久しぶりにバスケットボールを見学。


フィリピンと言えば、バスケですね。バスケなんです。

市の役所、村の役場には必ずと言って良いほどバスケコートが隣接されており、お金があるところはここにステージがあり、更にお金があるところは屋根まで付いていたりするわけですね。

とりあえず、

町のイベントはここで行なわれ、

お米を干すときもここで行なわれ、

恒例のオカマコンテストもここで行なわれるわけです。

そして、雨期が終わればこれまた恒例のバスケ大会が行なわれるわけです。

バランガイ対決もあれば、お店対決みたいのもあるわけです。

子どもの大会もあれば、中高生の大会もあれば、おっさん達の大会もあるわけです。まぁ、ボールと多少のスペースと、リングがあれば出来るわけですからね。

野球みたいに道具が買えないって事も無いわけですよ。だから普及したってのもあるんでしょうね。

隣町の大会まで出張参加したりして、一人で3大会くらい出たりするわけです。

働けよ…


私が今回見学したのは、お店対決です。

ちょっとお金持ちのお店が、チームを作って(従業員ではなく、バスケが得意の知り合いを集めるって感じですね。)参加するわけです。

××工務店対△△商店みたいな。


日本と違うなぁと思う点を上げてみましょう。


1. 外に設置されたコート


2. セメントで出来たコート


3. コートから20cmほどしか離れていない観客席。観客席が小さくて道路にまで飛び出してフェンスにしがみ付いてみている場合もある。逆に平日でちょっと天気が悪かったりすると、全く観客がいないって事もある。20cmのスペースが無いコートも多々。試合中でもゲーム見ながらふざけ合う子どもがコートに入ってしまうって事もある。


4. 練習中、もしくは休憩時間に観客が交じり合う(特に子ども)シュート試合になる。自らボール持参の人もいれば、休憩中のチームのボールを使う者まで。急速時間は勿論爆音の音楽が流れる。


5. 酔っ払いの観客。たまに選手も酒臭い…


6. それバスケットシューズじゃないだろう。ただのスニーカーだろうという靴を履く選手(こういった大会じゃない場合は、サンダルでやってますし…)


7. ユニフォームが無い選手(お金が無くてもこういうユニフォームは必死に作る国民性。同じようなメンバーでも毎年作り変えたりする。でも、たまに無い人も混じりこむ。今回の対戦相手はなんとユニフォーム率ゼロでした。大会によってはユニフォーム着てないと駄目なところもありましたが、ここは大丈夫みたいでした。)


8. そこらのおしゃべり上手な兄ちゃんによるアナウンス。時より思いっきり公平さに欠くアナウンスを行なう。


9. 時間通りに始まらない大会。観客が先に待っている事は良くあること。相手が来なくてずーっと待ってる事も良くあること。


10. 野外だって言うのに大音量のアナウンス


11. 野外だって言うのに、住宅が隣接してるって言うのに、フィリピンタイムで遅れて始まっちゃうと、勿論終了時刻も延びる。でも、平気。深夜まで普通に大音量の大会は続く…


12. コートに散乱するガムの袋。オイ…危ないだろ…滑るだろ!!と思う心配は無い。選手も捨ててるから。自業自得じゃ。


13. ミスが出ると笑う観客… 応援しているチームの敵がシュートを放つと「はいらねぇぇぇぇぇよぉぉぉぉ!!!!」と叫び、実際入らないと「言っただろう!!!!よぉぉぉぉ!!!」と更に叫ぶ。ボールを情熱で追いかけて20cm先の観客に突っ込むと「良くやった!!!」ではなく、「女の子のとこにわざと飛び込んだなぁ。うわっはっはっは。」などと罵声が… あぁ、スポーツマンシップ。地元の大会だと、知り合いが見てる事が多く、「この前、別の女と歩いてるのみたぞぉ。」など、試合と関係ない野次も飛ぶ。


14. 試合の度に、選手が飲む水を持ってこない。応援してる人に「水、水!!」と叫び、買いに行かせる。必要って分かってるんだから準備しようよ。また、僅かの水を持ってても、罵声を飛ばしすぎて疲れた観客が飲んでしまうこともしばしば。「自分より選手が疲れてる。選手のほうが水が必要!!」と考える人は僅か。「飲みたいもん。水あるもん。飲んじゃうもん。」(今回のチームは金持ちがスポンサーなだけにちゃんとジャグ持ってました。)


15. 試合後に、審判に払われるお金を選手達から回収


16. 試合の後は監督の家に行って、反省会…では無く、飲み会


まぁ、ざっとこんな感じでしょうか。 いやぁ、面白いですね。面白い。見てただけなのに、飲み会でパンシットとコーラとパンをただ食いまでしてきましたよ。

いやぁ。フィリピンじゃ!!!