【春日部マラソンレポ ~Finish】
暑さと疲労に四苦八苦しながら、6km地点通過。
ここから約1km、距離調節のためのスライド区間。
先導するのは、女性白バイ隊員。
先行するランナーに、後続のランナー。
さらには折り返し後、左上を見上げると、河川敷を走るランナーが見える。
三重のスライド区間ですね。
そんな私も、いよいよ江戸川河川敷へと突入。
河川敷は日差しを遮るものも無く、容赦なく身を焼く。
暑くて暑くて、仕方が無い・・・。
こんな状況で思い出されるのが、柴又100k。
あの時と同じコースを、今走っている。
柴又も暑かった・・・。
嫌なイメージが湧き起り、疲労感が増す。
スタート前は「キロ4で」と思っていたペースも、今はキロ4分10秒台。
もう、一刻も早く終わりにしたい(泣
ただ、そんな日差しの強い河川敷なのに、多くの応援の声が響く。
わざわざ、こんな所まで応援に来てくださる、地域の方々。
「がんばれー!がんばれー!」
と、両手を振って応援している。
なんと有難いことでしょう。
ここに限らず、走っている間、ずっと応援が途切れることはありませんでした。
疲労困憊の身体に、嬉しい声が染みわたります。
そんな応援に押され、何とか河川敷を終了しました。
16km地点を越え、残り5km。
あと少しと思うも、力は湧かず。
今にも止まりたい衝動を必死に抑え、黙々と走るのみ。
後方から、次々とランナーに追い抜かれていきます。
やっとで、あと1kmの表示。
腰は落ち、全く脚に力が入らない。
ペースは、もう4分20秒になろうかというところ。
もう記録は、どうでもいい。
とにかくフィニッシュまで我慢。
必死に腕を振り、ついに公園入口が見えてくる。
最後は競技場のトラックを半周するのみ。
が、そのトラックが砂利道。
いや、砂利と言うより玉石!?
足が沈みこんで、走りにくい(涙
疲労困憊の上にこんな足元で、ラストスパートもできず。
転ばないように恐る恐る走り、何とかフィニッシュゲートを潜りました。
【記録】1時間27分26秒
やっと、終わった~。
暑い~~~。
疲れた~~~~。
苦しいばかりのハーフでしたが、終わってしまえば、やはり充実したものです(笑
とにかく、全身汗だくなので、一刻も早く着替えたい。
一目散に体育館へ向かいました。
体育館には、更衣室に手を洗える場所がある。
タオルを濡らし、汗を拭くと気持ち良い。
設備を使わせていただき、有難うございます。
のろのろと時間をかけて、着替え完了。
ひと息つけた所で体育館を出ると、多くのランナーがフィニッシュへ向かっている。
みなさん、つらそうな表情。
しかし、フィニッシュを迎える充実感ある表情でもあります。
しばらくその場でランナーを応援していると、
ひときわ大声で騒ぎながら走っているランナーが。
伯爵でした(笑
その後は公園を後にし、帰路に着きました。
その前に、出店で美味しそうな宇都宮餃子をゲット。
春日部にて、なぜか宇都宮土産(笑
さて、暑さに苦労したレースではありましたが、楽しく走れたと思います。
それも、地域の皆さんの温かい応援のおかげです。
そして、給水所では高校生が元気に声を上げている。
終始、それらの応援に励まされたレースでした。
共に走ったランナーの皆さん、お疲れさまでした!
ボランティアスタッフの皆さん、有難うございました!!