしいです。20歳の時に弾かれた曲だそうなのですが、数週間苦しんで大変だった、と座談会で語っておられました。
32番ですものねえ・・・私より4~5歳若い方なのですが、この曲を弾かれるだけでも尊敬に値すると思うのですが、プロだとそれではすまされないことなのでしょう。
全員の演奏について感想をかきたいのはやまやまなのですが、どうしても座談会で印象深いお話を聞いた方が中心になり、すみません。
先生は15番と31番を弾かれました。
31番は「フーガがねえ」とおっしゃっていて、演奏前にも「暗譜で弾くか迷ってます」とお話になってましたけれど、祈りに満ち満ちた深い演奏で、これが後期のソナタなのだなあ・・と聴き入ってしまいました。
15番というのは全楽章ちゃんと聴いたことがなかったのですけれど、地に足をつけて生活している人間の素朴な喜びみたいなものを、私は感じました。
みなさんと一緒に演奏できて幸せです、とおっしゃてましたけど、こちらこそこのような機会をいただけてこんな幸せなことはありません。
私自身は、細かいことはおいといて(いつもいってますね・・汗)、気合だけは入れて弾きました。課題は多々ありますけど、まあ最後まで弾ききっただけで今回はよしとします。先生のレッスンもだいぶ消化したつもりだったのですが、本番になったらどうだったな・・(汗)。吹っ飛んだ部分も相当あります。
ここで本日ご来場くださった方々にあらためて御礼申し上げます。
サークルのメンバーのほかに、娘のピアノ教室関係で5人(なんと先生までいらしてました・・びっくり)、Aちゃん母娘、転妻よしこさん、どうもありがとうございました。
今週土曜また本番だし、24日はサークルの発表会もあるのでまだまだ今月は続きますが、がんばります。
「ベートーヴェンを弾く会 第1回~ピアノソナタ全楽章にトライ~」
スケジュール帳を振り返ってみましたら、H先生ならびに楽器店のスタッフと打ち合わせをしたのは4月9日。ちょうど5ヶ月前ということになります。
エントリーのメンバーはH先生門下と私が声をかけた方々、それとチラシをみてこられた方(これは2~3名です)という内訳でしたが、なにぶん初めての試みなので、楽器店がバックについていて心強いとはいえ、どういう感じになるのかドキドキでした。
私は10時半に会場入りしました。すでにスタッフとH先生はこられてましたが、先生「テレビで五十肩の体操してて・・」となにやらお話になっておられて、「もしや肩不調ですか?」とお声をかけると、その後はもう、「病院には行ってないわよ。痛くて眠れないわよね」などなど、意気投合(?・・笑)。
ピアノ周りのライトが私にはかなりまぶしかったので「これまぶしいよぉ。目に入ると手を見たとき影がちらつくかも」とスタッフのMちゃんに言うと、Mちゃんはそこまでまぶしくないみたいでしたが、先生は「あれ、これサングラスしたいわねえ。まぶしいわよ」とおっしゃるので、「先生、やっぱり年齢もあるんでしょうか?」というと「そうよ、きっと。年取ると太陽まぶしいもの」と。
「少し暗いくらいが雰囲気でていいかも。手元なんか見えなくても私たちはねえ」と私におっしゃいましたが、「私たちは」とまとめられて光栄というべきか、なんというべきか(逃)。
司会のプロ、Mちゃんの発声で開会となりました。
<第一部>のプログラムは以下です。
11:00開始
1.第8番 ハ短調「悲愴」 ・・・・もうすぐ70歳とおっしゃるピアノの先生
2.第18番 変ホ長調・・・・・・・明日音大入試の高校生
3.第27番 ホ短調・・・・・・・・楽器店Mちゃん
4.第15番 ニ長調・・・・・・・・H先生
12:20終了
演奏の前にそれぞれから寄せられた短いコメントを読み上げて。比較的ゆったりとしたペースで進みました。そのせいか全楽章を次々と弾くわりには、聴くほうは詰め込まれた感じはせずいいかも、と思いました。Mちゃんの譜めくりをしましたが、手に汗握ることもなく(笑)、ちゃんと弾いててめでたしでした。
第一部では客席は10~12埋まってました。
<第二部>
12:45開始
5.第10番 ト長調・・・・・・・来年保育科受験予定の高校生
6.第13番 変ホ長調・・・・・・音大研究科生
7.第14番 「月光」・・・・・・音大生
8.第19番・・・・・・・・・・・サークルのMやん
9.第20番・・・・・・・・・・・サークルのKやん
13:50終了
第13番を弾いた人は顔見知りだったので、譜めくりをかって出たのですが、スケッチブックに貼ってあったせいかめくりにくくて、一度は二枚めくってしまいました。ごめんなさい(汗)。
MやんKやん、それぞれ満足のいく演奏だったのではないでしょうか?
