「殺人の追憶」を見てすぐに見てしまった・・・
またしても連続殺人事件・・・
余りにすぐ見たから
どっちがどっちか分からなくなるレベルでございます
こちらのシリアルキラーは
やっぱり殺人を止められなかったというか
殺人が止まっていた期間は
別の場所にいたってことが分かったときは
でしょ?
と思ってしまった
でしょ?
こちらも
最後は
結局本当に犯人だったの?
という
もやりはあります
でも殺人の追憶とは違うというか・・
何が違うか
言葉にしろと言われると
どうすれば良いか分からないけど
引き込み方が違うなぁと
冒頭の女性が襲われるところから
なんだろう
音や光の使い方とか
はらはら感が違う
あちらが
淡々とした怖さ
で
こちらが
はらはらとした怖さ
決して殺人の追憶がはらはらしないわけではないのだけど
はらはらの仕方が違うのかな?
なんだろ
これが言えるのが
プロのコメンテーターだな
この映画を見ようと思ったのは
俳優陣!
ジャレさんファンでもあり
ラミさんファンでもあるのです
そしてもちろんデンゼルさんは
出てたら
間違いないな…と思わせてくれる俳優さんの一人
そんな3人が勢ぞろいって!!
と
思っていたのだけど
あれっ聞かないな・・・
と思ってたら日本では劇場公開されてなかったと`
ジャレさん
結構多いよね
頑張ったけど報われなかった作品
その中に入らないといいのだけど
ゴールデン・グローブを
ラミさん、デンゼルさんを差し置いて
ノミネートされたいうことで
こりゃめでたい!
というわけで
俳優さん最高!
殺害されなかった被害者の娘が
ドラマのアリソン・デュボアのお姉ちゃんだったのも
わぉう!だった
肝心の話の内容としては
デンゼルさん扮する保安官が
どうしてそんなに過去の事件に思い入れがあるのか
その謎が説かれたときに
うわっ!
となったので
話としては
そちらの方がメインなのは分かるのだけど
ジャレさん扮する容疑者が
結局は本当の犯人だったの?
というか
彼が
犯人かどうかということだけでなく
犯罪の方法も
殺害した後にまた戻って
殺害した女性のポーズを変えたり
脅してまでローストビーフを食べさせたり
その辺のストーリーが
もっと知りたかった
犯罪ドラマだと
どんな方法で殺害されたとか
犯人の人柄とかが色々解明されていくので
それに慣れている身としては
ふわぁっとした
殺害状況の情報に
不満足
最初の容疑者が
どうして自殺をしたのかも
私は分からないままだった・・・
なぜ?
何か関わりがあった?
その時も覗きをしてたの?
自殺するほどの何が・・・?
彼には「殺人の追憶」的な
殴る蹴るの取り調べは行われていないわけで
保安官に以前も何かされたから
被害者の名前ではなく保安官の声に怯えたの?
何?何?
結局
ジョギングしてて
行方不明になった彼女はどうなったの?
とか
穴をたくさん掘らされて
疲れ切ってる人が
スコップで大の大人を
一撃で殺せるのか?
それも
本当にきれいに
一切苦しまずに・・・
そして
仕事も一応はちゃんとしてて
雇い主がいるような人が
警察に連行されてて
突然姿を消したタイミングで
保安官も姿を消し
刑事が突然休みを取ったりしたら
どうした?ってなるでしょ?
何事もなく終わっちゃうって
その恐怖よ・・・
埋められて終わっちゃうなんて
まぁ保安官の殺人だって
闇に消されて
本人がその罪を背負い続けてた
刑事は
助けたいと思っていた女性を
やっぱりあいつが殺害したのだ
そう信じることで
果たして救われるのか・・・
結局犯罪マニアで
警察をからかっていて
殺されちゃったのか・・・
もしそれなら
正義って何なんだ・・・
この後行われたFBIは
真犯人を見つけることができたのか
もし見つけられならば
刑事の殺人は
全くの無意味だったことになる
FBIの描く犯人像が
そもそも刑事の殺した容疑者とは違う人物像だし
保安官は
検挙率No.1を誇っていたらしいから
彼の嗅覚ってのは
凄いんだとは思うけど
でも
やっぱり
自分の犯した殺害を
いくら誤りだった
自己防衛だったとしても
正直に申告して
刑を受ければよかったのではないかと・・
その方が彼は前に進めたと思うから
刑事には
自分がしたことと同じではなく
ちゃんと自供することを勧めればよかったのでは?
