一昨日某国でのデモの様子がテレビに映り、それを見ているうちに、こういうことになると俄然エキサイトする友人のことを思い出し(特に思想的にどうこうという友人はではないのですが・・)、メールを打ってみました。
すると、「先だって父が亡くなり、葬式ビギナーはもう大変です・・・」
・・・・・・知らぬこととはいえ、バッドタイミングで変なメール打ってすまん・・・
と思っていたところ、昨日昼いきなり電話がかかってきました。
私 「大変だったのね。知らなかったこととはいえ、ごめんね。ところで、今どこ?」
友人「東京。父は、年も年だったから心の準備はできていたのだけれど、実技がねえ・・・」
私 「実技?」
友人「そうそう。夜中にトイレにたってそのままだったから、警察の事情聴取があったらしく母はパニック、葬儀屋さんには大金を渡さなければいけないのに、お金が引き出せない。父の口座も閉められちゃうわけだし。私が帰った時には、すでに遺影が置かれていたのだけれど、これがまた・・・」
私 「なに?・・・・」
友人「えっと・・うちの父って船長さんだったっけ?駅長さんだったっけ?って」
私 「どういうこと?」
友人「遺影はほんとに慌てて弟が探し出したらしいんだけど、晩年の父はずっと帽子ばかりかぶっていて顔に影が入っているわけ。ちゃんと顔を写っているものが一枚もない。唯一ちゃんと写っていたのが、コスプレっていうか・・・」
私 「コスプレ?・・・」
友人「父は旅行が好きで、身体が不自由になってからも旅行ばかり。亡くなってから、母があちこちの旅行会社の電話して解約しまくらないといけないくらい先の先の予定まで組んでいた。で、釧路だかどこだかにいったときに、船長さんの格好をしてるのだけが唯一顔がちゃんと映ってて・・・」
私 「もしや、それを遺影に?」
友人「そうなのよ。しかもこれが<オッス>のポーズ。私の友人もそれを見て『あなたのお父さんて船長さんだった?』と」
私 「・・それは・・お父さん怒ってないかなあ(笑)」
友人「まあ、写真が笑ってるからいいや、と」(←そういう問題か?)
友人のお父さんというのは、昭和一ケタの九州男児で、病気で半身が不自由になられてからも、「年寄り扱いするな」「手助けなんかいっさいいらん」という自分に厳しいお方で、話から想像するに「コスプレでオッス!」な方ではまったくない。
トイレで逝かれたのも、ここのところそちらの方で身体に不具合があり、さすがに独力でまかなえない部分が出てきたので、その哀しみと怒りのあまりの憤死なのでは・・という憶測さえも周囲から出ているほど。
それにしても・・・・おそるべし遺影・・・・・
遺影といえばですね、私の祖母が亡くなったときも、ご多分にもれず、バタバタして写真を探したわけです。
小さいサイズの時はたぶんあまり目立たなかったのでしょうが、引き伸ばすと前歯が2本ほど不足している(笑)。
で、父が歯を描き足したのですが、これがまた慌てて描いたもんでミョーに白っぽい。遠方から慌てて帰ってきた叔父(絵描き)が「これじゃいかんだろう」というわけで、色味を調えてなんとか遺影にして今に至る・・というわけです。
友人は、
「もうね自分たちは冠婚葬祭タブー集にのってるみたいな、<これやってはいけません、あれやってはいけません>みたいなことばっかりやってしまったのだけれど、一人、ほんとにしっかりした親族(40歳くらい)がいて、地元の焼物(食器)50組くらいを『これ使ってくださいね、全部洗ってありますから』と持ってきてくれて、ほんとに助かった。弔問客の応対も地味にそつなくやってくれたし」
と言ってました。
こういうときにきちっと仕切ってくれる親族ってありがたいですね。
当事者は、普段予習しておくわけにもいかないですから、こればっかりは・・・。
すると、「先だって父が亡くなり、葬式ビギナーはもう大変です・・・」
・・・・・・知らぬこととはいえ、バッドタイミングで変なメール打ってすまん・・・
と思っていたところ、昨日昼いきなり電話がかかってきました。
私 「大変だったのね。知らなかったこととはいえ、ごめんね。ところで、今どこ?」
友人「東京。父は、年も年だったから心の準備はできていたのだけれど、実技がねえ・・・」
私 「実技?」
友人「そうそう。夜中にトイレにたってそのままだったから、警察の事情聴取があったらしく母はパニック、葬儀屋さんには大金を渡さなければいけないのに、お金が引き出せない。父の口座も閉められちゃうわけだし。私が帰った時には、すでに遺影が置かれていたのだけれど、これがまた・・・」
私 「なに?・・・・」
友人「えっと・・うちの父って船長さんだったっけ?駅長さんだったっけ?って」
私 「どういうこと?」
友人「遺影はほんとに慌てて弟が探し出したらしいんだけど、晩年の父はずっと帽子ばかりかぶっていて顔に影が入っているわけ。ちゃんと顔を写っているものが一枚もない。唯一ちゃんと写っていたのが、コスプレっていうか・・・」
私 「コスプレ?・・・」
友人「父は旅行が好きで、身体が不自由になってからも旅行ばかり。亡くなってから、母があちこちの旅行会社の電話して解約しまくらないといけないくらい先の先の予定まで組んでいた。で、釧路だかどこだかにいったときに、船長さんの格好をしてるのだけが唯一顔がちゃんと映ってて・・・」
私 「もしや、それを遺影に?」
友人「そうなのよ。しかもこれが<オッス>のポーズ。私の友人もそれを見て『あなたのお父さんて船長さんだった?』と」
私 「・・それは・・お父さん怒ってないかなあ(笑)」
友人「まあ、写真が笑ってるからいいや、と」(←そういう問題か?)
友人のお父さんというのは、昭和一ケタの九州男児で、病気で半身が不自由になられてからも、「年寄り扱いするな」「手助けなんかいっさいいらん」という自分に厳しいお方で、話から想像するに「コスプレでオッス!」な方ではまったくない。
トイレで逝かれたのも、ここのところそちらの方で身体に不具合があり、さすがに独力でまかなえない部分が出てきたので、その哀しみと怒りのあまりの憤死なのでは・・という憶測さえも周囲から出ているほど。
それにしても・・・・おそるべし遺影・・・・・
遺影といえばですね、私の祖母が亡くなったときも、ご多分にもれず、バタバタして写真を探したわけです。
小さいサイズの時はたぶんあまり目立たなかったのでしょうが、引き伸ばすと前歯が2本ほど不足している(笑)。
で、父が歯を描き足したのですが、これがまた慌てて描いたもんでミョーに白っぽい。遠方から慌てて帰ってきた叔父(絵描き)が「これじゃいかんだろう」というわけで、色味を調えてなんとか遺影にして今に至る・・というわけです。
友人は、
「もうね自分たちは冠婚葬祭タブー集にのってるみたいな、<これやってはいけません、あれやってはいけません>みたいなことばっかりやってしまったのだけれど、一人、ほんとにしっかりした親族(40歳くらい)がいて、地元の焼物(食器)50組くらいを『これ使ってくださいね、全部洗ってありますから』と持ってきてくれて、ほんとに助かった。弔問客の応対も地味にそつなくやってくれたし」
と言ってました。
こういうときにきちっと仕切ってくれる親族ってありがたいですね。
当事者は、普段予習しておくわけにもいかないですから、こればっかりは・・・。
