バスに乗りました
家の近くに向かうために
私の席の隣には
どうも日本に帰国する前夜
羽目をはずして飲みすぎたため
酒臭いにおいとともに日本に帰国しなければならなかったおじさんが
座りました
そして
私の席の後ろには
中国人の女性2人が座りました
バスが発車すると
この中国人であろう女性二人の
大声がバスに響き渡りました
この声が
もし初めての日本に対しての興奮を示すような
言葉であればよかったのですが
どうやら声の調子は
不機嫌で
窓のカーテンを
桜に見とれる私に反し
ぴしゃっと桜に目をくれることもなく閉ざしてしまった様子は
どうやら日本に長いこと滞在し
中国に一時帰国してきただけの帰り道であろうことを
容易に想像させました
あぁぁああ
公共の場で大声は恥ずかしいなぁ
と思っておりました
ついつい私も
日本人の知り合いと
フィリピンで出会うと
周りの人は何を言っているかわからないだろう
ということもあり
結構大声でしゃべってることもあるかも知れない・・・
反省反省
しかし、フィリピンではそれを上回る
フィリピン人の騒々しさがあるので
文化の違いというのはでかいもんだと
思い知らされました
もしこの二人がフィリピンで
同じことをしていれば
それほどは目立たなかったはずだから
するとすると
突然でかい声で
「っつかぁ、てめぇ馬鹿だべ?」
という女性の声が・・・・
ドン引きの私
だれだれバスの中で喧嘩してるのは??
と思ってると
声は続く
「ふざけんなっての」
「もうバス乗ってるんですけどぉ」
「ってか、本当馬鹿だべ?てめぇ」
「マジ疲れてんだって」
「頭悪くね?」
「荷物たくさんあるっつってんだろ」
「わかんねぇのかよ」
「まじうぜ」
「勝手にすれば?」
「そんなさ、疲れてるのに行くわけないじゃん」
「馬鹿でしょ」
「次はいつ休みなわけ?じゃ、そん時でいいじゃん」
一人でしゃべり続ける彼女・・・・
そう
まさかのバスの中での大声電話
しかもその内容が
そのしゃべり方が
最低
せめて小声で
せめて丁寧な言葉遣いで・・・・
あぁ恥ずかしいよ
今の若者よ・・・
やめてくれ
特にお前さんは女性じゃないか
そんな風に
キレて「てめぇ」とか
「だべ」とか
「じゃねぇの」とか
「マジバカ?」とか
連呼するんじゃありません
と思いました
きっとバスに乗り合わせた全員が
そう思ったことでしょう
その雰囲気を彼女は
察しなくてはいけないはずでしたが
話は続くのです
会話の様子から
海外から帰ってきた彼女は
彼に電話
彼は迎えに来たくないらしい
バスで帰って来いという返答をする彼に
お前は馬鹿だ
私は長旅を終えて疲れてるんだ
迎えにこい
荷物だってたくさんあるんだ
しかもおまえは仕事が今日休みじゃねぇか
なんでわざわざ私がお前に会いに行くんだ
迎えにも来ないくせに
と言いたいらしい・・・
あぁぁ良かった
荷物がたくさんあったら郵送で送って
自力で帰ってくることを
当たり前と考えている自分がいることに・・・・
暫く醜い争いがあり、
会話が止まった
すると
また彼女がしゃべり始めた
「はぁ?
マジで言ってんの?」
「やっぱ馬鹿でしょ?」
「そんなんさ、その間なにしてるのよ?」
「えぇ、まぁ良いけどさぁ」
「誰が言いわけ?」
話が読めなくなってきた
また彼が電話してきたのか?
もしくはやっぱり勝手にしろと言ったものの
迎えに来てほしくて彼女から電話したのか?
「わかったよ。予約しとくよ。」
「っつかさぁ、マジ疲れてんだけど」
「えっ、良いよぉ。ちょうどカラァしたかったしぃ」
わかった・・・・
彼が美容院に行きたいから予約しろと彼女に言ってるんだ・・・
なんだそれ・・・
この二人何?
彼は迎えに来ない
そのことを罵倒する彼女
海外から帰ってきた彼女に美容院の予約をさせる彼
どっちもどっちの
最低
じゃないかい?
海外から帰ってきて
なんで美容院に直行セにゃならんのだ
しかも相手はストパーかけるらしい・・・
は??
しかも迎えに来ないから
美容院待ち合わせ・・・
で、それを海外から帰ってきた
口の悪い彼女がする
せめて日本にいて
迎えにも行きたがらないできっと家でダラダラしている
男がするべきじゃないのか?
「わかったよ。しとくって。」
と電話は切れ
美容院に
「あ、もしもし?
今日、だいじょうぶっすか?
え?ペアルームが良いっすけどぉ?
担当は
名前忘れちって・・・
誰でしたっけ?
あ、えっと名前は●◎。
ぁああああ、そのその人だったぁ。
その人いる?
えぇ、いないの?
じゃぁ、まぁトップの人で」
というこれまた
低レベルな会話が・・・
バス、それも長旅で皆ぐったりして静かなバスの中で
男のストパーをトップヘアリストに予約する女の声が・・・
響き渡る
そして
衝撃の言葉が・・・
「子供もいっすけどぉ
大丈夫っすかね?
え?
まだ5ヶ月なんですけど?」
ががががぁぁああああん
てっきり、
彼女と彼の関係かと思ったら
子供が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで気づく
私の後ろの中国人
赤ちゃんつれてた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で
気づく
口の悪い女がしゃべってるときだけ
中国語がぴたりと止まる・・・・
ひょよよおよおおおおおえええええええええええええええええええええええ
同一人物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かなり衝撃でした
そして、さらに彼女が全然きゃぴきゃぴとした
女の子ではなく
れっきとした女性であったことも
衝撃でした
なのに、なんだか女の子のドレスのような来ていたことも
衝撃過ぎでした
その中国語の
流暢さと
日本語の汚い言葉の流暢さ
いったいなぜ?
一緒にいる女性が単語単語のそれもなまった日本語しか喋らないところをみると
お母さんで
彼女はハーフ
両方の言葉を操れる・・・・
道場のおばさんの
小声の
「普通日本人なら・・・」
とか
「こんなところで恥ずかしくないのかしら」
は明らかに彼女を指した言葉でしょう・・・
彼女は日本の文化も知っているだろうに・・・
もしかしたらお母さんにだけ育てられ
日本文化は彼女が家庭以外の場所で身につけたものなのかもしれませんが・・・
本当に思いました
外国語をしゃべる時は
なるべく丁寧な言葉をしゃべろう
汚い言葉は覚えないようにしよう・・・
母国語をしゃべる時も・・・・
本当、人ごとながらとても恥ずかしい日でした
彼女たちは
ストパーとカラーを入れ終わったのでしょうか?
5か月の赤ちゃんを
道連れにして・・・・
くわばらくわばら
