【天狗マラソン ~Finish】
激下りから一転しての上り坂。
もう呼吸がいっぱいいっぱいで、喘ぐようにして走る。
まずは折り返し地点が目標だ。
しかし、そこまでの3kmの道程が果てしなく遠い。
上ったり下ったりの山道。
その一つ一つの坂道が、結構な急斜面です。
なので、上りも下りも心臓が休まるヒマなし(泣
給水所では、地元の子どもたち(陸上部?)がコップを差し出してくれる。
そんな気遣いに元気づけられつつ、やっと折り返し地点に到達。
しかし、またこのアップダウンの道を戻らねばならないのかと思うと、ウンザリしてくる。
この区間、ペースはキロ4分を切ったり5分を越えたり、全く定まらず。
フォームもガタガタで、もうどうしたらいいのやら(大泣
そんな状態で、残り2km。
コースを右折し、奥寺へと続く「天狗の小径」へと突入していく。
往路は車道、復路は歩道。
その差はあれど、当然高低差は変わらないので、下ってきた分、上らねばならぬ。
いや、復路の歩道の方がより鬼畜かもしれません。
激坂なのはともかくとして、所々に地獄の階段が待ち受けているのです。
激下りにアップダウン。
ここまで酷使してきた脚。
一段一段、腿を上げるのが辛い(涙
序盤の階段は、勢いで上っていきます。
しかし、脚に疲労が溜まるにしたがって、もはや見る影も無し。
手すりにつかまり、ふらふらと階段を上るランナーたち。
もはや屍の葬列です。
上り坂と階段が交互に押し寄せる。
もういい加減にしてくれと思いつつ、キロ7分でふらふらと2km上り続けると、ついに本堂へと続く山門が見えてくる。
残りの体力はすっからかんですが、必死に腕を振ってフィニッシュを目指す。
痙攣する両足を、それでも踏ん張り、ついに最上段へ。
フィニッシュゲートを通過することができました。
【記録】46分30秒
やっとの思いで走り切ることができました。
実は、前回参加したとき、年代別入賞をしていました。
なので、今回もあわよくば・・・と思っていましたが、完全に玉砕です。
前回に比べ、2分近くタイムを落としています。
反省点の多い今回のレースですが、一番は序盤の下りを飛ばし過ぎたことでしょう。
実力以上のペースで走ってしまい、最初の2kmで体力を使い果たしてしまいました。
10kmとは言え、非常に難易度の高いコース。
冷静に走ることが求められます。
あとは階段の上り方も考えねばなりません。
余計な体力を使わないように、ちょこちょこと一段ずつ上っていきました。
しかし、段差はそれほど大きくはありません。
大股で上って行った方が、結果的には体力の消費は抑えられたかも?
いずれにせよ、なんとも不甲斐ない走りをしてしまいました。
このリベンジは、ぜひとも来年果たしたいと思います。
さて、フィニッシュ後は奥さんと合流。
おいしい天狗汁を頂きました。
更には、近くの温浴施設に割安で入れるとのことだったので、ぜひ利用しようと思いましたが、
その施設のシャトルバスが何処で乗れるのか、どれくらい待つのか全く分からず。
結局、温泉は諦め、駅行きのシャトルバスで帰路に着きました。
お土産沢山で、嬉しいですね(喜
今回、共に走ったランナーの皆さん、激坂&階段お疲れさまでした。
ボランティアの皆さん、温かいもてなし、有難うございました。
また来年、「天狗のこみち」を走らせてもらいます。