娘のピアノだが、初歩の中の最初の壁ともいうべきところにきている。

自分ではひっかからずに上手に弾けたと思っていても、先生や私から「上手にできたね。じゃあ今度は○○に気をつけて弾いてみようか?」といわれる。
「○○」は強弱であったり、スラーであったりするわけなのだが、なぜそれをしなければならないのかが納得いかないらしい。だいたいいちいち文句をいう。

私 「ここは、右手だけ練習してみようか?」
娘 「いやだ~~。両手で弾かないときれいじゃない」

私 「ここは、メゾフォルテだからもう少し元気に弾こうか?」
娘 「え~・・小さく弾く方がかわいくていい」

時々レッスンものぞいているのだが、とりあえず先生のいうことはきいている様子。今週は、先生に言われたことでもあり、少しスラーを意識して弾く練習をさせることにしたのだが、これがなかなか大変だ。
両手が一緒に切れる場合はまあ問題ない。難しいのは、右は「ミレミファソミドレ」と続き、左が「ドーーードーーー」となっているような場合なのであって、これがなんで出来ないのか私には不可解だった。
だが、先生が娘に「ここは難しいのよ。右手は鍵盤にくっついたままにしてて左は一回離さないといけないから」とおっしゃっているのをきいて、「おお、なるほどそうであったか」と思った。同じ音が続く時に、一回鍵盤から指を離すということを意識することがないもんで、なんで娘がヒーヒー言っているのかわからずにただ「もう一回、もう一回」というところだった。

・・・が・・・

娘、そんな理屈がわかったところで「なるほどなるほど」と練習するやつではない。
自分が弾けないのは、「この曲にソが多いせい」と決めつけ、楽譜にあるすべてのソを○で囲んだ。・・で、その○は何か効果を発揮するのだろうか?

他の曲なのだが、「ソシミ」をちゃらり~んとアルペジオで弾くところがあり、これは4歳児用なのかどうなのか、両手に分けて弾くように楽譜には指示があった。なのに、どうしても、これは「絶対右手だけで弾きたい」と曲げず。たしかに理にはかなっていると思うのだが、わざわざお子様向けにしてあるのに、なぜ(涙)。

うまく弾けないと、「今日はうまくいかない」とくるっと背を向けるか、<何かの曲を半音上げて弾いてみせる>という芸でごまかすかするので、一時間ピアノ部屋にいても正味は何分だろうか


あのね・・クラシックは楽譜どおりに弾かなきゃいけないんですっ!!!