昨日のことを忘れないうちに。

一昨日は、夜10時くらいに会場にほど近いホテルに着きました。
いったん荷物を置いて、コンビニで翌朝の食べ物を調達。
部屋に戻り衣装を出してみたなら、ひどくクシャクシャになっていたので、出しっぱなしのシャワーの横にかけて蒸し(笑)、シワ伸ばし。

12時頃には寝ました。
翌朝(つまり昨日)は7時過ぎに起き、しばらくは寝たままイメージトレーニング。目覚める前に夢を見ていて、これが指揮者の大野さんだったもので(笑)、何を注意されていたか反芻。

朝食はスコーンとティーバックのアップルティーのみで、9時過ぎにチェックアウト。

会場の前にはすでに出演者が到着していて、エントランスが開くのを待っていましたけど、これがなかなか開かない。ここで、よっしーとそのお友だち(ブログつながり)、私の学生時代の友人とも会えました。
東日本選出のファイナリスト3人ともひとしきりしゃべり、だいぶうちとけてきたところで開場。

受付では、翌日の表彰式とパーティーに出るかどうかを一人一人に確認され(私の知る範囲では、出ると言った人はいませんでしたが)、控え室はどこで、階段があってどうで、と言われましたが、一発ではとても覚えられない(殴)。
なんとかなるでしょ、と控え室に向かいました。

控え室までの廊下には、過去このホールで演奏してきた大物アーチスト(ほとんどが来日)のサイン入り写真がズラズラっとかけられていて壮観(写真)。ひとつひとて見たかったのですが、時間がなくパス。
控え室はそう広くはないですけど、ソファーやモニターがあり、ほどよく薄暗くていい感じでした。設備自体は兵庫の芸文のほうがすごいですけど、雰囲気があって落ち着きます。

私は着替えはほぼホテルで済ませてきたので、そうやることもなく、時々モニターで演奏を見たり、自分の楽譜を見たりして順番を待ちました。

モニター見てると、みんな<ピアノ>曲で(当たり前)、<ピアノ>を弾いてるなあ(これまた当たり前)、って感じで、なんだかこの列に混じって審査されるのが妙な感じ。
他人事とまではいきませんけど、予選本選と違って、コンペの緊張感はまったく襲ってこず、「イゾルデ普及大使」としてただ演奏しよう、と(笑)。

舞台袖に入ってからも、ひとつ前のショパンの幻想曲には聴き入ってて、好きなとこは歌ってたし、自分ではもはやコンクールではなかったです。
これだけ色々な曲がそれぞれの個性でもって素晴らしく弾かれると、比較のしようもないし、好み最優先(笑)。
変な話なんですが、「ああ、自分はピアノ好きじゃないな。オーケストラ曲なんかをたまたまピアノで弾きたいだけで、そういう意味では完全に物好きのスタンスだ」と今さらながらはっきりと悟り、庭に出るような感じでステージに出ました(殴)。

演奏は、練習でも時々ひっかけるところはそのままひっかけ、いつも上手くいくところはそのままいつものように、弾いたように思います。
なので、あれで今の実力そのままです。
スタインウェイは弾きやすかったし、会場の音響もよかったですが、スタインウェイの良さをつぶしてしまった箇所も多々あり、そういう点は、これからの課題です。


モニターで見ていた感じでも、私はピアノに関する技術としては、8人中そう上のほうではなさそうだったので、まあ結果はそれなりに、と思います。

会場では、何年かぶりに懐かしいコンペ仲間たちと再会し、それだけでも来たかいがありました!

それと、帰りぎわ若いガタイのいい男性から、「よかったです!一番だと思います」と声をかけてもらい、一人でもそう聴いてくれたなら、これは「イゾルデ普及大使」の役目はそれなりに果たせたかな、と自画自賛。

「お好きな人にはたまらない、編曲モノ弾き」としての行く先に光が(爆)。