道を譲る

これが出来るフィリピン人は僅か・・・だと思う

細い道で正面から歩いた来たひとつの集団に道を譲り、さぁ自分が・・・と思ったら次の集団が当たり前のように直進してくる
で、気づけば自分の後ろに人だかり・・・・
この状況は日本でもよく引き起こしてしまうので、まぁその頻度が日本に比べて高いものの認可できる

しかし

従業員に道を譲る

状況が多すぎる。

従業員…というか、買い物した時のその店のスタッフですね。

一応店内では、私は客、彼/彼女はそこのスタッフ。
つまり優先順位で言うと

客>スタッフ=私>彼/彼女 の公式が成り立つはずである。

しかし…それは、日本でのことだったのですね。

フィリピンではさも当たり前に従業員が道を通っていきます・・・
グロッサリーショップなどはダンボールやら商品やらが所狭しと並んでいるので道を譲らなくちゃいけない状況がよくあります。
で、細い道に同時に一歩を踏み出してしまった場合、
相手が客の場合は「こんにちは」などといいながらスタッフは客に道を譲るべきなのであぁるぅ!!!

しかし、しかし、しかし、気の弱い私は相手がスタッフでも微妙に躊躇する。
すると、その躊躇した間を付きスタッフがどかどかと歩いていくのであり、結果私は道を譲ったことになるわけです。

そして、その際、80%の確立で「ありがとねぇ」の一言すらない!!!

「おいおい、私は客だぞ・・・・」

と思ってしまうのは、日本人の悲しいサガなのでしょうか???

まぁ、従業員の態度に関しては、このほかにも色々と物申したいことはあるのです。

「レジ打ち終わったら、合計金額くらい読み上げてよ・・・・。レジも客に見えるように設置されてないわけだし・・・」

「おいおい、待ってるんだから従業員同士の恋の話なんて止めようよ」

「私の商品打ちながら、世間話しないでくれよ」

「商品投げるなって!!!それ、私買うやつだからぁ」

日本でレジのバイトした時は・・・・
1.いらっしゃいませ
2・商品の値段を一つ一つ読み上げ。
3・合計金額の読み上げ。
4.預かり金額の読み上げ。
5.おつりの読み上げ。
6.有難う御座いました。またのご来店をお待ちしております。とお辞儀。
もちろん、勤務時間中は立ち尽くめ。
これが鉄則だったけど、まぁ自分も客のときはそうされているので、これを身に付けるのはそう時間は掛からず。

フィリピン
1.椅子に座りながら従業員が世間話に花を咲かせる
2.世間話の邪魔をした客に冷たい視線を浴びせる
3.投げられる商品。その途中世間話は途切れない
4.合計金額をすまなそうに除き見る客
5.黙って金を受け取るスタッフ
6.おつりを出される
7.レシートが袋入れ係に渡され、勝手に買い物袋に入れられる
8.客立ち去る

あぁぁぁぁ・・・・

まぁ、最低賃金もらえても500円。
普通の店じゃ、最低賃金もきちんともらえてるか怪しい。
8時間労働を普通に超えてるだろう。

そんな状況じゃ、しょうがないのかもね・・・・

だから、バーコードで打ち出された値段が、店内の表示価格と違って、スタッフが平謝りしてるのに怒る日本のおばさんは、フィリピン来ないほうが良いですよぉ。