살인의 추억
うわっ
書いてたのが消えてしまった・・・
ということで
同じことを繰り返し書く気力はなさそうですが・・・
こちらの作品
見終わってから
もとになってる事件があることを知り
驚く・・・
しかも
映画よりも恐ろしそう・・・
華城連続殺人事件(Wikipedia)
犯人は分かってるのに
時効が成立してて
これらの事件では捕まえられない
10名殺傷
さらに他のところでも5名・・・
(他の事件で捕まっていて服役中)
映画よりも多いって
容疑者が現れては消えていく
最後には
すっきり終わるのか・・・と
ドキドキしながら見た結果
分からないまま
ぼんやりしたまま
なので
結末は
白黒はっきり
すっきりしたい
そんな人には
合わない映画だと思う
だけど
考えさせる映画の
好きな人は好きだと思う
面白かった
最後はすっきりしたかった感はあるけど
そう来たか・・・で
終わった
連続殺人をするような人は
なんというか
ずっと殺人を繰り返すというイメージがあって
それは
もうその人の根幹にあるというか
殺人でしか得られない高揚とかを感じてしまう人で
犯人が死ぬまで繰り返されるという印象があるので
映画では
最後の容疑者を逃した後に殺人がまだ続いたのかが
よく分からないのだけど
なんとなく
しばらく似た事件は起きなかったのかな・・と
その辺に
そんなことあっか?と思いつつも
まぁ他の場所に行って
そこで犯罪を犯し続けていた可能性もあるか・・と
納得させつつ
最後のシーンで
転職してセールスマンになった元刑事が
仕事ついでに
殺人現場に戻ったら
同じころに犯人と思われる人も
戻ってきていたと・・・
殺人犯にとっての追憶と
刑事として殺人を見つめてきた人の追憶
刑事として見つめてきた殺人は
犯人が犯した殺人だけじゃなく
容疑者と思っていたグァンホが
操作の途中で死んでしまったり
相棒が足を失ったり
そういうことも全部含まれてて
それは犯人が意図したことではなくて
自分自身の思い込みなどで招いてしまった可能性もあって
もしあんな捜査しなければ
彼はまだ生きていたかもしれない・・とか
そんな思いも色々と含まれてるんだろうな・・と
まぁ殺人犯としての追憶は
見てる側には分かりにくくて
刑事側の追憶を思うことになるのだけども
無茶苦茶な捜査も
昭和のドラマだけじゃなく
実際に行われただろうな・・・感があるので
そんなわけないじゃん!には
ならないところが悲しい
逆さづりしてたりするとこは
流石に一瞬「えっ?」となるけども
まぁ、あるか・・・で落ち着く
そんな取り調べ
あるわけないじゃん!
となる時代が来てほしい
今の子たちにとっては
そうであってほしい
にしてもだ
本当に犯人は誰なんだ・・・
最後の最有力と思われた
手が女性のように柔らかい美男子
だけど
最後のシーンで
現場に戻ってきたであろう犯人の人相を
「どこにでもいそうな普通な顔」と
言われていたということは
違うのかな・・・と
まぁ年を取って
普通になっちゃうケースも実際はたくさんあるから
それだけで犯人候補から除外はできないけども
最後にわざわざ美男子を持ってきたのは
違う人だった
どこにでもいる人がシリアルキラーだった的なことなのかと
思わせたい感じなのかな?とも思いつつ
でも
じゃぁなぜ
あいつがラジオに曲をリクエストしたら
殺人が起きるんだ!
ハガキでのリクエストなら
雨の日にどんぴしゃで送れるのか?
雨の日にその曲がラジオから流れたのを聞いた犯人の
殺人スイッチを偶然押してしまっただけなのか?
なんなんだ!
だし
あの態度も何なんだ!