と思ったりする
天使なんかいない
君は亡くなった人たちの天使になんかなれない
そう言っていたのに
保安課は
刑事の心を少しでも軽くすべく
彼が助けたいと思っていた女性が付けていたという
赤い髪飾りを買って
あの男はこれを持ってたから
君が助けたかった女性を殺したのは
やっぱり奴だ
だから君は彼を殺したことを
悔やむな・・・
みたいなメッセージを送るけど
それが正解なのか?と思う
殺したことを悔やむか
そこに快楽を見つけて
次々と殺害を繰り返すか
そこが
普通の人と
シリアルキラーの差だと思うけど
でも
普通の人と
シリアルキラーの間にいる
逃げようとする人…ってのがこの2人で
そこがもやもやする
勿論彼らは正義のためではあるけど
まだ確定したわけではなくて
「殺人の追憶」で見られたような
今では完全アウトの
虐待まがいの取り調べだって
彼らのような「正義」のため
犯人はどうせ嘘をつくような奴だから
白状させるためには何しても良い
みたいなところから発生する思いで起きてる
刑務所に入ったからって
亡くなった人が生き返るわけではないし
その事実は変わらない
だけど
その事実を隠して生きるか
向き合って生きていくかという違いは生まれると思う
だから
うやむやに隠して
自分たちのしたことを正当化したエンディングは
もやもやだ
もやもや
最後に保安官も
きっとずっと自分への戒めとして持っていた
殺してしまった女性の胸から摘出された弾を
燃やしてしまうのだ
自分も
あの男が犯人だったのだから
犯人を殺して
敵をとったとでも言うのだろうか・・・
始めは
お互いに
「なんだこいつ?」だった
保安官と刑事も
あっという間に
親しくなったところも
ちょっと早すぎないかい?
だった
周りに反対されてるのに
出世街道真っ只中の男が
そんなにすぐに
心を開くかね?
ってのもちょっと引っかかった
そんなこんなで
もやもやする映画ではあったけど
「長い!」とは思わず
一気に見せられたのは
凄い
そして
ジャレさん
あれ?
鼻違うよね?
鼻の形が私の好きな鼻の形じゃないよ?
目の色はカラコン?
彼が明るい所でアップにならないから
まぁブルーに見えなくても・・と思ったが
最後のシーンでは
他のシーンで使ってるより
黒目がさらに大きくなるカラコンを使っているのか
不気味さがアップしてた
お腹は
まぁ中に入れれば良いから分かるけど・・・
実際の事件に基づいてるから
モデルになる人がいるの?
ねぇ
鼻は?鼻?
いつも役作りで
ジャレさんの変装は話題になる
だから
「リトルシングス 映画 ジャレッド・レト」
で検索したのに
演技を褒めるコメントはあれど
鼻をいじってることは書いてない・・・
うーむ
気のせいか?
いや・・でも・・・・
と調べると出てきた!
やっぱり変えてた!
でも
話は実話に基づいている訳じゃなかった
ならば
誰も感想として書かない程度の変装をすべきだったのか?
そのメイクアップにかかる時間は見合ったのだろうか
アン・ハサウェイと共演したドラマでも鼻をいじってたし
いじりすぎな気がする
いやお顔が所謂「美形」だから
それが逆に邪魔しちゃうこともあるだろう
怪しくて不気味な男を演じるのには
このおいらの美形では無理だな・・・
っていうことかしら?
それも分かるが・・・
なんか容姿を変えることに力を入れすぎると
そればかりに注目されちゃうから
ジャレさんだけど
ジャレさんじゃないよね
っていう演技力だけで十分勝負できると思うのだけどな
ラミさんも
デンゼルさんも
そのままでやっとりますよ!って
ラミさんに話を移すと
ラミさんって
顔が「ザ・ハンサム」ではないけど
魅力的だよなぁと
しみじみ思う
特に家族で一緒にいるときの顔というか
優しい顔してるとき
あぁ好きだなぁと思う
なんか彼にあってる役だったと思う
あっ
私はボヘミアンじゃなくて
ミスターロボットファンです
デンゼルさんも
子どもに見せた笑顔が
「ずるいぜ・・・」です
それまで寡黙だったのに
なんなのよ
その笑顔!
なのでした