↑と偉そうなタイトルをつけたが、これあくまでの私のケース、ということで。

レッスンというのはたいてい定期的なものであって、ピアノの場合は週1回というのが相場ではなかろうか?
私の場合、子供のころはちょっと複雑なことになっていて、
ヤ○ハの専門コースというところにいたので、グループレッスンを週1回、ピアノを週1回、そして中高生と一緒のソルフェージュを1回というわけで、レッスンだけをいうならば、週3回ということになっていた。
グループレッスンは楽器店において平日、ピアノとソルフェージュは土曜に先生のお宅であったのだが、先生は全部同じ方であった。
(今でも専門コースは、グループレッスンと個人レッスンのセットになっているようだ)

学生の時は、ピアノのない環境だったので、週1はさすがに厳しく、月2回ペース。

数年前に再開したときから昨年までは週1ペース。
今は、ほんとに不定期、ポイントポイントでお願いしているが、8月のコンペ曲に関していうならば、3、6、7月の計3回であった。

子供の時は、練習していようがしていまいが、レッスンにはいかなくてはダメだと思う。
私の先生は以前も書いたが、レッスン時に横にすわられただけで縮みあがりそうな厳しさだったので、その恐ろしさゆえに(笑)練習せざるを得なかった。
はっきりいって、一部をのぞいて練習の好きな子供などいないと思う。今の子供のレッスンはテキストも多彩だし、楽しく弾ける工夫もあるが、昔は「まず指の鍛錬ありき」で、ハノンやチェルニーはとにかく繰り返しやらされたから、面白かろうはずがない。「そのおかげで、今でもまあまあ指が動くのだ」といわれればうなずくしかないのだが・・・。
さらに、多くの曲をいっぺんに弾いてくることを求められたので、読譜と暗譜に追われ続けた。これがよかったのかどうかは今でもわからない。音をじっくり聴いて音楽を仕上げる余裕ははっきり言ってなかった。コンクールの時は、それなりに時間はかけるが、子供のころは、先生のおっしゃる通りに弾くだけで精一杯だった。
今、同じような状況に置かれている子供たちを見ると、つい批判めいたことを口走りたくなるが、こういう時期があってもいいのではないか、と一方では思っている。
アンサンブルなどでほんとに期限があるとき、しかも100ページ近い曲をいついつまでに・・という状態に陥っても、「絶対ムリ」とは思わないからだ。

大人になってから、つまり昨年までのレッスンの受け方についてだが、これは、大人になってからのピアノとの関係の基礎になったと思っている。
実は、数年前に週1で定期的なレッスンを再開する以前も、学生時代からの師匠宅に「時々遊びにいらっしゃい」程度にお邪魔することはあった。
が、これはほんとに軌道に乗らなかった。
ピアノの優先順位が低かったのと、「世間サマが働いている時間にこんなヒマなことしてていいのか」というのと「自分の稼いだお金でもないものをレッスン代なぞに回していいものか」というかなり主婦的な罪悪感があったからだ。
こういったことは、数年前から週1通うことで、かなり「義務」の部分が大きくなり、妙な言い方だが、「自分で稼いだお金でないからこそ、それなりにちゃんとやらねば」の部分もでてきた。
かつて結婚してからもう一度大学へ2年ほど聴講で通った時に、学部時代からの恩師に「来るのはいいが、奥様のカルチャースクールじゃないんだからな!」とクギを刺され、ゼミの発表などはいつも一番当てられ、どんどん質問もされて鍛えられた。(が、このときは「ちゃんと論文をまとめます」と大見得切ったわりに、なにもせずに丸二年で蒸発(汗)。いまだに寝覚めが悪い)
そのときに刺された「クギ」がいまだに抜けず、「やるならちゃんとやれ」と自分に言い聞かせている。

週1ということで、ある程度、バッハの「平均律」やショパンの「プレリュード」も進み、舞台の経験もそこそこ積み、ペースはできてきた。
が・・昨年、自分でも「ルーティンになってきた」という部分がでてきて、惰性というわけではないが、「あるレベルのところでぐるぐるしているなあ」と思い始めた。
果たして、前出の学生時代からの師匠に久々に聴いていただいたら「読譜や暗譜が早すぎるんじゃないの?このままだと何を弾いても同じようになってしまうかも」と指摘され、まことにその通りと思った。
週1の定期的レッスンだと知らず知らずのうちに、たとえ大変内容の深い曲でも「とりあえず」と読める限り楽譜を読んで、「とりあえず」弾いていってしまうのが私だ。
内容を考えていたら1小節進むのに1週間かかるような曲もあるはずなのに・・・である。
なので、とりあえず、曲を自分で読み込むことに時間をかけるスタイルに変えることにした。もちろん、節目節目に締め切りや発表の場は作ってはいるけれど。

今、私が気にしていることは「一人で考えて間違ったこと(解釈その他)をしてはいないか」ということだ。そのためにはどのくらいのペースでどのような方にレッスンをお願いするのが最もいい方法なのか、いまだ模索中である。