社交ダンスラジオ番組ダンスウェーブオフィシャルライターNaoです。
さて、12月7日のダンスウェーブはお聴きいただけましたでしょうか?
ゲストはダンスウェーブ二回目のご登場、天野博文先生でした。
||世界の天野博文先生
天野先生はかつて、元全日本チャンピオンに輝いたのみならず、世界選手権でも全英選手権でもファイナル入りしています。
アジア太平洋選手権では、チャンピオン
に。
2016年のロンドンインターで見られた通り、世界で日本人は苦戦している昨今、これはすごい戦績です。
ロンドンインターの観戦をされた天野先生。
あと何かもう一歩ですね。セミファイナルとファイナルの選手に、それほど大きな差はないんですよ。
日本人も個性を全面に出せれば、必ずまたファイナル入りすると思います。
という言葉には、単なる楽観的な空気ではなく、ご自身の経験に裏打ちされた説得力を感じます。
1990年代のダンス界は、スタンダードにおいては篠田組と天野組のデッドヒートの時代と言っても過言ではなかったのです。
1989年:日本インター 天野組
1990年:全日本選手権 篠田組
1991年:日本インター、全日本選手権 天野組
1992年:日本インター、全日本選手権 篠田組
……という大接戦!
1989年:スーパージャパンカップセグエ選手権
はなんと!
両者同点優勝!!
||ワルツでリスナーから一番多い質問とは?
そんな天野先生をお迎えしての、ダンスウェーブレッスン。
12月7日はワルツについて、リスナーからの「ナチュラルターン」、「スピンターン」がうまくいかないというご質問に答えていただきました。
ワルツのナチュラターンについて陥りやすいミス「足が揃わない」ということ。
天野:僕も現役の時はそうでしたけど、ダイナミックに踊ろうとするあまり、足が揃わない。コツは次に来るスピンターンを意識するあまり、回転しすぎないことですね。
加地:スピンターンに関しては?
天野:スピンターンは、ナチュラルターンがフィニッシュした時に、膝がちゃんと女性の足の間に、前に曲がっていくことですね。膝を前に曲げて、体重を床に入れて、・・・少し専門的になりますけど、仙骨を回転させながら、ピボットするということですね。
加地:仙骨というのは?
天野:背骨と骨盤をつないでいるところなんですけど、仙骨を意識しながら背骨やアームを回転させていくと。
加地:ナチュラルターンが足が男女がぶつかってしまうという質問も多いのですが?
天野:ボディコンタクトが馴染んでいないと足がぶつかりますよね。固めすぎずに、ボディコンタクトは意識したほうがいいですよね、
加地:なじませるためには?
天野:女性の内臓を自分の懐に入れるように、女性のボディを包み込むように、ダイナミックにスイングする意識で踊ります。
いかがでしたか?
実は私、この放送を聞いて、
スタンダードのレッスンに行き始めました(;´▽`A``……(小声)
……今更?
だってこのお話聞いたら、スタンダードも面白そうだし、できそうなイメージになりませんかw?←(〃∇〃)
次回のダンスウェーブレッスンは同じく天野先生によります、「クイックステップ」です。
そちらはダンスビュウにもダイジェストが掲載になります。
丸っと聞きたい方は、放送をお聞き逃しなく!
【社交ダンスラジオ番組ダンスウェーブ】
毎週水曜日20:00~
(同日深夜0:00~再放送)
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