公開レッスン、いってまいりました。(松本氏のプロフィールはこちら)
今日はほんとに大荒れの天気で、私もこんな用でもなければ絶対に出かけたくないような気分。しかし、18時からのレッスンが決まっているので仕方ありません。
今日は主人がいなかったので、息子留守番、娘は託児というわけで、やっと17時半くらいにすべりこみました。・・・・ぜい・・・ぜい・・・
このようなお天気のせいもあってか、ギャラリーはごく少なく、閑散としていました。
松本氏はちょびっと茶髪、服装もかなりラフで、ピアノの脇に立ってレッスンしておられました。私の一つ前は、スクリャービンのソナタ2番。
ピアノが一台しかないので、受講者と交互に弾くことになるのですけど、氏が弾くと、同じピアノと思えないほど、「ゴゴゴ~~~~」とサクレツするんです。
この「幻想ソナタ」って何回か聴いたことあるんですが、どうかするとどこ聴いていいかわからんまま、にゅるにゅるっと終わってしまう演奏も結構あります。それがまさに「なぎ倒されるような」迫力。びっくりしました、ほんとに。
会場のピアノは、聴いてるとそれほどでもなかったのですが、弾いてみると、かなり古くて余韻を残すのが難しく、低音のほうは少し音のおかしいところがあって(調律のせいではないのかもしれないのですが)、何回何回も「和音を押さえ違った?」と思って焦りました。集中はいまひとつでした。
弾き終わって・・・
「えっと、<一般>の方ということは、お勤めですか?」に始まり、「お子さんは何歳ですか?」にいたるまで少しプライベートな質問があって、「??」と思っていましたら、
「以前、やはり主婦の方の演奏を聴いたのですが、生活の忙しさというか、子供の寝たヒマに急いで練習するというか、そういうところがどうしても出てくるんですね」
・・・ズボシ・・・
・・・というのは、けさ練習していて、ことに「キエフの大門」がフレーズの終わりまでじっくり待てず、先を急いで弾いてるな~~~~これは、つっこまれるかもしれない・・と思ったところで、ならそういうところを直していけばいいのですが、なかなかそうもいかないのが悲しい・・・・
「<卵の殻をかぶったひよこ>とか<バーバヤガー>とかはどんどん前に進む感じでいいのですが、<プロムナード>や<キエフの大門>はゆったりした時間を感じて弾く。
うちでも、すわって気持ちを切り替えて練習する。人前で弾く時は、いきなり弾きださないで、会場の気持ちがこちらに集中したのを感じてからおもむろに弾き始める」
内容的には2曲目の<こびと>もキャラクターとしてはいいでしょう、というわけで、だいたい「緊張感のある曲」は問題ない、ということでした。
音楽的には<キエフの大門>の拍子のとり方(2拍子と3拍子の交錯するところ)などの指摘もありましたが、レッスンのほとんどの時間が費やされたのは
「音の出し方」
それも「余裕のあるフォルテ」ということで、脱力の仕方をいわれましたが、これが
「和音をがっちりつかんでいても、ひじは完全に力が抜けること」というわけで
「和音をつかんでみて」とおっしゃって、私のひじをつつかれるわけですが、
「まだ力入ってます」
「まだまだ入ってます」
・・・・・いや、触られる瞬間に力入ってしまってたりなんかもするんですが・・・(汗)
ようするに、指一本でつつかれてもふらーっと揺れるようでなければダメなんだそうです。
そのためには当然、相当指の力があることと、指一本一本が和音にそって細かく動くことが必要で、指先の関節に力を集中し、手の形としては指を立てすぎず寝かしすぎず、でも、これで音色が決まるのだから、最大の注意を払わなければならないということでした。
で、「展覧会の絵」は録音もされた氏のことですから、自分でももちろん弾いてくださるわけですが、
なんというんですかね、氏の指とくらべると私の指なぞは軟弱きわまりないというか、私からみた娘の指レベルでした。
和音を弾く時もまったく腕もひじを動かさずに、指と腕の重みだけで「バン」とでますし、
オクターブのスケールなんか腕なんか全然振らずに、指だけで超高速で弾かれるわけです。いや、腕なんか振ってたら、超高速では弾けませんもん。
あと、「親指をもっと動かす」上から弾くのではなく「親指自身ではじいたりする弾き方もやってみる」といわれました。
「脱力」というのは、初歩でもよく言われることなんですが、脱力にも絶対「初級」「中級」「上級」とあるよなあ・・・と氏の演奏を見ながら思ったことでした。
とにかく、ものすごく高度なこと(でも、もっとも大事なこと)を指摘されて、これは大変だなあ・・と思っています。
「この音の出し方ができるようになれば最強ですから」といわれたことでもあり、
焦らず、少なくともむこう1年は「音の出し方」に専心してみたいと思います。