自分ではどう思ってるかわかりませんけど、なんとなく「場馴れ」してきた感じがしました。お客さんのほうを演奏が向いている、とでもいいましょうか。やはり経験ですね。
第二部のお客様は20~25名でした。
<第三部>
14:35開始
10.第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」・・・・社会人一年目の男性
11.第22番 ヘ長調・・・・・・・・・・・・・・主婦。この夏19年ぶりに人前で演奏されたそう
12.第23番 ヘ短調「熱情」・・・・・・・・・・私
13.第24番 嬰ヘ長調・・・・・・・・・・・・・北九州の音楽教室の先生
14.第25番 ト長調・・・・・・・・・・・・・・私の友人Sさん
15.第31番 変イ長調・・・・・・・・・・・・・H先生
16.第32番 ハ短調・・・・・・・・・・・・・・音大卒後数年のブランクを経てまたピアノを再開されたピアニスト&先生&お母さん
16:35終了
最終的にお客様は20名程度
(40部用意したプログラムが最後は足りなくなったので、延べ人数は40数名というところでしょうか?)
ワルトシュタインのNくんは、泣く子も黙る某大ピアノサークル出身(私が東京にいた時分も、ピアノサークルとしてはオタク度ナンバーワンで有名でした)で、終了後の座談会でも相当なマニアックネタを飛ばしておりました。ある意味若さがうらやましい。指回るし。それでも高校・大学時代は指回りが悪く、ワルトシュタインも倍くらいの遅さで弾いてたというのだから、なにがきっかけでこれだけの速弾きになったのか知りたいところではあります。
私の前に弾いた方は、ほんとにきちんと丁寧に弾かれていて、さすが毎週H先生のところに通われているだけのことはあるなあ・・と感心していたのですが、人前で弾かれるのが心底苦手だそうで、座談会では「今日はパニックでした」と言っておられましたが、「う~んどこが?」って感じで、自己評価が低すぎるのが惜しいです。先生もなんとか人前に出そうとプッシュしておられるご様子でした。
友人Sさんも、暗譜で完奏。練習会の時とくらべると目をみはる変わりようで、本人いわく「先生のレッスンがなかったらめちゃくちゃでした」と。たった1回のレッスンであそこまで・・すばらしいです。
最後に32番を弾かれた方の演奏は、私以前聴いたことがあるのです。ラフマニノフの2番ソナタでした。大きく華やかな演奏をされるかたなのですが、今回はほんとに苦しまれたらしいです。20歳の時に弾かれた曲だそうなのですが、数週間苦しんで大変だった、と座談会で語っておられました。
32番ですものねえ・・・私より4~5歳若い方なのですが、この曲を弾かれるだけでも尊敬に値すると思うのですが、プロだとそれではすまされないことなのでしょう。
全員の演奏について感想をかきたいのはやまやまなのですが、どうしても座談会で印象深いお話を聞いた方が中心になり、すみません。
先生は15番と31番を弾かれました。
31番は「フーガがねえ」とおっしゃっていて、演奏前にも「暗譜で弾くか迷ってます」とお話になってましたけれど、祈りに満ち満ちた深い演奏で、これが後期のソナタなのだなあ・・と聴き入ってしまいました。
15番というのは全楽章ちゃんと聴いたことがなかったのですけれど、地に足をつけて生活している人間の素朴な喜びみたいなものを、私は感じました。
みなさんと一緒に演奏できて幸せです、とおっしゃてましたけど、こちらこそこのような機会をいただけてこんな幸せなことはありません。
私自身は、細かいことはおいといて(いつもいってますね・・汗)、気合だけは入れて弾きました。課題は多々ありますけど、まあ最後まで弾ききっただけで今回はよしとします。先生のレッスンもだいぶ消化したつもりだったのですが、本番になったらどうだったな・・(汗)。吹っ飛んだ部分も相当あります。
ここで本日ご来場くださった方々にあらためて御礼申し上げます。
サークルのメンバーのほかに、娘のピアノ教室関係で5人(なんと先生までいらしてました・・びっくり)、Aちゃん母娘、転妻よしこさん、どうもありがとうございました。
今週土曜また本番だし、24日はサークルの発表会もあるのでまだまだ今月は続きますが、がんばります。
