シューマンを少しずつ弾き始めて、そろそろ2ヶ月になろうとするところですが、
いかに自分がいい加減な譜読みをしていたか、愕然とさせられました。

1.冒頭<molto temperamente>との表示で、思いっきりテンションあげて弾いていたのですが、
最近になってよく見たら、<molto teneramente>(やさしく、愛をこめて)でした。
ちなみに<molto temperamente>などという用語はありません。
勝手に英語で聞き覚えのある単語<temperament>と見間違え、自分の気分に引き寄せただけです・・・・。

2.気分よくディミヌエンドしていたら、<non dimin.>とありました。

3.ノーマークだった場所に<vibrando>との表示を発見。
(ただこれはvibranteと同じでいいのかどうか?スペイン語?
vibranteと考えてよいとして、これはヴィブラート・ペダルを使えということなのか?
イタリア語にしろスペイン語にしろ検索していたら、いかがわしいサイトに入ってしまいました)

というわけで、どこを見ていた!どこを!・・・・・・・・と反省しきりです。

それで思いだしたのが、学生時代のこと。
近世文学の演習で、自分で作成したレジュメの中で致命的な語句の間違いをおかしてしまいました。
それについて教官いわく「君は、いつも一番前にすわっていて、大変よく講義をきいているようにみえるのだけど、こういうところをみると粗忽モノだねえ」。

当時、わが身について「粗忽モノ」の自覚薄かった私は、「ならずモノ」と言われたがごとく、しおしおと、このありがたきレッテルを頂戴いたしました。

あれから20年近くたちましたが、全然進歩はないようで・・・。