アナザーラウンド・another round

 

 

アカデミー賞も全く見なくなったので

全く知らなかった

番組案内に書かれていた

アカデミー賞受賞の文字で

録画しようと決めたのは事実なんだけども

それしか知らないで見たのだけど

 

第93回アカデミー賞国際長編映画賞受賞作品。酔っぱらって人生大逆転!?4人の男たちが仮説の証明に挑む。マッツ・ミケルセン主演のコメディ。

 

知らない国の映画を見るのは

楽しい

 

あれ?なんだ?

どうしてだ?

 

って部分も勿論あるけど

 

へぇ~

って部分が

 

そして

文化は違っても

共感できることって多いんだなって

当たり前のことも

改めて実感するし・・・

 

いきなり始まる

飲酒しながら走るレース

まさかの高校生・・・

 

Movie Walker(オスカー受賞作『アナザーラウンド』で知る、デンマークの驚きの飲酒事情)によると

実はデンマークの法律に飲酒に関する年齢制限はないというから驚きだ。さらに、ビール、ワインといったアルコール度数16.5%以下の酒類なら16歳から店頭で購入でき、18歳になればどんなお酒も買えるようになるだけでなく、レストランやバーで飲酒することも許されている。また、物価が日本の倍はすると言われるデンマークだが、酒の値段は安く、ペットボトルの水より安いビールも存在するほど。

だけど

学校で飲酒が見つかれば問題にはなるようだ…

 

にしても「血中アルコール濃度0.05%」が最高な状態!説を立証すべく酒を飲んで授業をしたら、それまでいかにも「やる気なし」「つまらない」授業だったのが一転。妻との関係だって改善しちゃう。

 

えっ・・・飲酒を進める映画?

そんなにあからさまに変わる?

授業が変わったのって酒じゃないよね??

酒で気分が高揚して・・・ってレベルじゃない変化だよね?

題材変えてるし、事前に写真とか準備してるし・・・

それを酒を飲まない状態でもしてたら良いんじゃないの?

 

まぁ、携帯いじったり、学ぶ側の態度にも一切問題がないとは言わない

だけど、やっぱり教える側にもどう教えるかっていう責任がある

 

ちょっと、あまりにも変わりすぎて

それで「酒、最高!」だったらどうしよう・・・

と途中思うのだけど

 

まぁそこから先は

飲みすぎ危険!

ってことになるから

良かったぁと思うのだけどね

 

なんでも中庸中庸

だけど酒もドラッグも歯止めが利かなくなる危険性があるから

危険だと思うわけで

特に心が折れちゃってるときは

そこに逃げたくなるだろうし

 

もう家族との関係が改善してきたときに

友達が「もう濃度の規制を解除しよう!」という提案をしてきて

強い酒を飲み始めたときに

1度は断っていたのに・・・

もう帰宅する直前でグラスを手にしてしまったときは

「ばかぁ・・・、帰りなさいよ!」と言ってしまった

麻薬をからめて申し訳ないけど

大麻なら良いじゃん!ってのも

この危険性がある気がするんだよね

大麻なら…で始めたけど

徐々にそれでは満足しなくなって

もっとすごい高揚感が求められるなら…って手を出して言っちゃう怖さが

そして周りもやってたらやっちゃうし

日本なんて大麻だって手に入れられる状況になるって

所謂「そういう人たち」と関係を持たないとだめだから

もう周りの環境が変わって

他のドラッグも手に入れやすくなる状況に近づくと思うのだよ

そしたら売る方としたら

きっともっと利益が出る方を売ろうとしたりするかもしれないし

だから

やっぱり入口に位置する大麻もだめだよな…

って

最近の大麻のニュースとか見てると思う

 

デンマークでは皆が飲酒してるから

日本だって年齢の規制をなくそうみたいな

大麻は他の国では合法だから

やっても良いってのと

同じように論ずる人がいるかも知れないけど

ヴァイキングの国として

昔からたくさん飲んでた人と体のつくりが違うと思うのだよ

処理能力が

それに社会の仕組みも違って

飲酒の年齢のルールだけ変えても

明文化はされてないけども・・・ってことが

色々組み合わさってできてるのに

それらがないまま

子どもの飲酒とか

大麻とかをOKにしてもダメなんだよね・・・

 

昔は一気飲みの強要とか当たり前だったし

喫煙もどこでもできた

それが少しずつ少しずつ変わってきて

酒を飲まない人が出てきたり

喫煙もできる場所がどんどん減って来たり

それは人の意識がいろいろ変わってきたことで

変わってきたことだから

そのステップを踏まないで

他の国ではOKなんだから

良いんだ!ってのは違うってこと

 

