クラシック以外の音楽は「その他大勢」にしか聴こえない耳と頭を持つ私だが(殴)、本日某所に勉強にでかけた。それは
春畑セロリ先生によるピアノセミナー
「ポップス指導の裏ワザ・ノート」
↑に行くといったとき、旦那が言いました。
「そもそもそれを聞く基礎知識はあるのか?・・・わかるのか?・・・」
「知識が無いからこそ行くのではないかっ!」という乱暴かつ野蛮な考えの私、
結果的に行ってほんとによかったと思いました。
ちびっと遅刻をした私ですが、昨日遠目にステップ会場で「もしや春畑センセって女性?」と思っていたのですが、近くで拝見するとそれはもうまぎれもない女性で、なんで男性だと思い込んでいたのか自分でも不明です・・・
・・・先生すみません・・殴っていいです。
「今日この講座でいう<ポップス>とは、いわゆるクラシック以外のポピュラーミュージックのことで、普通もっと狭い意味でいう<ポップス>ではありません」と始まったこのセミナー、
だいたい大きく分けて3つのお話があった。
1.ポップスの歴史・世界地図
2.各国のポップスの特徴
3.実際のレッスンでの教材の弾き方・使い方
私にとっては、だいたい<1>のお話でもう目が点状態で、
「ほうほうラテンというのは、コロンブス以来の話なのね。
ラテンといっても地元民が皆殺しにされたキューバと、地元民が残ったブラジルとは違うのね。
ジャズというのはもともと黒人の音楽であるのは確かなのだけど、それを白人がパクり、さらに黒人が『ホンモノはそんなんじゃねえ』とさらに過激になり、
そういうことを繰り返しているうちに、白人が商魂たくましく『これが黒人のソウルだ』と、それまで差別の一環で黒人限定だったレーベルを市場に流通させたりしたのね。
その過程で、ジャズとひとくくりにできない音楽がいろいろ派生発展していったのね。
そして現在では、ラテンロック、フュージョンなどなど、融合やら派生によっていろいろなジャンルの音楽があるのね」
まさに読み書きそろばん状態。新鮮そのものでございました。
だいたいここにこられてる方々は指導者なので、
「先生がたは、各音楽が生まれた時の精神(スピリット)を生徒さんにザッとでいいので説明されるといいです」ということでした。
<2>はほんとに楽しかった。
自分ではとうてい収集できないような各国のポップス
パキスタン、インドネシア、ポルトガル、アルゼンチン、ドイツ、カンボジア
などなどの音源が紹介され、
「これはパキスタンの 北島三郎みたいな人です」
「これはインドネシアの 美空ひばりみたいな人」
「これは ポルトガルの 小林幸子みたいな人」
などと紹介され、しかもそれらがどうも日本の演歌に似ているぞということで、
「やっぱ、日本の魂って、演歌なの?」とおっしゃっていた。
モンゴルに近い、なんとかいう共和国の音源では、まさに「ホーミー?」という喉声が入っていて、まさにこれはこういうときでなければ聴くことのできないレアな音源で、
ポップスというより民族音楽の講義のようでもあった。
<3>では、まず、あるテキストのあるページの使い方を実際やってみることになった。
伴奏音源が市販されているらしいのだが、それと同じものをかけてまず指導者が練習してみましょう、というわけだ。
1曲目はほんとに簡単な曲で、いわゆる「8ビート」にのせてドレミファソを弾いてみるというもの。
途中で少しリズム変えはあるが、要するに8ビートにのれるかどうかということだ。
その曲をやる前に、セロリ先生が
「よくクラシックでは、フレーズをきれいに弾くということで
ど~れ~み~ふぁ~そおぉ~
ってきれいに弾きますよね。でもこれ、ビートという点ではすでに
<そおぉ~>って弾いた時点でずれてるんですよね」
とおっしゃったせいなのかどうなのか、
「どなたか弾きませんか」との声に一人も手があがらなかった。
たぶん3回以上言われたと思うのだが、どうにもあがらない。
・・・このままじゃ先へ行かないじゃないかっ!・・・と切れた私は手をあげましたよ。
ええ、指導者ではないですし、ハジもなにも、失うものもありません。
だってドレミファソだけでしょ?
