【富士登山競走レポ ~その他】
無事、今年も山頂フィニッシュできたわけですが、
来年度に向けて備忘録的に記しておきたいと思います。
まずは、設定タイムについて。
いろいろなHPを参考にして、私は完走目標通過タイムを次のように設定しました。
馬返し通過 1時間05分
五合目通過 2時間05分
八合目通過 3時間50分
フィニッシュ 4時間30分
それをもとに、昨年と今年の記録は次の通り。
【昨年】
馬返し通過 1時間04分01秒
五合目通過 2時間04分02秒
八合目通過 3時間40分42秒
フィニッシュ 4時間11分23秒
【今年】
馬返し通過 1時間01分24秒
五合目通過 1時間58分45秒
八合目通過 3時間34分16秒
フィニッシュ 4時間04分39秒
実際の記録と比較してみると、馬返しまでと五合目までは、ほぼ設定通りのタイム。
それに対し、八合目通過が両年とも設定より10分程早く通過できています。
設定では五合目~八合目区間を1時間50分の計画ですが、
私の場合は1時間36分ほどで登れています。
七合目~八合目の砂礫地帯は、本当に苦手意識が強いのですが、
こうやって見ると意外と登れている様子。
ならば八合目区間をもっとタイトにして、馬返しまでに余裕を持たせても大丈夫か??
と言うと、一概にはそう考えられない。
ロードはよほどのことが無い限り、タイムは安定します。
しかし、山岳区間は各種要因によって、大きくタイムが上下すると思います。
特に六合目以降の砂礫~岩場。
自分自身の体調に寄る高山病、捻挫などのケガ。
外的要因としては気温、登山道の状態、渋滞など。
それらのことを加味して、やはり五合目~八合目区間は、余裕を持った計画でいたいですね。
もし来年タイムを縮めるとしたら、馬返しまでのロードと、馬返し~五合目までの区間か。
昨年と今年を比較して、この区間だけで6分近くタイムを縮めています。
そのためには、上り坂のロードも駆け上がる筋力。
五合目~馬返しでは、息が上がった状態でも動き続ける心肺。
勿論、それらの力は五合目以降の山岳区間でも生かされる。
結局は地脚の力が求められるということでしょう。
「登山競走」と言うことで山登りが重視されがちですが
それよりも普段から心拍を上げた状態で動き続けられるトレーニングが大切だと、改めて認識させられました。
要は、マラソントレーニングをしっかり積むこと。
何事も基本が大事と言うことですね。
ただ記録についてはPBなどを求めず、とにかく4時間30分で登り切ることのみを考えて精進したいと思います。
装備について。
昨年今年と、ザックを背負って走りました。
荷物は、
ソフトフラスクに水500ml
マグオン4個
レインウェア上だけ
スマホ
小銭
これだけの荷に、ザックはやや大袈裟かとの思いもあります。
周りのランナーを観察してみると、ザック持ちは少数派っぽい。
ザックの利点としては、ポーチよりは腰回りが身軽になって走りやすい。
なるべく身軽に走りたい気持ちは、常にあります。
荷を減らすなら、500mlのフラスク?
水分は給水所で十分賄えそう。
でも、いつでも水分補給できる安心感は、捨て難い。
特に、五〜八合目区間。
ただ、山では何があるか分からないので、これで良いのかもしれません。
いずれにしても、10Lのザックは大き過ぎる。
ショートトレイル用の、小さいザックが欲しい。
tr-ZEROとか…?(また、お金が〜汗
皆さんは、ザック派?ポーチ派?もしくは、手ぶら派?
悩ましいところです(汗
シューズについて。
やはり、私にはロード用がベターです。
富士登山競走は、全行程の四分の三は山岳区間なのですが、
その山岳区間で渋滞に巻き込まれないように、始めのロードを、目一杯飛ばしたい。
何処に重点を置くかで、考えの分かれる部分ですね。
さて、新品シューズを投入しましたが、レース後どのようになったかと言うと…
before
after
before
after
アッパーは、火山灰で元の色が分からないくらい真っ黒に。
ピカピカだったソールは砂礫で削られ、見るも無残な姿に(泣
特に柔らかいミッドソールがボロボロ。
頑丈さが売りのコンチネンタルラバーが、一部割れていました(驚
富士山、恐るべし。
もっとも、このシューズはこれで廃棄かと言うと、勿論そんな事は無く、
日々のジョグシューズとして第二の人生を歩んでもらいます。
あ、あと来年の試走も(笑
見た目に反し、ライトストライクのクッションは十分生きています。
ちなみに、昨年富士登山競走で履いたシューズも、まだ現役です。
などなど、色々な事を考えつつ、すでに来年もエントリーの方向になっていますが(笑
あんなに、キツイ思いをしたハズなのに…。
来年も多くのランナーが、山頂を笑顔でフィニッシュできる事を願っています。
それまで、お互いに頑張りましょう!
にほんブログ村