6年前

地震が起きた時

私は

今と同じように

机に座ってて

 

机の棚の本が

落ちてきたので

他のものが落ちないように

立ち上がって

支えながら

 

これは

もしかして

机の下に潜った方がいいのか?

これが

ずっと言われてきた

いつか来るっていう

関東大震災か・・・?

このままここにいたら

家が崩れちゃうかな

どうしよう・・・

 

そう思って

思ったまま

ずっと立っていた

 

家に飾ってあった

ステンドグラスが落ちて割れたりした

 

そして

すぐに父が帰ってきて

テレビを二人で見た

 

その光景は

信じられない津波の映像で

もう

なんとも言えない

感じたことのない

不安が襲ってきた

 

宮城県に親戚もいる我が家は

それからしばらく

不安な日が続いた

 

東京も

余震だけじゃなくて

スーパーから一部の食べ物が消えたり

計画停電が起きたり

影響があった

CMがテレビから消えたし

 

とにかく

心がそわそわしていた

 

そして

そんなそわそわでは

すまない人が

大勢いることに

自分はどうしたもんかと

同じ日本人として

同じ人間として

さらに

そわそわしていた

 

 

そして6年

「そわそわしていた」

から

「そして6年」

までの空白に

空白にしてはいけないようなことが

いろいろ起きた

 

いろいろ

なんかじゃ済まされない

ことが

いろいろと

 

忘れちゃいけない

なにも起きなかったように

忘れてはいけない