なんだ

何言ってるのか分からなくなってきたけど

 

もう飲酒はやめよう…そう思ったところでも

試験にもう失敗できない…という生徒に

酒で落ち着け

って言ってしまうから

酒が悪いって言いたいわけではないのだろうけど

 

おばさんは

この学生が

あぁいざとなったら酒の力が借りれる・・・

そう思ってしまうことが怖いと思ったのです

しかも医学部目指してた気がする

そんな医者・・・いやだ

緊張する場面なんてお医者さんたくさんあるよ

ミスれない!そんなことの連続だと思うよ

なのに

酒がある!

なんて思われたら・・・

怖いです

 

このシーンが最後じゃなくて

やっぱ酒ダメだよな

酒が全部解決してくれるわけじゃない

って気づく前に入れてあったら

まだ良かったんだけど

最後に酒の良い点というか

酒が全部悪いわけじゃないよね・・・みたいな

酒の良心(なんじゃそりゃ)みたいな位置に入れられていたのが

気になった

特に学生にそれをしてしまうってのが・・・

この子の未来は怖いぜよ・・と

 

たびたび挟まれる

この著名人・政治家も

酒のみだったんだぞ!

酒のみだって大成するぞ!

みたいなのもあって

まぁ一概に私も酒を「悪」とは思っとらんが

それで正当化されても困っちゃう

なのだ

 

所謂「中年危機」みたいなのを

どう乗り越えていくかの内容で

若者の夢や未来との格闘みたいのとは

また違う辛さを描く作品は色々あって

自分も年齢的に

若者向けではない映画の方に

共感度は上がるわけなんだけど

 

なんか・・・

40歳の誕生日パーティだよ

のところで

えっ?40歳?年下?

えっ?

となる

見た目もあるけど

なんか人生で背負ってるものが

でかいな・・・って

私の人生は軽いなって

思っちゃう

 

先述のMovie Walker や Wiki だと

酒がなきゃ歴史が変わってたかも!

ってのが始まりだけど

映画にも出演予定だった監督の娘さんが

撮影開始後に交通事故で亡くなられたこともあり

 

脚本はより人生を肯定するように書き直され、「それはただ飲酒についてだけではない。人生に目覚めることについてだ」とヴィンターベアは説明した。

 

となったらしい

 

けど、なんかもし酒を飲んでなかったら

こんな決断してなくて世界は変わってた!で

突っ切ってしまった「if」の映画の方が面白かった気もする

 

そして

「D-Day」知ってるか?

みたいなのが出てくるけども

今日、まさにツアーファイナル(予定・追加があると思ってる)が行われる

Agust Dのアルバムタイトルなのだ

 

D-dayって日本人にとってなじみのある言葉??

韓国では一般的なんだろうか?

私は初め聞いたときに「Agust D」の「D」でしょ?

「Agust Dの日」的な

と思ってたのにインタビューみてたら

あれっ?「D-day」って言葉があるんだ・・と知り

調べたわけです

 

どのインタビューでも、D-dayの意味って書いてなかったように思うのだけど・・・

英語圏では基本概念な気がするし

韓国でももしかしたら一般的なのかも

であれば、そこに注がなくても良いけど

日本のインタビューでも書かれてなかったぞ・・・

 

Wikiさんですと

D-デイD-Day)とは、戦略上重要な攻撃もしくは作戦開始日時を表す際にしばしば用いられたアメリカの軍事用語。

歴史上最も有名なD-デイは1944年6月6日であり、これは第二次世界大戦中にナチス・ドイツ占領下のヨーロッパ連合国軍が侵攻を開始した「オーヴァーロード作戦」の開始日である。詳しくはノルマンディー上陸作戦を参照のこと。

 

とのことです

はい

 

映画の内容には深く関係あることじゃないのだけど、

D-dayと出てきて「うぉおおおっ」となったので報告いたします。

 

大きなセットがあるわけでも

何か大きな特記すべき出来事があるわけでもなく

(死はあるけど、死はある意味日常だと思うので)

日常の中で

普通の人たちの普通の日常の中での戦いと喜び

みたいな映画は好きなので

雰囲気というか映画のつくりは好きだったけど

ちょっと

飲酒に対してのメッセージが

まぁ白黒つけるものではないのだろうし

一人一人が向き合って

付き合い方を決めるべきものだと思うけど

なんか微妙だな・・・と思ったので2回は見ない

 

でも D-day は何度も聞く!