だけど
刑事の彼女は理由を知っていたであろう
グァンホの火傷の理由に
あの男が関わっている感じが出たままで終わってしまった
だけど
彼女は知ってるんだから
刑事なら
グァンホが容疑者になったときに
彼女に聞いてよぉんと思った
けど彼が知的障碍者であること
それが
自分も障碍があるからという理由で
色眼鏡をかけてしまってるところが
あるんじゃないか・・・と思わせたり
2番目の容疑者は
もう・・怖い
一番怖い
奥さんも子どももいて
仕事もしてるのに
えっ・・・なにそれ!
だけど
まぁ彼は実際は
人に害は与えない形で
自分の欲望を満たしていて
していることが
おかしいことだってのも分かってて
ほんのちょっと
ボタン掛け違えたら犯罪者になっちゃう
犯罪者とそうじゃない人って
そんな違いなのかも・・・とか
思わされる
まぁ
シリアルキラーとは
そんな掛け違えの違いじゃないけど
原題:살인의 추억
「추억」は日本語では「思い出」として訳されることが多いようですが
漢字の「追憶」から来ている言葉
日本語では、思い出と追憶の違いとしては
追憶は「楽しかった、幸せ、暖かい、ほっとする、そんな思い出を思い出したり、懐かしむときに用いる言葉が追憶という言葉(WORK SUCCESS)」
悪い思い出などには使われないとのことだが
韓国語でも果たしてそうなのか・・
悪い思い出は含まないのか?
悪いことも時がたって思い出になれば
懐かしくなって、いい思い出になる
みたいなことなのか?
でも私の言葉感覚では
追憶って日常では使わなくて
思い出の方が慣れ親しんでるし
ひらがなも入るから
思い出の方が可愛らしい印象なので
驚いたのだけど
まぁ「思い出」だけ切り出すと
懐かしい温かいイメージだからなだけで
「いい」とか「悪い」とか「悲しい」「楽しい」
色んな形容詞を付けて使われるのが「思い出」で
「追憶」は追憶単体で使われることが多いだろうから
そっか・・・とは思ったのだけど
となると
このタイトルは「追憶」で訳していいのか?
と思ってしまう
韓国語では「추억」が思い出と訳されることが多いように
「悪い추억」とか「大切な추억」みたいに
形容詞とくっつけても使われることがあるようなので
やっぱり「思い出」の意味が近い感じがする
同じ追憶から作られた言葉でも
やっぱりそれぞれの文化で
異なる意味を持ってくるから
「추억」と日本語の「追憶」は
イコールではないってことなのかと思う
「記憶」は発音も似ている「기억」があるので
単なる記憶ではなく「追憶」を選んだのには意味があるのだろうけど
日本語にすると
「殺人の思い出」
だと
やっぱり懐かしさとかの暖かいイメージになってしまうから
「殺人の記憶」
の方が近いのだろうか
記憶だとただ覚えてるだけみたいな感じにもなるから
また違うのだろうけど
良いのか悪いのかは
見る側に託されるというか
まぁ良い悪いじゃない話しで
そのことを覚えているってことに重点があって
自分としてはしっくりくる
もう英語の「Memories of Murder」だと
「殺人の記憶」という雰囲気も入って来るな・・・とか思ったり
高校の時のオーストラリア人の先生に
「『なつかしい』って英語でしっくりくるものがないんだよね」
と言われたことがあって
「nostalgic が近いと思うけど決してイコールじゃない」
自分はnostalgicをそんなに使わないけど
日本の人は「懐かしい」を頻繁に使うと思うから
昔を振り返る、そしてそこに何か良い感情を感じる文化で
だからこそ歴史とか伝統とかを大切にするんだと思うみたいなことを言われて
驚いた記憶がある
nostalgic意外だと1語じゃなくて説明っぽくなると
「懐かしい」ではなくて「思い出」なんだけど
思い出には「懐かしい」の気持ちが自動的に入って来る感じがするので
「Memories」と「추억」はどこまで近いんだろう
추억, meaning で検索すると
memory; recollection; reminiscence
memory:
-
the faculty by which the mind stores and remembers information.
-
something remembered from the past.
recollection:
- the action or faculty of remembering or recollecting something.
-
a story told about a past event remembered by the narrator.
-
a characteristic of one thing that is suggestive of another.