グリンカ「ルスランとリュドミラ」の弦パートの練習(もちろんマエストロの指揮指導)を見学してきた。
これはなかなか速い曲で、みなさん苦労されておられる感じがアリアリ(笑)だったが、時々ジョークを交えた大変楽しい指導だった。

ジョークについてもUPしたいのだが、その場の雰囲気の中で発されているものなので、書くのはなかなか難しい。
なので、例えばある箇所がうまくいってない場合の指導について。

1.まず拍の取り違い、音程の不確かさを直す。

2.(アマチュアにはありがちだが)強弱のコントラスト、レガート・マルカート・スタカートの弾き方でいまいちはっきりしないところ等、について弓の使い方(先っぽで弾くとか、真ん中辺りを短く使うとか、長く速く使うとか)を具体的に指示する。

3.記譜されているより辛めのリズム(だいたい符点音符)が実際は要求される箇所、音符と音符の間を開けた方が良いところ(弦楽器の場合はダウンボウで弾き直すか、ダウンからアップ、あるいはその逆にするとか、そういうことも関係してくるが)を指示する。

4.必要に応じて音色、感情的な部分を加える。

こうして演奏に命が吹き込まれる。