本日、六重奏のコンサートを聴いてまいりました。
ファーストヴァイオリンは東京芸大の准教授、
読響からヴァイオリン1名、ヴィオラ1名
広響からヴィオラ1名、チェロ2名、という組み合わせ。
<プログラム>
リヒャルト・シュトラウス:オペラ「カプリッチョ」より六重奏曲 作品85
アルノルト・シェーンベルク:弦楽六重奏曲「浄夜」作品4
ピョートル・チャイコフスキー:フィレンツェの想い出 作品70
こう書くとたった3行ですけど(笑)、15分の休憩をいれて約2時間のプログラム。地方ではなかなか聴く機会のない内容です。
どの曲も生で聴くのは初めて。それどころか、テレビやCDでも「浄夜」以外聴いたことあったけ?・・という感じです。
「カプリッチョ」というオペラは、あるブログで記事を読んだり、知人から噂(?)をきいたりして日頃興味を持っておりました。
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の書いた最後のオペラで、1942年にミュンヘンで初演されたらしいです。
舞台は18世紀フランス。ある詩人と作曲家がそれぞれ、言葉と音楽、どちらがより重要かということを議論。そして、彼らは、それぞれの言葉と音楽によって、伯爵夫人の心を射止めようとする・・・・
なんでも、この弦楽六重奏曲によってオペラが始まるそうです。
このオペラそのものを観たことがないのでなんともいえないのですけど、「ローゼンカバリエ」(1905-1910作曲 1911年初演)にくらべると、毒気の抜けたような(殴)、でもとても70台後半の作曲とは思えないような・・。
もう一回ゆっくり聴いてみたいです。
「浄夜」は作品番号が若いことからもわかるように、シェーンベルクが24か25歳の時の作品。
オーケストラ版で何回か聴いたことがありますけど、今日のメンバーのひとり、チェロのM先生が「インティメット(intimate)な曲なので、六重奏の方が私は好きです」とおっしゃっていましたけど、私も同感です。
なにかを語るほどこの曲について知っているわけではないのですけど、実にすごい曲なんです。なにがすごいかときかれると困るんですけど、こちらの心を波立たせ、悩ませ、恍惚とさせ、ある種のあきらめをもたらす、さまざまな表現を可能にしたオソロシイ曲とも思えます。
プログラムによりますと・・・・
この曲はドイツの詩人リヒャルト・デーメルの詩に基づいて作曲されたもの。
詩の中では、男と女が、夜の森を通りぬけている。その途中に、女はある暗い秘密を男に告白する、彼女は見知らぬ男との間に出来た子どもを身ごもっていた・・・。
この曲は単一楽章から成り、デーメルの詩に対応して、「告白」「女の悲しみと絶望」「男の(告白に対する)反応」「男の(告白に対する)受け入れ」「男の許し」という5つの部分から構成されています。
なんか凄い曲だとずっと思ってましたけど、内容すごいですねえ。
20代前半でこんな曲を作るっていったい・・・
最後は「フィレンツェの想い出」と題しながら、大変「ロシア的」だとされる一曲。
ライブでは、メロディーを「はい。もらった!」と受け渡していくさまや、「今、きざみ入れてるだけだけど、そのうちいきますよ~。それ、クレシェンドォォ・・・」というそれぞれの動きが感じられるのがたまらない。
指揮者がいないですから、そういう<気>のやりとりがそれこそ「インティメット」に感じられます。
オーケストラもいいですけど、室内楽、それも五重奏、六重奏を聴く機会がもっとあればいいのに、とあらためて思いました。
このコンサートは、11月18日(火)虎ノ門JTアートホールアフィニスにおいても、同プログラムで行われます。(一般2000円、学生1000円)
ファーストヴァイオリンは東京芸大の准教授、
読響からヴァイオリン1名、ヴィオラ1名
広響からヴィオラ1名、チェロ2名、という組み合わせ。
<プログラム>
リヒャルト・シュトラウス:オペラ「カプリッチョ」より六重奏曲 作品85
アルノルト・シェーンベルク:弦楽六重奏曲「浄夜」作品4
ピョートル・チャイコフスキー:フィレンツェの想い出 作品70
こう書くとたった3行ですけど(笑)、15分の休憩をいれて約2時間のプログラム。地方ではなかなか聴く機会のない内容です。
どの曲も生で聴くのは初めて。それどころか、テレビやCDでも「浄夜」以外聴いたことあったけ?・・という感じです。
「カプリッチョ」というオペラは、あるブログで記事を読んだり、知人から噂(?)をきいたりして日頃興味を持っておりました。
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の書いた最後のオペラで、1942年にミュンヘンで初演されたらしいです。
舞台は18世紀フランス。ある詩人と作曲家がそれぞれ、言葉と音楽、どちらがより重要かということを議論。そして、彼らは、それぞれの言葉と音楽によって、伯爵夫人の心を射止めようとする・・・・
なんでも、この弦楽六重奏曲によってオペラが始まるそうです。
このオペラそのものを観たことがないのでなんともいえないのですけど、「ローゼンカバリエ」(1905-1910作曲 1911年初演)にくらべると、毒気の抜けたような(殴)、でもとても70台後半の作曲とは思えないような・・。
もう一回ゆっくり聴いてみたいです。
「浄夜」は作品番号が若いことからもわかるように、シェーンベルクが24か25歳の時の作品。
オーケストラ版で何回か聴いたことがありますけど、今日のメンバーのひとり、チェロのM先生が「インティメット(intimate)な曲なので、六重奏の方が私は好きです」とおっしゃっていましたけど、私も同感です。
なにかを語るほどこの曲について知っているわけではないのですけど、実にすごい曲なんです。なにがすごいかときかれると困るんですけど、こちらの心を波立たせ、悩ませ、恍惚とさせ、ある種のあきらめをもたらす、さまざまな表現を可能にしたオソロシイ曲とも思えます。
プログラムによりますと・・・・
この曲はドイツの詩人リヒャルト・デーメルの詩に基づいて作曲されたもの。
詩の中では、男と女が、夜の森を通りぬけている。その途中に、女はある暗い秘密を男に告白する、彼女は見知らぬ男との間に出来た子どもを身ごもっていた・・・。
この曲は単一楽章から成り、デーメルの詩に対応して、「告白」「女の悲しみと絶望」「男の(告白に対する)反応」「男の(告白に対する)受け入れ」「男の許し」という5つの部分から構成されています。
なんか凄い曲だとずっと思ってましたけど、内容すごいですねえ。
20代前半でこんな曲を作るっていったい・・・
最後は「フィレンツェの想い出」と題しながら、大変「ロシア的」だとされる一曲。
ライブでは、メロディーを「はい。もらった!」と受け渡していくさまや、「今、きざみ入れてるだけだけど、そのうちいきますよ~。それ、クレシェンドォォ・・・」というそれぞれの動きが感じられるのがたまらない。
指揮者がいないですから、そういう<気>のやりとりがそれこそ「インティメット」に感じられます。
オーケストラもいいですけど、室内楽、それも五重奏、六重奏を聴く機会がもっとあればいいのに、とあらためて思いました。
このコンサートは、11月18日(火)虎ノ門JTアートホールアフィニスにおいても、同プログラムで行われます。(一般2000円、学生1000円)
