富士登山競走2023 ⑥ | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【富士登山競走レポ ~その他】

 

無事、今年も山頂フィニッシュできたわけですが、

来年度に向けて備忘録的に記しておきたいと思います。

 

 

まずは、設定タイムについて。

いろいろなHPを参考にして、私は完走目標通過タイムを次のように設定しました。

 

馬返し通過 1時間05分

五合目通過 2時間05分

八合目通過 3時間50分

フィニッシュ 4時間30分

 

それをもとに、昨年と今年の記録は次の通り。

 

【昨年】

馬返し通過 1時間04分01秒

五合目通過 2時間04分02秒

八合目通過 3時間40分42秒

フィニッシュ 4時間11分23秒

 

【今年】

馬返し通過 1時間01分24秒

五合目通過 1時間58分45秒

八合目通過 3時間34分16秒

フィニッシュ 4時間04分39秒

 

実際の記録と比較してみると、馬返しまでと五合目までは、ほぼ設定通りのタイム。

それに対し、八合目通過が両年とも設定より10分程早く通過できています。

 

設定では五合目~八合目区間を1時間50分の計画ですが、

私の場合は1時間36分ほどで登れています。

七合目~八合目の砂礫地帯は、本当に苦手意識が強いのですが、

こうやって見ると意外と登れている様子。

 

ならば八合目区間をもっとタイトにして、馬返しまでに余裕を持たせても大丈夫か??

と言うと、一概にはそう考えられない。

 

ロードはよほどのことが無い限り、タイムは安定します。

しかし、山岳区間は各種要因によって、大きくタイムが上下すると思います。

 

特に六合目以降の砂礫~岩場。

自分自身の体調に寄る高山病、捻挫などのケガ。

外的要因としては気温、登山道の状態、渋滞など。

 

それらのことを加味して、やはり五合目~八合目区間は、余裕を持った計画でいたいですね。

 

 

 

もし来年タイムを縮めるとしたら、馬返しまでのロードと、馬返し~五合目までの区間か。

昨年と今年を比較して、この区間だけで6分近くタイムを縮めています。

 

そのためには、上り坂のロードも駆け上がる筋力。

五合目~馬返しでは、息が上がった状態でも動き続ける心肺。

 

勿論、それらの力は五合目以降の山岳区間でも生かされる。

 

結局は地脚の力が求められるということでしょう。

「登山競走」と言うことで山登りが重視されがちですが

それよりも普段から心拍を上げた状態で動き続けられるトレーニングが大切だと、改めて認識させられました。

要は、マラソントレーニングをしっかり積むこと。

何事も基本が大事と言うことですね。

 

ただ記録についてはPBなどを求めず、とにかく4時間30分で登り切ることのみを考えて精進したいと思います。

 

 

 

 

装備について。

昨年今年と、ザックを背負って走りました。


荷物は、

ソフトフラスクに水500ml

マグオン4個

レインウェア上だけ

スマホ

小銭


これだけの荷に、ザックはやや大袈裟かとの思いもあります。

周りのランナーを観察してみると、ザック持ちは少数派っぽい。

ザックの利点としては、ポーチよりは腰回りが身軽になって走りやすい。

なるべく身軽に走りたい気持ちは、常にあります。


荷を減らすなら、500mlのフラスク?

水分は給水所で十分賄えそう。

でも、いつでも水分補給できる安心感は、捨て難い。

特に、五〜八合目区間。

ただ、山では何があるか分からないので、これで良いのかもしれません。


いずれにしても、10Lのザックは大き過ぎる。

ショートトレイル用の、小さいザックが欲しい。

tr-ZEROとか…?(また、お金が〜汗


皆さんは、ザック派?ポーチ派?もしくは、手ぶら派?

悩ましいところです(汗






シューズについて。

やはり、私にはロード用がベターです。

富士登山競走は、全行程の四分の三は山岳区間なのですが、

その山岳区間で渋滞に巻き込まれないように、始めのロードを、目一杯飛ばしたい。


何処に重点を置くかで、考えの分かれる部分ですね。


さて、新品シューズを投入しましたが、レース後どのようになったかと言うと…


before



after



before


after


アッパーは、火山灰で元の色が分からないくらい真っ黒に。


ピカピカだったソールは砂礫で削られ、見るも無残な姿に(泣

特に柔らかいミッドソールがボロボロ。


頑丈さが売りのコンチネンタルラバーが、一部割れていました(驚

富士山、恐るべし。


もっとも、このシューズはこれで廃棄かと言うと、勿論そんな事は無く、

日々のジョグシューズとして第二の人生を歩んでもらいます。

あ、あと来年の試走も(笑


見た目に反し、ライトストライクのクッションは十分生きています。

ちなみに、昨年富士登山競走で履いたシューズも、まだ現役です。




などなど、色々な事を考えつつ、すでに来年もエントリーの方向になっていますが(笑

あんなに、キツイ思いをしたハズなのに…。


来年も多くのランナーが、山頂を笑顔でフィニッシュできる事を願っています。

それまで、お互いに頑張りましょう!

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