3日の深夜(実際は日付かわって4日)、サイトウ・キネン・オーケストラの放送があった。
昨年の9月、松本で行われたものの録画。
1曲目は武満徹の『ディスタンス』
3曲目はショスタコーヴィッチの5番
で、2曲目はベートーベンの「皇帝」でソリストは内田光子さんだった。
内田さんは、ちょっと前、ムーティ指揮でモーツァルトのピアノコンチェルトの第1楽章のみ(放送の関係で)を聴いて以来。
内田さんというと、私にはモーツァルトやシューベルト、シェーンベルクのイメージが強く、「えっ?ベートーベン?」と思わないでもなかった。
でも、ひとつひとつの作曲家にこれでもかというほど迫られるかたなので、かなり期待していた。
はたして・・・
期待以上だった。
モーツァルトやシューベルトでは、天上や黄泉の国と交信でもしているかのような
「あの世」感を漂わせておられることが多いのだが、
この「皇帝」では違った。
前へ前へと進む現世の方であり、タテのりに近いアクション、男性的な決めポーズ、
バックのサイトウ・キネンや、指揮の小澤征爾氏との相性というものももちろん大きいのだろうが、少々のミスタッチもなんのその、シューベルトで聴いた「息苦しいような深刻さ」とは別人のように、スケールの大きい、のびのび生き生きとした演奏だった。
ブラボー!!
ここまで人が変わったように弾き分けられるというのは、もちろん膨大な準備がなくてはありえないことだと思うのだが、ステージでの解放されたお姿もあわせて、内田光子さんの凄さというものにあらためて圧倒された。
ほかのプログラムもすばらしいので、もし再放送等あるようでしたら是非ご覧ください。
昨年の9月、松本で行われたものの録画。
1曲目は武満徹の『ディスタンス』
3曲目はショスタコーヴィッチの5番
で、2曲目はベートーベンの「皇帝」でソリストは内田光子さんだった。
内田さんは、ちょっと前、ムーティ指揮でモーツァルトのピアノコンチェルトの第1楽章のみ(放送の関係で)を聴いて以来。
内田さんというと、私にはモーツァルトやシューベルト、シェーンベルクのイメージが強く、「えっ?ベートーベン?」と思わないでもなかった。
でも、ひとつひとつの作曲家にこれでもかというほど迫られるかたなので、かなり期待していた。
はたして・・・
期待以上だった。
モーツァルトやシューベルトでは、天上や黄泉の国と交信でもしているかのような
「あの世」感を漂わせておられることが多いのだが、
この「皇帝」では違った。
前へ前へと進む現世の方であり、タテのりに近いアクション、男性的な決めポーズ、
バックのサイトウ・キネンや、指揮の小澤征爾氏との相性というものももちろん大きいのだろうが、少々のミスタッチもなんのその、シューベルトで聴いた「息苦しいような深刻さ」とは別人のように、スケールの大きい、のびのび生き生きとした演奏だった。
ブラボー!!
ここまで人が変わったように弾き分けられるというのは、もちろん膨大な準備がなくてはありえないことだと思うのだが、ステージでの解放されたお姿もあわせて、内田光子さんの凄さというものにあらためて圧倒された。
ほかのプログラムもすばらしいので、もし再放送等あるようでしたら是非ご覧ください。