今日はほんとに大荒れの天気で、私もこんな用でもなければ絶対に出かけたくないような気分。しかし、18時からのレッスンが決まっているので仕方ありません。
今日は主人がいなかったので、息子留守番、娘は託児というわけで、やっと17時半くらいにすべりこみました。・・・・ぜい・・・ぜい・・・
このようなお天気のせいもあってか、ギャラリーはごく少なく、閑散としていました。
松本氏はちょびっと茶髪、服装もかなりラフで、ピアノの脇に立ってレッスンしておられました。私の一つ前は、スクリャービンのソナタ2番。
ピアノが一台しかないので、受講者と交互に弾くことになるのですけど、氏が弾くと、同じピアノと思えないほど、「ゴゴゴ~~~~」とサクレツするんです。
この「幻想ソナタ」って何回か聴いたことあるんですが、どうかするとどこ聴いていいかわからんまま、にゅるにゅるっと終わってしまう演奏も結構あります。それがまさに「なぎ倒されるような」迫力。びっくりしました、ほんとに。
会場のピアノは、聴いてるとそれほどでもなかったのですが、弾いてみると、かなり古くて余韻を残すのが難しく、低音のほうは少し音のおかしいところがあって(調律のせいではないのかもしれないのですが)、何回何回も「和音を押さえ違った?」と思って焦りました。集中はいまひとつでした。
弾き終わって・・・
「えっと、<一般>の方ということは、お勤めですか?」に始まり、「お子さんは何歳ですか?」にいたるまで少しプライベートな質問があって、「??」と思っていましたら、
「以前、やはり主婦の方の演奏を聴いたのですが、生活の忙しさというか、子供の寝たヒマに急いで練習するというか、そういうところがどうしても出てくるんですね」
・・・ズボシ・・・
・・・というのは、けさ練習していて、ことに「キエフの大門」がフレーズの終わりまでじっくり待てず、先を急いで弾いてるな~~~~これは、つっこまれるかもしれない・・と思ったところで、ならそういうところを直していけばいいのですが、なかなかそうもいかないのが悲しい・・・・
「<卵の殻をかぶったひよこ>とか<バーバヤガー>とかはどんどん前に進む感じでいいのですが、<プロムナード>や<キエフの大門>はゆったりした時間を感じて弾く。
うちでも、すわって気持ちを切り替えて練習する。人前で弾く時は、いきなり弾きださないで、会場の気持ちがこちらに集中したのを感じてからおもむろに弾き始める」
内容的には2曲目の<こびと>もキャラクターとしてはいいでしょう、というわけで、だいたい「緊張感のある曲」は問題ない、ということでした。
音楽的には<キエフの大門>の拍子のとり方(2拍子と3拍子の交錯するところ)などの指摘もありましたが、レッスンのほとんどの時間が費やされたのは
「音の出し方」
それも「余裕のあるフォルテ」ということで、脱力の仕方をいわれましたが、これが
「和音をがっちりつかんでいても、ひじは完全に力が抜けること」というわけで
「和音をつかんでみて」とおっしゃって、私のひじをつつかれるわけですが、
「まだ力入ってます」
「まだまだ入ってます」
・・・・・いや、触られる瞬間に力入ってしまってたりなんかもするんですが・・・(汗)
ようするに、指一本でつつかれてもふらーっと揺れるようでなければダメなんだそうです。
そのためには当然、相当指の力があることと、指一本一本が和音にそって細かく動くことが必要で、指先の関節に力を集中し、手の形としては指を立てすぎず寝かしすぎず、でも、これで音色が決まるのだから、最大の注意を払わなければならないということでした。
で、「展覧会の絵」は録音もされた氏のことですから、自分でももちろん弾いてくださるわけですが、
なんというんですかね、氏の指とくらべると私の指なぞは軟弱きわまりないというか、私からみた娘の指レベルでした。
和音を弾く時もまったく腕もひじを動かさずに、指と腕の重みだけで「バン」とでますし、
オクターブのスケールなんか腕なんか全然振らずに、指だけで超高速で弾かれるわけです。いや、腕なんか振ってたら、超高速では弾けませんもん。
あと、「親指をもっと動かす」上から弾くのではなく「親指自身ではじいたりする弾き方もやってみる」といわれました。
「脱力」というのは、初歩でもよく言われることなんですが、脱力にも絶対「初級」「中級」「上級」とあるよなあ・・・と氏の演奏を見ながら思ったことでした。
とにかく、ものすごく高度なこと(でも、もっとも大事なこと)を指摘されて、これは大変だなあ・・と思っています。
「この音の出し方ができるようになれば最強ですから」といわれたことでもあり、
焦らず、少なくともむこう1年は「音の出し方」に専心してみたいと思います。
