朝から、ミシェル・ダルベルトのスーパーピアノレッスンの再放送を見た。
シューベルトの最後のソナタ。
先日も書いたように、今の私はとてもこういう晩年の作品に近付けないので、聴くのみだが、こういう作品は「音無き音」を聴く姿勢ができたら是非弾いてみたいと思っている。
昨日の師匠のお宅には、スタインウェイとベーゼンドルファーがある。
昨日弾いたメンバーはみな両方の弾き比べをさせられたが、だいたいは「ベーゼンのコントロールが難しい(鍵盤を重く感じる)」という感想だった。
ベーゼンにも個体差があるのでなんともいえないが、私にとってベーゼンはほんとに難しい。
「弾く」というより「響かせる」技術がないからだ。
たとえばスタカートをピアニシモでぽんと弾いても、ピアノの方から鳴り返してくる。オーケストラにおける楽器による時差ではないが、タッチによって音色や余韻が全然違う。
こういうコントロールができるようになったら、是非シューベルトをベーゼンドルファーで弾いてみたいと思う。
それ以前にこの楽器に慣れなければならない、というところがつらいところだが(笑)。