娘は来月3日で4歳になる
・・・・ことに気づいて、ボー然とした。いくらなんでも4つの誕生日までには少しは楽器を鳴らせる子にするはずだったからなのだ。

私は別に早期教育信奉者ではないが、とりあえずこの子が1歳半くらい時、2ヶ月か3ヶ月にいっぺんのリズム教室みたいなのに連れていった。
そこには、ほかにもたくさん子供さんがいて、ハイハイなんだか中腰なんだかタッチなんだかわからない状態でうようよしていた。公園がわりといった感じだった。

その後2歳になって月1回の定期の教室になったとたん、まったくダメになった。
うちでは教材を聴いて歌い踊りまくっているし、教室までは楽しそうに行くのに、一歩部屋へ入ったとたん、「帰る~~~~」。
何回連れ戻しても脱走。ムリはいけないと思って、廊下で終了まで過ごしたこともあるのだが、ついに半年でリタイヤ。

う~ん・・・・
私のピアノ関係の都合で、この子は託児にはかなり頻繁に出されていて、どうもそういうことは平気のようなのだが、
「なにかやらされるセンサー」が働くと、「回れ右」になってしまうようなのだ。
これまでも「七五三」しかり、「3歳児健診」しかり。
そのたびに、数キロやせるような思いで母は耐えてまいりました。

うちは楽器に関しては、私がピアノで主人がバイオリンということなので、
子供については同性の親と楽器が重ならないようにしようと思い、
上の男の子にはピアノ、下の女の子にはバイオリンをやらせる予定だった。
上の子は音楽教室が2年、ピアノが4年で音楽は今のところ中退。
下の子には通販で中古の16分の1のバイオリンを買ってみたが、1回目のレッスンで脱走。
どうも、始めるまえにやめていたらしい。。

たまにリサイタルなんかのプログラムなんか見ると、プロフィールに
「3歳でピアノを始める」とか「2歳で自らバイオリンを始めたいと言う」とかあるじゃないですか?。
私も、ただの親なんで「・・・も、もしかしたら、そーゆー子供にチビっとでも育ってくれんか・・」なんて大脳の片隅で考えもしなかった、といえばウソになります。
しかし、現実は上記の通り、上はすでに11歳、下はもうすぐ4歳

私が今からどれだけピアノを頑張ってみたところで所詮道楽の域をでないが、
子供については、もし「万が一」そちらに進みたいなどといつか思ったときのために、自分の親が準備してくれた程度の備えはしておいてやりたい・・というのが偽らざる親馬鹿心であって、いったい私はピアノをどうして再開したかというと「いつか子供と連弾できるように」とか「バイオリンの伴奏でも上手にできるように」とかそういうウルワシイ動機ではなかったのか・・・と激しく反省したのでありました。

というわけで、秋風ふいて少し素に返った私は、
まずヤ○ハの秋開講の教室を調べ、体験の申し込みをしたのだが、これは来月以降。
もしこれに娘を入れると私の通ってきた道に似たコースになる。
しかし・・脱走の予感80%。そうはいっても来年4月から幼稚園なんだからしっかりしてくれ~~~。

と思っていたところ、昨年までお世話になっていた先生から
「よろしければ、グループ教室を見に行かれる前に、うちに体験にこられませんか?」とのお誘いをいただいた。
ありがたいことです。
この先生には息子が大変お世話になりまして、あのようなハシにもボウにもかからなかったようなものを、ああやってとりあえず音符が読めて、子供の曲とはいえ、ショパンの簡単なワルツでも弾けるようにさせてくださったのは感謝してもしきれません。

なので、お言葉に甘えて午前中、娘連れて行ってまいりました。
こちらもせっかくの機会、早めに家を出て、のんびり散歩しつつ、お宅についてもすぐレッスン室には連れ込まず(笑)、庭のうさぎやカメやら見せて、かなりご機嫌にしてから臨ませました。

なんと、ちゃんと挨拶するし、逃げもせんし、あ~~うまくいくのか・・と思えたのだが、やはりというべきか、「ちょっと手を出してみようか」といわれたとたん固まった。
・・・センサー作動か?・・・・・
先生は、ご自分で弾いて私に歌わせたあとでCDをかけられた。
これがよかったのか、娘は自分でピアノにすわり、子供用の足台のペダルをリズムにあわせて左右踏み始めた。
使いかたとしては完全に間違っているが、すわってくれただけでいい、使い方なんかもういい
その後も、音楽が終わると、控えの椅子の上で猫のように丸まり、また音楽が始まるとペダルをぱたぱたするの繰り返しだったが、逃げなかっただけで上出来だ。
先生は上手にシールやおだてで誘導してくださって、なんとか初回は無事終えることができた。

やれやれ・・・・

音楽以前の問題なんです。子供を椅子にすわらせ、なにかをさせるというのは
次回どうなるかは、まだまだ未知の世界