昨日、バスの中での話。

3歳児が「ねえ、ご本読んで」というので<アンパンマンとロールパンナ>を読んでやっていた。

食事をしたあとだったこともあり、読み手、すでに微妙に眠し。
バスの揺れも手伝って、字がゆらゆらと躍る。

「おばけだこめ、ぐるぐるまきよ!」ロールパンナの しろい リボンがくる くる くる。・・・・・z z z z・
「あーっ!ロールパンナ!・・・z z z z・・おれさまを・・・・z z
うらぎ・z z る・・・の・z z・・か・・z z z(これは、ばいきんまんのセリフ)」

「カビ パーンチ」


自分の声で飛び起きた。
ちがうちがう、「アンパーンチ」だ。
こちら方面に詳しくない方もおられるだろうから、解説するが、
アンパンマンの技はたいがい「アンパンチ」か「アンキック」であって、「カビパンチ」なんてものはない。
顔が汚れては「力がでない」、顔が濡れては「力がでない」といっているものに、
カビまでも自分に取り込んで、新たなワザとするような逞しさはない。

それにしても、どうして、こう<読み聞かせ>は眠いのか。
しかも、たいがい<いいところ>でヘマをする。

「・・・・こうして、二人は、しあわせに・・z z z しあわせに・・z z z・・」
「・・なわけないじゃん」

どうしてこう、邪悪な潜在意識が、子供の夢をぶちこわすような寝言を言わせるのか?!

かねがねそう思っていたところ、わが同士を見出した。

<・・・昨晩、私はえらいこと晩酌がすすんで寝室まで酒もちこんで
絵本を読むのがめんどくさくてそらで『ぐりとぐら』の話をしていて
なにぶん、酔っ払ってるので途中で話が『かちかち山』になり、
子供達のアイドル、ぐりとぐらを煮殺してしまい
息子がコーフンして「ぐりぐら煮」の歌をうたいだしベッドから落下。
娘は「かわいそうやめて」と泣き出し・・>
             (西原理恵子著「毎日かあさん」より)

西原さん、あなたたしか私と同い年ですよね。
もしかして、子供時分に変な予防接種とかされて、
こんなかあさんになってしまったのでしょうか?