知り合いの音大生Yちゃんは、彼女が高校3年の時に初めてドビュッシーの「雨の庭」を聴かせていただいて以来、その柔らかであたたかい音楽作りに感じ入り、応援させていただいている。
今は地元の音大に進学しているが、大○国際コンクールで2年連続ファイナリストになるなど大活躍だ。

ここの門下ではないのだけど、発表会では、歌曲の伴奏にナレーションに合唱、そしてソロと八面六臂の活躍ぶりだ。
三部のソロ以前にすでに四つほど出番があり、疲れがでないだろうかと老婆心ながら気遣ってしまったが、ソロ演奏はそんな心配ご無用のすばらしいものだった。
リストの「リゴレットパラフレーズ」
ヴェールのような細かいパッセージ、たゆたう歌心、優雅でおしゃれでちょっと色っぽいフレージング、奏者のあたたかさ・・
前日は例のコンクールで同じくリストの「メフィストワルツ」を弾いたということだが、できればそちらも併せて聴いてみたかった。
それにしても音大に進学してからも、住宅事情等からアップライトを弾いていた彼女だが、どうしたらこんな軽やかな指さばきや微妙なペダリングが身につくのだろうか・・・。
いわゆる、弘法はナントカだろうか?