たった1分かそこらと思いますけど、楽しかったですよ。
セロリ先生と見合って、ビートばしばし感じて。
終わってセロリ先生
「今みたいに腰のあたりでビートを感じて弾くといいです。
日本人はタテノリは不得意なんです。レガートで弾くとタッチがちょっと違いますし・・。クラシックはアゴーギグといって息の大きな流れの中で弾くのが一般的なので奏法が違ってきます。
たとえば細かくなって16ビートになると、ピアノというのはアクションがありますから、自分の刻んでいるリズムと時差が生じる。鍵盤のどのあたりで弾くかでノリが違う。
ビートがきちんととれた上で、アゴーギグをかける。
練習はきちんとメトロノームをかけて行い、自分の思い込みでテンポをゆらさない。これができるようになったら、後打ちのメトロノームをかけてみる」
<つづく>
春畑セロリ先生によるピアノセミナー
「ポップス指導の裏ワザ・ノート」
↑に行くといったとき、旦那が言いました。
「そもそもそれを聞く基礎知識はあるのか?・・・わかるのか?・・・」
「知識が無いからこそ行くのではないかっ!」という乱暴かつ野蛮な考えの私、
結果的に行ってほんとによかったと思いました。
ちびっと遅刻をした私ですが、昨日遠目にステップ会場で「もしや春畑センセって女性?」と思っていたのですが、近くで拝見するとそれはもうまぎれもない女性で、なんで男性だと思い込んでいたのか自分でも不明です・・・
・・・先生すみません・・殴っていいです。
「今日この講座でいう<ポップス>とは、いわゆるクラシック以外のポピュラーミュージックのことで、普通もっと狭い意味でいう<ポップス>ではありません」と始まったこのセミナー、
だいたい大きく分けて3つのお話があった。
1.ポップスの歴史・世界地図
2.各国のポップスの特徴
3.実際のレッスンでの教材の弾き方・使い方
私にとっては、だいたい<1>のお話でもう目が点状態で、
「ほうほうラテンというのは、コロンブス以来の話なのね。
ラテンといっても地元民が皆殺しにされたキューバと、地元民が残ったブラジルとは違うのね。
ジャズというのはもともと黒人の音楽であるのは確かなのだけど、それを白人がパクり、さらに黒人が『ホンモノはそんなんじゃねえ』とさらに過激になり、
そういうことを繰り返しているうちに、白人が商魂たくましく『これが黒人のソウルだ』と、それまで差別の一環で黒人限定だったレーベルを市場に流通させたりしたのね。
その過程で、ジャズとひとくくりにできない音楽がいろいろ派生発展していったのね。
そして現在では、ラテンロック、フュージョンなどなど、融合やら派生によっていろいろなジャンルの音楽があるのね」
まさに読み書きそろばん状態。新鮮そのものでございました。
だいたいここにこられてる方々は指導者なので、
「先生がたは、各音楽が生まれた時の精神(スピリット)を生徒さんにザッとでいいので説明されるといいです」ということでした。
<2>はほんとに楽しかった。
自分ではとうてい収集できないような各国のポップス
パキスタン、インドネシア、ポルトガル、アルゼンチン、ドイツ、カンボジア
などなどの音源が紹介され、
「これはパキスタンの 北島三郎みたいな人です」
「これはインドネシアの 美空ひばりみたいな人」
「これは ポルトガルの 小林幸子みたいな人」
などと紹介され、しかもそれらがどうも日本の演歌に似ているぞということで、
「やっぱ、日本の魂って、演歌なの?」とおっしゃっていた。
モンゴルに近い、なんとかいう共和国の音源では、まさに「ホーミー?」という喉声が入っていて、まさにこれはこういうときでなければ聴くことのできないレアな音源で、
ポップスというより民族音楽の講義のようでもあった。
<3>では、まず、あるテキストのあるページの使い方を実際やってみることになった。
伴奏音源が市販されているらしいのだが、それと同じものをかけてまず指導者が練習してみましょう、というわけだ。
1曲目はほんとに簡単な曲で、いわゆる「8ビート」にのせてドレミファソを弾いてみるというもの。
途中で少しリズム変えはあるが、要するに8ビートにのれるかどうかということだ。
その曲をやる前に、セロリ先生が
「よくクラシックでは、フレーズをきれいに弾くということで
ど~れ~み~ふぁ~そおぉ~
ってきれいに弾きますよね。でもこれ、ビートという点ではすでに
<そおぉ~>って弾いた時点でずれてるんですよね」
とおっしゃったせいなのかどうなのか、
「どなたか弾きませんか」との声に一人も手があがらなかった。
たぶん3回以上言われたと思うのだが、どうにもあがらない。
・・・このままじゃ先へ行かないじゃないかっ!・・・と切れた私は手をあげましたよ。
ええ、指導者ではないですし、ハジもなにも、失うものもありません。
だってドレミファソだけでしょ?
たった1分かそこらと思いますけど、楽しかったですよ。
セロリ先生と見合って、ビートばしばし感じて。
終わってセロリ先生
「今みたいに腰のあたりでビートを感じて弾くといいです。
日本人はタテノリは不得意なんです。レガートで弾くとタッチがちょっと違いますし・・。クラシックはアゴーギグといって息の大きな流れの中で弾くのが一般的なので奏法が違ってきます。
たとえば細かくなって16ビートになると、ピアノというのはアクションがありますから、自分の刻んでいるリズムと時差が生じる。鍵盤のどのあたりで弾くかでノリが違う。
ビートがきちんととれた上で、アゴーギグをかける。
練習はきちんとメトロノームをかけて行い、自分の思い込みでテンポをゆらさない。これができるようになったら、後打ちのメトロノームをかけてみる」
<つづく>
